阿部利彦(@zubattored)さんの人気ツイート(古い順)

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これまでに別々の保護者から聞いた話。お子さんが学校で他の子にたびたび怪我させてしまう。(理由はもちろんある)親としていろいろ関わりを工夫したが改善しない。この子に手をかけようか、一緒に死のうかと考えるまでに。で相談機関では「この子はそんなに大変な子ではないですよ」と言われた、と。
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発達障害のお子さんの中には、勉強が出来ないのではなく、教科や内容に関して勉強のやり方を知らない場合がある。それで苦手と思い込んでいる。しかし自分に合った学習方法、効率的な学習方法を学ぶことで、出来るようになる子もいる。支援者と共に「自分に合った学び方を学ぶ」機会を持つことは大事だ
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日本の特別支援教育は「人」のみに支えられていると思う。困り感のある子どもに気づける人、支援の必要性を感じている人、支援できる人。もちろんそういう人を支えるシステムはない。そしてそういう人が異動する、退職する、とその学校の、あるいはその地域の支援は消失する。次の人が現れるまで。
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発達障害のある若い人たちのお話を聞く機会がたびたびあるのだけれど、お話の中に理解者・支援者としてお母さんはよく出てくるが、お父さんが出てくることはほとんどないよね。
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発達性ディスレクシアの専門家といえば宇野彰先生。先生によると、ひらがなの習得が出来ないと、カタカナ、漢字の習得はかなり難しいとのこと。ただし、就学後に適切な教え方をすることが重要で、年長さんの時に焦ってひらがなの特訓などを無理にしないように、とも。早ければいいわけではないとのこと
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ある生徒さんから①授業で分からなかったことや疑問点をどのように質問・相談したらいいか分からない、②人に質問したり、相談するタイミングが分からない、こういうのは何かマニュアルにしてもらえるのでしょうか、という内容のご相談。すごく重要なテーマ。
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星槎大学大学院 無料セミナー(ZOOM)/発達障害の子どもたちから教わったチェンジスキル /2021年6月13日(日)17:30〜18:30/子どもに身につけさせるスキルではなく、大人が身につけるとよいチョッとした「応援スキル」をご紹介します。gred.seisa.ac.jp/joutz1mx3-968/…
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ある特別支援学級で「ご褒美シールを導入したがうまくいかない」と先生。課題ができたら、シール1枚。ただし、うまく出来なかったり、時間内に出来ないと子どもからシール2枚没収。私には全く思いつかないやり方。
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前の巡回担当者(心理の人らしい)から自閉症の診断が出ている味覚過敏のお子さんに対し「苦手な食べ物は押さえつけてでも食べさせなさい」と園へのアドバイスが。「虐待っぽくみえるけど少し食べられるものが増えた。あの先生のアドバイスは正しかった」と園の先生方が変に自信持ってしまってな。ふぃー
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いじめる側はどうやったら相手が傷つくかをよく知っている。ある意味、人の心がよく分かっている。人の心が分かるからといって繊細な心や響く心の持ち主とは限らない、ってところが厄介なんだよね。
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希望研修に参加された先生が「通常の学級における支援の必要性を周りの先生に伝えても、社会に出たら支援などないから学校でもしない。それが子どもたちの将来ためだ、と理解してもらえない」と書いていた。支援が必要だと思っているその先生がまず地域にいらっしゃるだけで本当にありがたいと思う。
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先月「合理的配慮は特別支援学校や特別支援学級の話だろう」ってある校長先生に言われてがっくりしてたんだ。
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園の先生「子どもと言語指示だけで関わってきました。言葉数を増やせば分かってくれると思ったけど言葉数が増えれば増えるほど子どもたちは混乱することが。構造化や視覚化をすれば言葉少なでも子どもたちは分かってくれるんですね」私「そうです。目指すはノッポさんですね」先生「それ誰ですか?」
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「問題行動を消そうとするのではなく、より適切な行動を増やすことによって問題行動も起こりにくくなる」ということについて、学校現場ではなかなかご理解いただけないことがあるので、納得して実践していただけて「確かにそのようなプラスの変化が起きた」という報告があると本当に嬉しいですね。
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「今年だから、ということではなく、夏休み期間中、家で何も特別なことはなく過ごしている子はいるので、2学期スタート時に夏休みの思い出をクラスで語らせたり、書かせたりしないようにしている。子どもたちがゆったり安心できる学級開きを心がけてたい」とある先生がおっしゃっていた。
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本日は発達障害のある人の就労支援に関する会議に出席。雇用する側としては、業務に関しての処理速度の弱さが課題になることが多いとのこと。
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就労支援(一般就労)を長く担当している専門家の方から聞いて「なるほど」と思ったのは「発達障害の人の中には過集中タイプがいて、短い時間では同僚よりもむしろ仕事がこなせる。しかし、ある時間を過ぎると集中力が急激に落ちる。結局1日の仕事量としては同僚より少なくなってしまう」ということ。
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発達障害の人に対して「子どもに対するように話しかける人が時々職場にいる」という。「その人はやさしく接しているつもりだけど、そういうやさしさじゃなくてですね」という話になった。
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様々な感覚過敏のある子が突然他の子どもに押され、それから押した子を極端に避けるように。「そんなに強く押してないのに」「押した子もいじわるな子ではないですし」と先生が言うので「分かりますが、感覚過敏の子には相当ショックだったのでしょう。我々が想像できないくらいに」とお伝えした。
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こういう場面で「このくらいのことで」「相手も悪気があったわけではない」「気にしすぎなんじゃないか」「我慢できるように」という意見をたびたび聞く。「感覚過敏のある子どもの立場に立ってみる、というのも難しいことなのだな」と思うことは多い。
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繊細な人に「気にするな。もっと図太くなれ」ってアドバイスをよく聞くけど、鈍い人に「もっと繊細になれ!」って言ったら出来るようになるんかな。
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通常の学級を担任できないからと特別支援学級の担当にまわされる先生。うまくいくケースも確かにゼロではないけれど、そうでないケースが多数。何十年もずっとこのパターンが各地で続くのはなぜか。どうしたらそのような配置をしなくなるのか。
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お子さん本人の困っていることと、先生が支援したいこと、保護者が心配していることがずれていることはある。かなり前だが、先生は対人関係の支援(SST的な)が必要と思い、保護者の方は給食時の配慮を望んでいた。お子さんに聞くと「授業が分からないのでそれが一番辛い」と教えてくれた。
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ポンズ、ジェームズポンズ
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分かりにくい授業はそのままにしておいて、集中して聞く訓練とか、我慢して姿勢よく座っている訓練とか、子どもの側だけ変えようとする考え方はかなり根強い。