百年前新聞(@100nen_)さんの人気ツイート(古い順)

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文化◆今月、福岡女学校が、初のツーピース型のセーラー服=写真=を制服に採用する。動きやすいプリーツスカートで、制帽はベレー帽。洋館校舎とセーラー服を見るために弁当を持った見物人が来るほど評判になる。名古屋の金城女学校に続き、セーラー服が広がりつつある。 =百年前新聞社 (1921/12/31)
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【今年の重大ニュース】《年末特集》 〈第8位〉10/16 梶井基次郎、女を知る 3615pt 第三高等学校の学生、梶井基次郎氏(20)が泥酔した勢いで初体験をしました。翌日遊郭で目を覚ますと「俺は堕落した」と虚無に襲われ、「女とは実につまらんものだ」と語ったようです。 twitter.com/100nen_/status…
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【今年の重大ニュース】《年末特集》 〈第6位〉7/29 ヒトラー党首就任 4882pt 最近ドイツで人気を高めているヒトラー氏が、国民社会主義ドイツ労働者党の党首になりました。党内では「指導者(フューラー)」と呼ばれ、得意の演説で支持者をさらに増やしています。 twitter.com/100nen_/status…
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【今年の重大ニュース】《年末特集》 〈第5位〉1/25 『R.U.R.』の初演 4891pt 「ロボット」と名付けられた機械が登場する独創的な発想の戯曲が、チェコで初演を迎えました。機械が人間の代わりの労働力となり、反乱を起こす、そんな恐ろしい未来を描きました。 twitter.com/100nen_/status…
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【今年の重大ニュース】《年末特集》 〈そのほかの重大ニュース〉 ・戦艦「加賀」進水 ・安田善次郎暗殺 ・大本事件 ・岸田劉生の麗子像 ・松下幸之助の二股ソケット発売 ・嘘発見器の発明 ・仏シャネルNo.5発表 ・英エベレスト遠征 ・露ネップ採用 ・独ウィトゲンシュタインの論理哲学論考
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【読者のみなさまへ】《新年のごあいさつ》 新年おめでとうございます。大正11年、戌年を迎えた今年もどうぞよろしくお願いいたします。 最近は印刷済みの市販年賀状も多く、カラフルなデザインのものも増えていますね。 特に流行のキューピー柄は、今年も人気が衰えていません。 ▼今年の年賀状各種
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速報◆1日、帝都東京に秘密防衛組織・帝国華撃団が結成される。花組団長はマリア・タチバナ(18)。表向きは「帝国歌劇団」として活動する。(#サクラ大戦 シリーズより) =百年前新聞社 (太正11/01/01)
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文化◆3日、アメリカの発明家、ハイラム・ファーランド(53)が、わずかに湾曲したスチールメジャーを発明し、特許を取得。金属の弾力性を利用することで、曲げやすく、固定もしやすい。ストッパーを外すと巻き取られる。 =百年前新聞社 (1922/01/03) ▼金属製の「ファーランド・ラピッド・ルール」
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訃報◆3日、ドイツの通称、“ケーペニックの大尉”ヴィルヘルム・フォークト=写真=、没。72歳(誕生:1849/2/13)。古着屋で軍服を買い、本物の兵士らを騙して部下にし、市庁舎を堂々と訪問し、市長を逮捕して、金品を“押収”した。釈放後は人気者になり、劇も上演された。 =百年前新聞社 (1922/01/03)
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文化◆5日、佐賀県の青年、下村兼史(けんじ)(18)が、木に止まるカワセミを撮影する。日本ではじめての野鳥の生態写真となる。 =百年前新聞社 (1922/01/05) ▼下村兼史が撮影したカワセミ(シャッター速度5分の1秒)
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速報◆6日、福岡の女性、太田カ子(おおた・かね)(19)が、初対面のいとこ、田中英男(20)と結婚する。100年後に119歳になる予定。 =百年前新聞社 (1922/01/06)
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【号外】巨星墜つ! 10日午前4時38分、元勲・大隈重信=写真=、没。85歳(誕生:1838/3/11)。自由民権運動の旗手として民主主義を推し進めた。首相として2度組閣。国民から慕われ、愛された。腹部のガンで病死。 =百年前新聞社 (1922/01/10)
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【社主のニュース解説】《訃報》 その後、外務大臣として政界に復帰しましたが、そこで不運にも国粋主義者の襲撃を受けてしまいました。不平等条約の改正交渉を最中、玄洋社の来島恒喜容疑者が投げつけた爆弾により、大隈氏は右足を失ってしまいました。 ▼大隈重信氏が使用していた義足
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速報◆10日、詩人・萩原朔太郎(35)が、自転車の練習を再開する。昨年末には崖に激突して、二度と乗らないと思っていたが、前に貸自転車屋で借りたのは、ブレーキがついていない旧式のものだったことを知る。 =百年前新聞社 (1922/01/10) 関連記事: twitter.com/100nen_/status…
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文化◆15日、詩人・萩原朔太郎(35)が、自転車を自由に乗りこなせるようになる。「世の中にこれほど爽快なものはない」と感想を述べる。地図と磁石を持って隣の県まで行き、散策を楽しむ。途中、おしるこを食べ、帰ってくる。 =百年前新聞社 (1922/01/15) 関連記事: twitter.com/100nen_/status…
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【社主のニュース解説】《芸能》 昨年末から自転車の練習をしていた萩原朔太郎氏(35)が、自由自在に乗りこなせるようになりました。以前はブレーキがない旧式に乗ったため崖に激突してしまい、怪我を負う惨事になりましたが、新式に代わった今、自転車は萩原氏の足の代わりになりました。
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【社主のニュース解説】《芸能》 歩いて数時間かかるところをわずか1時間で走れて、しかも疲れ知らずと、萩原氏は自転車を絶賛。「天下あにかくのごとき爽快事あらんや」と、その楽しみを語りました。今日は、地図と自転車を持って隣の県まで遠乗りに出かけ、途中、おしるこを食べて休んだそうです。
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【社主のニュース解説】《芸能》 萩原氏は帰宅して、汽車で往復すれば50銭はかかるが、自転車で行ったからおしるこ2杯の8銭しか使わなかったと父親に語りました。すると父は、用もないのに無駄に8銭も使うとは小学生の算数もできないのかと大いに笑ったとのことです。なお、『月に吠える』絶賛発売中。
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速報◆16日午後1時45分、ダブリン城が、イギリスから正式にアイルランド自由国政府に引き渡される。700年以上にわたって、イギリスのアイルランド総督府が置かれていた。 =百年前新聞社 (1922/01/16) ▼式典の後、ダブリン城から出てくるアイルランドのコリンズ首相(Xマークの人物)
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速報◆17日、日比谷公園で、故・大隈重信の「国民葬」がおこなわれる。一般の市民から30万人が参列し、沿道にも100万人が並ぶ。棺を入れた輿をトラックに載せた、ほぼ初の「霊柩車」が使われ、見るものを驚かせる。 =百年前新聞社 (1922/01/17) ▼大隈重信元首相の出棺
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文化◆18日、版画家・川瀬巴水(はすい)(38)が、木版画『雪の増上寺』=図=を完成させる。 =百年前新聞社 (1922/01/18)
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経済◆19日、ドイツで、インフレの進行を受けて1万マルク紙幣が発行される。 =百年前新聞社 (1922/01/19)
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速報◆20日、アイヌの郵便配達員、吉良平治郎(きら・へいじろう)(35)が、暴風雪の中、遭難する。3日前に勤務を始めたばかりだが、同僚の制止を振り切り、「配達を待っている人がいる」と出発。17キロの郵便物を抱え、16キロ先の郵便支局に向かう途中、行方不明になる。 =百年前新聞社 (1922/01/20)
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文化◆24日、アメリカで、アイスクリーム「エスキモーパイ」が発売。特許技術のチョコレートコーティングをしたホイル包みのバニラアイス。現在、禁酒法により、多くのビール会社がアイスクリーム産業に参入している。 =百年前新聞社 (1922/01/24) ▼世界初のチョコがけアイス「エスキモーパイ」
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速報◆25日、アイヌの郵便配達員、吉良平治郎(きら・へいじろう)(35)の遺体が、遭難から5日、立ったままの姿で雪の中から発見される。命がけで守った郵便物はまったくの無事で、「滅私奉公の鑑」として全国から称賛が寄せられる。 =百年前新聞社 (1922/01/25) 関連記事: twitter.com/100nen_/status…