351
マイナーなら、毎日書いて数を増やせばいいのよ。
毎日、書いて、増やせば、良いのよ。
一年で多分300は増えるわよ。
私はそうした。
352
陸奥守
「ほな、元気での。そがあな暗い顔しんと、胸張って帰りゃえい。なぁんも心配はいらんき、大丈夫じゃ。」
門が閉まってから
「これでえい。主には、優しい世界が似合うちょる。これで、良かったんじゃ……!」
男泣き。
353
陸奥守
「で、おんしは誰じゃ。お望み通りこいつの鉛玉を食わせちゃろう。……主は儂の断りなしにわしの銃に触る無作法もんやないき。」
蜂須賀
「無礼者めが、恥を知れ。主は、俺の前で贋作を下げる事はしない。」
山姥切
「……主は熱い茶を好まない。あんた、誰だ。」
354
青峰大輝と今回の新刀剣男士、隣に並べたら多分もう分からないな。
355
こんな審神者になりたい。
①幼いながらに審神者
「おにさんみつけた!」
柔い声のあと、ふわりと優しい風が吹く。これはまだ幼い審神者の為に優しい刀剣男士達からの加護だ。良いものだけを見せたいという、加護。
「主、十秒目を閉じておいで。数えられるね?」
応えるは、歌仙の優しい声。
356
あと地味に、御手杵も何度か出るの失敗してたら良い。
「昨日のカレー美味かった!」→美味かったけど、本当はスパゲティが良かった
「馬当番嫌いだ!」→嫌いだけど、ちょっと楽しいと思ってる
で、悩んで
「……俺も、あんたの初期刀になってみたかった。」→本音
357
・南泉
運転はあまりしたがらないけど、させたら普通に上手い。でも車内で音楽かけるのは好きじゃない。
・長義
上手いけど速度は出す。煽りに対しては、もてあた精神<<<<<お前達の死が来たぞ。
・豊前
多分助手席に乗った時点でこいつが彼氏になるし降りる頃にはファンになっとる。
358
多分ラストでは、歴史を正して桜舞う中、別れを惜しんでツケマを気にしつつ泣くギャルに
「俺の名ははせぴじゃない!……が、まあ、今回ばかりはもういい。世話になった。」
って言って欲しいし、ギャルはギャルで
「え、待ってうちこっから一人で博多帰る感じ?」
って唐突に我に返って欲しい。
359
・歌仙
あまり運転には興味はない。ただし煽られた時の語彙力は凄いし、夜ならしれっと後ろからハイビーム食らわせるくらいのことはする。
・和泉守
上手い。意外と飛ばさない。真のカッコイイ男は同乗者を不安にさせない。バックの時は当然助手席に手をかける。
・陸奥守
制限速度は知ってる。
360
第4位、とても字が綺麗な同田貫
あのガサツで戦うことにしか興味無い男の提出した報告書は、物凄く綺麗な字で埋められていた。どうよ。どうよこれ。筆まめでもないし、率先して書くこともしないけど、ずば抜けて綺麗な字。たまらん。ほんとにたまらんよ。ちょいメモとか捨てずに取っとくよ私は。
361
全寮制金持ち学校に通うへし切長谷部が、忙しい日々から思わず逃げたくなって寮を抜け出した夜、地元の工業高校に通う日本号に出会って初めての『不良』を経験する話。
362
「まだかな。」
「気が早いよ。」
加州の声に、歌仙が笑う。だって、とむくれる加州は、しかし反論はせずにふんと息を吐いた。
彼らはずっと、この時を待ち続けたのだ。
一般的には良い事ではない、この時を。
「早く逢いたいな。」
加州の声に、桜が舞う。
人として正しく生き抜いた主に、誉を。
363
あっし、物をよく捨てるんですよ。部屋に物があるのが嫌なので。で、その時の判断基準が
【もし火事になって燃えちゃっても仕方ないと割り切れるか否か】
なんですよ。そしたらね、大抵の物はまじで仕方ないと割り切れます。楽器とかパソコンくらいです、本気で割り切れないの。
364
歌仙
「向こうに着いて落ち着いたら、季節を感じてみると良い。季節の変化は、きっと君に何かを与えてくれるはずだから。……では、息災で。」
門が閉まってから
「……聞いて欲しい歌が、まだたくさんあったんだけどね。」
暫く、門の前から動こうとしない。
365
twstデート
・エース
ショッピング行こうぜ、という気軽な誘いをしてくる。あまりそんな空気は出さないし、多分待ち合わせの時まではマブの空気でいてくれる。荷物を持つとかも、基本的にはしない。でも夕方頃に「……そろそろ手とか繋がね?」とか言うから心臓に気を付けてほしい。
366
9位、乱藤四郎
「お散歩行こう!って毎日明るく誘ってくれてたんだど、ダイエットへの導入だった。」「主さん、ムニムニしてて気持ちいい!ってお腹触ってくるようになったら警告は始まってる。」「乱と身長同じなワイ、定期的に乱からお揃い着たいと言われてダイエットに勤しむの巻。」
367
想像しよう……同じ正宗が来ると知って、日向が目をキラキラさせながら待っている姿を。
もし上手いこと顕現したら、本丸代表として挨拶をする審神者と初期刀の後ろに立って、初期刀の腰辺りからそっと覗き込んで来る姿を……。
可愛い。可愛いよ日向。
368
もしも私が死んだらば、
この本丸は好きになさい。
庭に生えたる四季の木も、
葉も実も花も好きになさい。
着物も服も建具さえ、
釘の一つも好きになさい。
けれど一振り、ただひとつ。
あの刀だけ、つれてゆく。
あの刀だけ、もってゆく。
369
第1位、御手杵
「あんたじゃ駄目だ。そう言われて八年、彼は相変わらず、あなたの槍のままです。」「穏やかに、でもハッキリと拒絶された。彼の忠誠は、きっともうこの世にはない。」「御手杵に御守りを持たせられない。先代からの破れた御守りを、今もずっと大切に持っているから。」
370
・歌仙兼定
あなたが人から笑われないように、作法を躾けてくれる。例え嫌われても、あなたが恥をかくよりマシだと思ってくれている。そして、季節の移ろう美しさを、誰よりあなたと共有したいと思ってくれている。雅なものを、美しいものを、あなたと共に見て、感じたいと思っている。
371
「そちらの審神者さんは、小さい子なんですねぇ。」
演練会場で突然声をかけてきたのは、毛利藤四郎だった。声を掛けられた加州は何事かと目を丸くした後、そう言えば粟田口には小さい子が好きな刀剣男士が居るんだっけ、と初期刀である乱の言葉を思い出す。
彼の審神者は、まだ六歳だった。
372
・燭台切
運転上手いし車内いい匂いするしBGMがオサレ。ソツがない。気付いたら寝ちゃうような運転するしブランケットを掛けてくれる。
・大般若
運転上手いけどそれ以上に喋りが上手い。只管笑わせてくる。多分マニュアル車に乗ってる。
・小竜
駐車券とかは軽率に持っててって言う。片手運転する。
373
今家の前のバス停でDK2人が座ってんだけどさ。
「この長い長い下り坂を〜」
「……この長い長い下り坂で〜」
「……長い長い……下り坂で〜」
「「ゆっくり〜ゆっくり〜……下り坂〜!!」」
って歌詞忘れたのか完全に下り坂オンリーな夏色を歌いながら楽しそうに笑ってて青春最高だなって思った。
374
忍たま乱太郎を見る度に思う。
土井先生の心の広さは本当に凄い。人間が出来ている。私なら多分しんベヱを一年で二十回は始末している。
375
この声が枯れるくらいに
君に好きと言えばよかった
っていう歌詞を、優しい桜吹雪の中、本丸を定年して現世へと帰る為に門を潜る審神者の背を見ながら刀剣男士が密かに後悔しているものとして読むと実にたまらない。この好きはどんな種類でも構わない。
最後まで言えなかった後悔、たまらん。