阿部利彦(@zubattored)さんの人気ツイート(古い順)

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以前、通常学級に在籍している書字障害のお子さんにiPadを使ってもらえるよう、特別支援学校と連携して計画を進めていた。通常の担任が突然「この子だけこんなの使えるなんて卑怯じゃありませんか!」と言うので「使わせない方がアンフェアだと思います」と思わず言ってしまったことがある。
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合理的配慮や個別支援に対して「これは卑怯」という言葉を使う先生に今も時々出会う。
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先生だって卑怯だと思っているのだとしたら、周りの子が「あの子だけずるい」「ひいき」と言い出すのも自然な流れなのかな、と。
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「先生、トイレ」と焦って言う子に「先生はトイレじゃありません」と言ってやった!みたいな人、全然よい対応だと思わない。面白くもない。
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授業中、先生方が水分補給している場面を見た記憶がない。(私はない)明日から授業再開のところもあるようだから、子どもたちも、先生方も授業中水分補給できるように、教委や管理職にはお願いしたい。しつこいけどトイレも必要な時行けるように。「我慢すると忍耐力がつく」と言っている場合ではない。
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この前小学校行ったら「この子は海外生活が長かったから英語ばっかりしゃべるんです。早く英語が抜けるといいですよね」と先生。その子、すごくきれいな発音なので「むしろ、クラスでこの子から英語習う時間とかどうですか?素敵だと思いますよ」と言ったら「ええっ?」と先生すごく不満そうだった。
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国際コミュニケーションというような授業があって、その子がすごく楽しそうだったら「この授業だけ妙にテンション上がっちゃうんですよ、この子は」とか言うから、今度はこっちが「ええっ?」ですよ。
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うーん。「英語しゃべれるからと言って小学生に英語が教えられるわけない」って。そういう発想になっちゃうのか。
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昔、数字の3にこだわりのある方の就労支援を担当した。その方は通勤の際にどうしても電車の3号車にしか乗ろうとしない。もしも3号車に乗れないとなるとパニックになった。こちらも必死に考えて、6と9にもこだわってもらえるように工夫したら、かなり通勤がスムーズになった。
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こだわれるものを増やすと、こだわりが少し緩和されることがある。
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発達障害のお孫さんのために入学され、ついに卒論まで書き上げた学部生さんに「論文書くの大変だったと思うけど、もしよかったら大学院でも学び続けて下さい」と言ったら「うかがいます!」と力強く即答してくれて嬉しかった。
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授業での話し合い場面を見ていると勉強になる。基本は声のデカイ子の意見が通る。自分の意見が通らないと怒り出す子もいて、だんだん周りがおれるようになる場合も。グループ内にクラスの人気者がいて、その子のファンが多いと、当然人気者の意見が勝つ。高学年になるといつも正解する子の意見も強い。
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これ、結局、どの意見かを検討し合っているのではなくて、誰の意見か、なんだよね。先生方気づいているといいなあ、と。
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私立小学校で「下敷きを使うのを忘れたら授業中でも廊下に立たされる」「教科書を事前にロッカーから持ってくるのを忘れた場合教科書を見てはいけない」等のルールがある、とそこの支援員さんから聞き、驚いた。支援員さんも「先生の指示に従えないと授業を受けさせてもらえない。これでいいのか」と。
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校長先生方が新任の先生に対して「あれもできない、これもできない、だからきちんと指導して、自信をつけてあげたい」と言うんだけれども「新任なのに、ああいうこともできる、こういうこともできる」とまず校長先生が見方を変えたら、新任の先生に自信つけてあげられるんじゃないかな。
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なんと、あの魔法のザラザラ下じきを「できるびより」さんからお送りいただきました。早速試し書きをさせてもらいましたが、子どもの頃、つるつるした下じきが苦手だった私にとっては本当に書きやすいです。
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あるお子さんの言葉を思い出す。「何度言ったら分かるの!って言うけれど、何度も分からないことを言わないで下さい」
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何度もつぶやいていますが、発達障害のある子への配慮について「ずるい、ひいき」と言ってくる子どもが知りたいことは「なぜあの子にはこの支援が必要なのか」ではなくて「じゃあ自分には何をしてくれるのか」ということなんですね。
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「なぜあの子に支援が必要なのか」の説明を聞く時間を「なんでまたあの子のために時間を使っているの?なんでまたつきあわされるの?」と思う子も残念ながらいます。
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「ずるい」に込められた思いも一人一人ちがいます。そこを理解し、対応していくことが、発達障害のお子さんへの配慮を充実させることにつながります。もちろん「ずるい、ひいき」という言葉を封じ込めるだけの指導は避けるべきです。そして「ずるい」という子の出現をおそれないことも大切だと思います
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この問題は、もちろん担任の先生の負担も大きいので、外部との連携も含めチームで対応していく必要があると思っています。
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なぜ連携が必要かというと、担任の力不足ということではなくて。高学年以降にもなると、子どもたちは「ずるい」とまでは口にしても、それ以上のことを、本音を担任に語れるか、というと、それは関係上なかなかに難しい話なんだろうな、と感じてきたからです。まあ、いろんなケースはあると思います。
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学校行事がすべて不要とは思わないのだけれど、外部の人間にとっては、時々、子どもたちを感動させたいのか、子どもたちを使って誰かを感動させたいのか、分からない場面がある。子どもたちは、意図的に「誰かを感動させるため」に学校に通わされているわけではないと思う時もある。
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通級を退職校長の居場所づくりに利用しないで欲しい。
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通常学級でのある先生の授業を見学して。発達障害の子どもたちにも分かりやすい授業というのは、先生方の多くがイメージする「内容を簡単にする」ということではなく、一例として、場面場面でどこ(あるいは何に、誰に)にどのように注意を向ければよいか、が明確になっている授業なのだな、と感じた。