これはやばいな……。立脚点から歪んだ時代遅れの考えで出発してるから、いくら新しい時代の話をしてても、“天動説を唱える者たちの最新物理学”みたいな奇妙なものになってしまっている。 twitter.com/cha_na_maru/st…
行政のコロナ対策の意図が不明過ぎて、もはや「庶民が苦しんだり我慢すれば願いがかなう」みたいなオカルトになってるように思う。
この“正しさへの懐疑”がどうして支持されるのかというと、社会問題の悪化に加担してたり、何もしていない自分が、一瞬で救われてしまう気持ちよさがあるからなんだと思う。
このように「正しさ」を疑問視して「悪辣さ」を見逃してるのが、いまの日本の状況なんだと思う。「何が正しいのか」を考える以前に、「正しくあろうね」というコンセンサス自体が崩壊してきている。 twitter.com/matsuzakichika…
『Fukushima 50』にしろ『ミッドナイトスワン』にしろ、昨年に政治的な意味だったり差別的な意味で疑問が呈されていたことは周知の事実だったはず。わざわざ賞をあげてまで称えることは、日本という国がどういう場所であるのかを物語ってしまうと思う。映画がその象徴になってしまうことは残念なこと。
『Fukushima 50』の原作者は、大統領選デマを広めてたり、リコール問題で内部に潜り込んだスパイによる犯行説を唱えてたり、はすみとしこ氏の描いた人権を蹂躙する醜悪なイラストを披露した番組で、一緒になって笑ってた人物だということは、多くの人が知っておいた方がいいと思う。
「復興のために経済を回せ」とか言う人たちがいたけど、それが末端の被災者の助けになるはずもなく。長く仮設住宅で生活してる困窮者が身近にいるなかで、五輪招致が決まって、資材が関連施設に回されたり、選手村を作るというのは暴力としか思えず、そのとき国民に反対してほしかったと、今も思う。
東日本大震災では、自分も東北で被災者となってリアルに命の危険が迫っていたから、震災で命をなくしたり困窮した人たちの境遇が感動話などに回収・利用されるのが全然ピンとこないし、腹立たしくさえある。むしろ、きれいごとを言いながら、結局社会福祉を軽視する政治を国民が選んだことに絶望した。
実家に帰ったら親が陰謀論者になってたとか、彼氏が人種差別するようになったとか、こういう深刻な社会問題を映画やドラマで描かないというのは文化的な敗北だと思う。これを避けて、いまの日本を映し出したといえるのか。
このくらいの風刺表現をしただけで、室山まゆみ先生のツイートにぶつけられる罵詈雑言の嵐。これこそ表現の自由を集団で潰そうとする行為じゃないのか。 twitter.com/asarichan927/s…
つるの剛士氏、どんどんレイシストかつヘイターになってきてるのも恐いけれど、同時に日本社会のなかで彼がそれでも地位を失っていないというのが、さらに恐ろしい。
生活困窮者をも対象にする消費税を増税したのに、生活保護費を減らすの?? this.kiji.is/67382696160187…
国民に対するDVのような発言。なんでこんなこと言うのか不思議なんだけど、考えてみたら、いまやご機嫌をとる方向が既得権益層や経団連ということで、一般庶民に媚びる意義すらもう感じてないということなのかと。 twitter.com/akasannom/stat…
石垣議員は、私が学生の頃に地元の学習塾で勉強を教えてくれてた先生。絶対に怒らないし、私の趣味の映画の雑談とかに付き合ってくれたりする、優しくて温厚な性格。権力者に対して舌鋒鋭いのは、弱者の側に立つ優しさからきてるというのも分かる。ネットのおかしな中傷で、それが揺らぐことはない。
石垣議員の病気についての発言は確かに軽率だし本人も謝っているわけだけど、麻生大臣によるこの種の暴言が問題にならないのが非常に疑問。言葉の発信が命取りになるアメリカで、トランプ大統領がどれだけ差別的な発言をしても失脚しない奇妙さに似ていると思う。
芸人が面白おかしく批判されて、「人格攻撃だ」と怒っているようだけど、そうやってイジって笑いものにするというのが、これまで日本の芸人たちが醸成してきた“お笑い”そのものなんじゃないのか。
私も東日本大震災のとき外国の窃盗団が入り込んでるというデマを直接耳で聞いたし、熊本地震のときには在日外国人が機に乗じ犯罪を行ってるというデマを信じた他県の人物が「車でしばきに行ってくる」とSNSに書き込んで「やったれ!」と盛り上がってるところも見てるので、実際に冗談にならない話だ。
三浦瑠麗氏のスリーパーセル発言が許されないのは、関東大震災のときに日本で起きた、根拠のない差別的なデマによる市民の虐殺行為を再び扇動する内容だから。この深刻さを社会で共有できていないのは本当にまずい。
モーリシャスでの事故で、そういえば環境相はどこに行った?と思ってたら、こんなとこにいた。 twitter.com/47newsflash/st…
『グリーン・ライ』というドキュメンタリー映画で、メキシコ湾岸の原油流出事故のその後を追ってるんだけど、企業は“石油分散剤”なるものを海に撒いたという。これは有毒であるうえに、油を除去せず沈めて見えにくくするだけのものだった。日本企業がどういう措置をとるか見ておかなければ。 twitter.com/reutersjapan/s…
実際の戦争体験者の本を読むと、特攻に行かされるパイロットたちは、泣いて拒否するのを酒飲まされてなだめられたりとか、逃げられないように複数で押さえつけられて乗せられる地獄みたいな光景を見たという証言が記されていたりする。そういう本当のことを映画化すべきなのでは。
元特攻隊員「戦死を覚悟するぐらいなら、なぜ死ぬ気で戦争に反対しなかったのか」悔いと「伝える義務」 tokyo-np.co.jp/amp/article/47… 『永遠の0』と全然違うことを言っている。
「日本は表現の自由大国」などと言ってる人たちがいるみたいだけど、正確に言うと「強者にあまりものがいえない空気のなかで、弱者やマイノリティに対する侮蔑的表現が見過ごされている傾向がある国」ということだと思う。
検査前にイソジンでうがいをすると、たしかに一時的に結果が陰性に判定されやすくなるんだろうけど、本来陽性の人が陰性になることには社会的な不利益しかないと思う。これが、“大阪モデル”が崩壊していることを隠蔽するために市民を危険にさらす政治家の思いつきなのだとしたら、犯罪的だと思う。
優生思想を批判されると、「議論することもいけないのか」「思考実験としてはいい」みたいなことを言う人がいるけど、その思想が歴史の中で実際に悲劇を生み出してるから、みんな怒ってるわけでしょ。なんでこんなに無知なのに強気なんだ。