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朝、どうしても起きれない審神者を起こす時の五段階刀剣スヌーズ
1.初期刀、もしくは初鍛刀
まずは基本に忠実に、「朝だよ」「起きろ」などの声掛け、カーテン等を開けて陽を室内に取り込むなどの動作。年に数回はこれで起きる。朝ごはんの匂いと共に起きれるのである意味幸せ。
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なんとなく鬼滅読み返して思った。
決戦後に炭治郎が、実弥から返事は来ないけど手紙は送りまくってるってのを見た時に、妄想したんだけど。
実弥から初めて返事が来て、いそいそと中を見たら少し崩れた字で(指が欠けてるからね)
生前、弟と仲良くしてくれた事、心より感謝する。
って。
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とある本丸が襲撃に遭った。
世代交代をしたばかりの本丸だった。
新しく審神者に就いたのは、まだ十代の若い人間。孤児で、施設でもあまり良い待遇は受けていなかったらしい。審神者の素質が分かってからも、ろくに学ぶ時間をとれずに主を失った本丸へ就いたのだ。
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鬼が全て滅して、ほんの数年も経たぬ頃、風柱様が逝去なされた。
痣者となられ、強さと引き換えに寿命を明け渡したのだと、しがない元隠にはその程度の情報しかない。なにせ家族もなく、戻る家もないからと鬼殺隊の解散後も産屋敷家の細々とした雑事を片付ける仕事を与えて貰えただけの端役だ。
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刀ミュのキャストさん、公演中はSNSに写真載せる時に
①どこまでも男士として言葉を添えてくれる
②役者としての言葉を添えてくれる
のどちらかって感じなんだけど、榎本武揚だけは
榎本さんのやってる事を藤田さんが発信する
というスタイルになっててめちゃくちゃ面白い。
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はじめてのおつかいに挑戦する審神者の子(5)、生まれてからずっとそばに居た長谷部、堀川と初めて離れる事になる。開始早々ダッシュを決めて転び、二振りを泣きながら呼ぶその声に耐えられるのか。何を買うか忘れて泣いてしまう背中に耐えられるのか。本丸を巻き込んだ一日が、今、始まる。
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幼い頃に
「わたし、むっちゃんのおよめしゃんなる!」
と宣言した審神者の娘。情けなくも狼狽える父親審神者の隣で、初期刀でもある陸奥守はガハハと笑うと、娘の小さな頭をわしわしと撫でて言った。
「ほいたら、えい時が来たら嫁になってもらえんか請うぜよ。」
「? およめさんなれる?」
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とうらぶの強化プログラム、初めての支援で第二部隊の隊長にしてた歌仙がスっと出てきてあっさり苦戦してた大太刀切り倒して帰って行ったの、解釈一致過ぎて私の初期刀ほんと尊い最高愛してる。
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各刀剣たちが言うと怖い一言
三日月「今日は随分風変わりなものを連れておるなぁ。」
小狐丸「そんなものまで愛でるとは、主様は博愛でいらっしゃる。」
石切丸「……日が暮れたら、鏡を見てはいけないよ?」
岩融「今日は眠らぬ事だ。」
今剣「ふりかえっちゃだめですよ。」
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母へ。
それは桑名江です。
米津玄師ではありません。
はとより。
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審神者が入れ替わった時、初期刀の気付き方
加州
「ねえ、あんた誰?主は俺の事を適当にあしらったりしないんだけど。」
歌仙
「ほう、庭の花が咲いた事に気付いたのかい?それはそれは、随分と我が主を高く評価しているようだね。……我が主は、必ず僕に花の名を聞いてくれるんだよ。」
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刀剣乱舞、審神者をやってるとどこまでが公式でどこからが幻覚なのか分からない。
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太刀、大太刀、槍、薙刀の運転の仕方
・三日月
運転は基本させる側。運転させると、青信号に変わった時の反応がトロ臭い。
・小狐丸
割と上手いけど、渋滞が嫌いだからしない。クラクション鳴らされるのも嫌い。
・石切丸
法定速度厳守で車線変更はしない、と言う見た目で普通に飛ばすし変更する。
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鶴丸って、健康診断受けたら
「余命宣告されちまった……持ってあと数百年だとさ。」
ってすんごい回りくどい形で健康でしたって報告してきそう。
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伊黒さん、転生したあと薄ぼんやりと記憶があるといい。でも薄ぼんやりだから覚えているのは桃色と若草色のとても可愛い女の子が居た事と、その子を何としても嫁にして幸せにして添い遂げねばならないという、蛇のような執念だけ。
ある日偶然その子を見付けて、更に記憶が戻る。
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きっと刀剣男士の中には、初めて近侍を任された日を忘れられないやつが一定数居る。
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刀剣男士、そういうギャップに弱いんだ選手権
第5位、意外と手が大きい鯰尾
鯰尾ってとこがポイントです。見た目は程よく中性的だけど程よく男。でも普段おちゃらけてるし、体格だって決して大柄ではない。でも、手は男のそれ。意外と大きくて、爪もしっかりしてる。
そんな手、たまらんね。
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初の姿という名前を面白がった審神者、日光や肥前などの普段あまり可愛がらせてくれない刀剣男士をここぞとばかりに捕まえて、まだ初だからね、と頭を撫で繰り回すようになる。
それを見ていた五虎退の虎が、翌日一期に頼み込んで(奇跡的に伝わって)黒いバスタオルを首に巻いてもらい、
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これは、とある本丸の話である。
その本丸の審神者は、祖母の本丸を継いだ引き継ぎ審神者であった。とはいえ継いだのは一振の短刀と本丸だけだ。
「おーい、朝だぞ!」
その短刀は、包丁藤四郎。祖母が晩年になると常に懐に差していたという、形見のような刀剣男士である。
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職場で、片付けが出来てなかったり補充がされない、もしくは私に報告もないまま放置されてるような時、毎回「万死!!」って怒ってたら、職場の人達が「万死タイム」と呼ぶようになった。そんなんいいから次の人の為にも補充するか私に一言言いに来い。
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「お、美味しいお茶の淹れ方を、教えてください。」
顔を真っ赤にして、少しだけ泣きそうな顔で、その審神者はそう言った。そこは演練会場の片隅、多くの審神者が談笑をしつつ時間を潰す場所である。
この時、声をかけられた三人の審神者達は、皆ピンときた。
この子は鶯丸に恋をしているのだ、と。
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それは、何時の頃からか審神者養成学校の卒業式当日に届くようになった、これから審神者となる者たちへの手紙。
【本日、晴れて審神者養成学校を卒業し、これより審神者としての第一歩を歩み始める皆様へ。
まずはご卒業、おめでとうございます。明日から、あなた方は審神者となる事でしょう。】
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幼なじみが審神者になると言ったのは、高校三年の夏だった。
セミがうざったいくらい騒いでいる中、三者面談の為に教室で親を待っている時に、聞かされた。
「私、審神者になろうと思ってる。」
「……審神者?」
マジか、と思った。
幼なじみは、何をするにも人の後を着いて来るタイプだったから。
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母:この子(豊前)はあれだね……吹奏楽部で、だいたい4月〜5月にかけて新入部員の片想いを根こそぎさらってく。あと謎に運動神経良さそう。体育祭では選抜リレーに選ばれるタイプの文化部。
私:詳しいね。
母:でも塾とかで彼女作ってそう。
私:そのネタ貰っていい?
母:村正ちゃんもあるよ。
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主が引退を宣言したのは、僕にとって五十回目の春だった。
僕を顕現した時は若々しかった主も、今では白髪と皺だらけになり、見るからに老いている。あっという間と言われればそうだし、思ったより長かったかと聞かれれば、確かに長くもあった。
この本丸は、別の人が引き継ぐと言われた。