百年前新聞(@100nen_)さんの人気ツイート(リツイート順)

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速報◆5日、「ニューヨーク・タイムズ」が、禁酒法に反して酒類が大量にアメリカ国内に流入していることを報じる。酒の輸送手段が巧妙化している。 =百年前新聞社 (1922/04/05) 関連記事: twitter.com/100nen_/status…
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速報◆20日、大本教の神殿の取り壊しがはじまる。今月5日の裁判第一審で、神殿が伊勢神宮に似ているため不敬罪が適用される判決。これを受けて内務省が破壊を命令した。 =百年前新聞社 (1921/10/20) ▼大本教神殿の破壊の様子
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【社主のニュース解説】《国際》 小瓶に酒を入れて持ち歩き、人目を盗んで飲むのは、アメリカではもはや当たり前の風景です。禁酒法取締官が男性であることをいいことに、女性が酒を隠す場所はスカートの中というのが定番になりました。 ▼スカートの中に酒のボトルを隠す女性
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速報◆3日、フランス訪問中の皇太子・裕仁(ひろひと)親王(20)が、大使館の昼食のとき、かねてから興味があったエスカルゴを5, 6個、続けざまに食べる。しかし、それ以上は侍医に止められて、やめる。 =百年前新聞社 (1921/06/03)
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文化◆9日、米アンダーウッド・タイプライター社のバーナム・スティックニー(58)が、カナキー配列の特許を出願する。日本の山下芳太郎(51)と議論を重ねて決めた配列で、30キーと42キーの2種類=図=。山下はすでにアメリカを離れており、スティックニー単独名義となる。 =百年前新聞社 (1923/02/09)
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速報◆18日、インドの独立運動家、ガンディー(52)が、民衆を煽動した罪で禁錮6年の判決を受ける。逮捕からわずか8日後の判決であり、「非暴力・不服従」運動は中止される。 =百年前新聞社 (1922/03/18) ▼裁判の様子
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速報◆26日、ロシア・ソヴィエト政権のレーニンが、脳梗塞の発作を起こして倒れる。麻痺でうまく話ができないため、モスクワ郊外に移住し、なかば引退。今後、レーニンへの面会は、共産党書記長のスターリンが仲介しておこなう。 =百年前新聞社 (1922/05/26) 関連記事: twitter.com/100nen_/status…
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【社主のニュース解説】《国際》 アメリカの禁酒法が、施行から2年以上を経て、もはや完全な“ザル法”であることが明らかになってきています。取締官の少なさから違反への対処が追いついておらず、市民らはいかに取り締まりの目をかいくぐるか、多様な方法を編み出しています。 ▼本に見せかけた酒瓶
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速報◆26日、来日中のイギリスの哲学者、バートランド・ラッセル(49)が、東京の帝国ホテルで、大杉栄、与謝野晶子、和辻哲郎、堺利彦などの思想家・文学者らと会談する。 =百年前新聞社 (1921/07/26) ▼会談をおこなったラッセル氏(左)と与謝野晶子女史(右)
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文化◆7日、読売新聞で、記者・北沢秀一(ひでいち)(38)の連載記事『滞英雑記』が掲載される(14日まで)。最近よく見られるようになった、伝統にしばられない生き生きとした女性を「モダンガール」と初めて命名する。 =百年前新聞社 (1923/01/07) ▼北沢秀一(写真左下)とモダンガール
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文化◆5日、佐賀県の青年、下村兼史(けんじ)(18)が、木に止まるカワセミを撮影する。日本ではじめての野鳥の生態写真となる。 =百年前新聞社 (1922/01/05) ▼下村兼史が撮影したカワセミ(シャッター速度5分の1秒)
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速報◆1日、ドイツで過去最高額となる500万マルク紙幣が発行される。 =百年前新聞社 (1923/06/01) ▼500万マルク紙幣
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科学◆1日、スイスの精神医学者、ヘルマン・ロールシャッハ(37)が、『精神診断学』を出版。被験者がインクのしみを見て想像したことで精神分析をする「ロールシャッハ・テスト」を提唱する。付録に10枚1組のインクのしみのカードがつけられる。 =百年前新聞社 (1921/07/01) ▼付録カードの1枚
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速報◆19日、ロシア・ソヴィエト政権のレーニン首相(51)が、共産党執行委員会に手紙を送る。南ロシアの大飢饉について、「何百という死体が転がる今こそ、教会財産を押さえ、数億ルーブルを手に入れる唯一の機会である」と主張。飢饉への対策ではなく、利用を指示する。 =百年前新聞社 (1922/03/19)
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速報◆31日、イタリアで、ムッソリーニ内閣の教育省が、公立学校では国旗に向かって「ローマ式敬礼」をおこなうことを義務づける。右手をまっすぐ伸ばし、指をそろえて手を下に向ける。 =百年前新聞社 (1923/01/31) ▼ローマで開かれたパーティで、新しい敬礼の方法を楽しんでおこなう出席者
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緊急速報◆本日ドイツ・ルール地方上空に、フランス軍の航空機を確認。ヨーロッパ屈指の工業地帯。フランス軍による侵攻準備か。 =百年前新聞社 (1923/01/05)
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速報◆27日、ドイツのアドルフ・ヒトラーが、ミュンヘンで、第1回党大会を開催する。6000人の党員が出席する。 =百年前新聞社 (1923/01/27)
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速報◆3日、衆議院で、山県有朋の国葬のため8万円の予算追加案が可決。南鼎三議員(40)は、人が死んだら生前の罪は帳消しになって美化されることになっているが、それは中国の思想の影響だと指摘。山県の選挙干渉や藩閥政治の事例を挙げて反対する。議会は一時紛糾。 =百年前新聞社 (1922/02/03)
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訃報◆13日、イギリスの画家、ジョン・ウィリアム・ゴッドワード、自殺。61歳(誕生:1861/8/9)。鮮やかな色彩で、古典時代の女性を描く。「世界は自分とピカソのためには小さすぎる」と残して、命を絶った。 =百年前新聞社 (1922/12/13) ▼代表作『ドルチェ・ファー・ニエンテ(何もしない喜び)』
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【号外】午前9時、皇太子・裕仁(ひろひと)親王殿下(20)、ご帰朝。半年間のヨーロッパご外遊を経て、横浜港へご到着。 =百年前新聞社 (1921/09/03) ▼御召艦「香取」からご退艦前の皇太子殿下(中央)
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文化◆4日、中国の魯迅(ろ・じん)が、『阿Q正伝』の新聞連載を始める。白話(口語体)の小説で、「文学革命」の傑作。本当の名前もわからない無知な農民「阿Q」を主人公に、中国の国民性を描き出す。 =百年前新聞社 (1921/12/04)
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速報◆18日、ドイツのプロイセン州で、国民社会主義ドイツ労働者党が違法として、禁止される。ドイツ国内で不景気とインフレがが進む中、右翼の支持を集め、党勢が拡大している。 =百年前新聞社 (1922/11/18) 関連記事: twitter.com/100nen_/status…
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訃報◆16日、フランスの偉大な作曲家、カミーユ・サン・サーンス、没。86歳(誕生:1835/10/9)。幼いときから天才ぶりを発揮し、「モーツァルトの再来」と謳われた。アルジェリアを旅行中、心臓発作で病死した。代表曲、組曲『動物の謝肉祭』など。 =百年前新聞社 (1921/12/16) ▼サン・サーンス
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速報◆22日、インドの独立運動家、ガンディーが、スーツを捨て、インドの伝統的な腰布を身につける。インドの貧民と同じ服装をすることで、一体感の象徴とする。今後一生、この服装を続けることを胸に誓う。 =百年前新聞社 (1921/09/22) ▼ガンディーの服装の変化(左:1917年 右:1921年今日)
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文化◆29日、ハリウッドのトップスター、早川雪洲(はやかわ・せっしゅう)(26)=写真=が、横浜に到着。日本に帰国する。日本が生んだスターとして、熱烈な歓迎を受ける一方で、右翼からは「国賊」として罵声を浴びせられる。 =百年前新聞社 (1922/06/29)