親しくさせていただいているK先生のご見解。「帝国は平和的に崩壊することは稀である」という言葉を引き、いま起きていることは冷戦終結の最終段階で、「ソ連」は世界に巨大なダメージを与えながら崩壊してゆくということではと。
「殺害」されたジョージ・フロイドのお兄さんが、暴れまわって略奪するのではなく、「let’s do this another way(他の方法でやろう)」と必死に力強く呼びかける様子。 twitter.com/nbcnews/status…
ウクライナ大使。定形外の感情に突き刺さる発言。ウクライナで亡くなった露兵士の母親との最後の交信を露語で朗読 ー「お母さん、みんなが戦車の前に身を晒し、僕たちをファシストって呼んでるよ、こんなの耐えられないよ…」。
ハドソン川を挟んでちょうど国連の向かい側にある工場で清掃をしていた少年が、黒人初の統合参謀本部議長、黒人初の安全保障担当大統領補佐官、そして黒人初の国務長官になった。そのコリン・パウエルが亡くなった。コロナだった。 nytimes.com/2021/10/18/us/…
安倍総理の辞任はアジアにおけるアメリカの国益を脅かすことになるかもしれないと指摘するワシントンポストの社説。こういう評価は狙って得られるものではない。 washingtonpost.com/opinions/globa…
山が動いた。マティス前国防長官がトランプ大統領の行動は合衆国憲法への脅威になっていると表明。これまで繰り返しトランプに関する発言を求められていたマティスだが、頑なに拒んできた。しかし、今回ばかりは黙っていられないという判断だったのだろう。axios.com/james-mattis-t…
「これが生きてあなたたちと会う最後の機会になるかもしれない。」Zelensky to EU leaders: "This might be the last time you see me alive" axios.com/zelensky-eu-le…
崩壊寸前の世界貿易センターから高熱に耐えられず人々が飛び降りる壮絶な光景と共に始まった9.11テロの時代が、アフガニスタンから離脱しようとするアメリカ人を運ぶC-17にどうにかぶら下がろうとするも耐えられず落ちていく人々の光景と共に幕を閉じつつある。
アフガニスタン情勢の米政治への影響。状況がここま悪化すると、トランプ路線を継承したというだけでは逃れられなくなる。確かに米国民は撤収を望んでいたが、こういう撤収は望んでいなかったはずだ。現在の状況は、多くのアメリカ人に「撤収」というより、「敗北」であり、「逃亡」と映るだろう。
この対比は強烈すぎる…。 twitter.com/amandionair/st…
ホワイトハウスは依然として米軍の投入にははっきりと否定的だが、議会ではどうも飛行禁止区域の設定支持の方向に緩やかに傾いているようだ。
米海軍のプロフィール画像の鷲がマスクをつけ始めました。 twitter.com/usnavy/status/…
ウクライナが国際世論を引きつけるために情報戦を仕掛けていることはいうまでもない。それは当然すぎるほど当然だろう。なかにはフェイクまがいのものもあるだろう。そういう情報戦ももはや戦争の一部であって(特に外部の介入の仕方が決定的に重要な紛争において)外部はすでに巻き込まれている。
テレビ時代を象徴する戦争がベトナム戦争、ケーブルテレビ時代を象徴する戦争が湾岸戦争、インターネット時代を象徴する戦争がイラク戦争、そしていま携帯デバイス/SNS時代に入ってはじめての本格的な戦争がウクライナで始まっている。それぞれ情報空間が非常に重要な意味を持った。
すでに呟きましたが、ゼレンスキーの「キャプテン・ウクライナ化」は、バイデン政権が予測できなかったことで、計算を狂わせているはず。今回米のインテリジェンスの確度が高いと評判ですが、ここはおそらく外した。
いまやロシアに課せられた5532という制裁の数は、イランの3616、シリアの2608、北朝鮮の2077を超えてトップに。 bloomberg.com/news/articles/…
初の女性米国務長官オルブライトが亡くなった。ナチズムを逃れてチェコから米国に亡命。冷戦後の民主党の外交安全保障政策の知的支柱だった。国連勤務時代に毎日のように彼女の姿を見かけた。小柄だけど圧倒的にパワフルな大使だった。人道的介入の議論も牽引。foreignpolicy.com/2022/03/23/mad…
振り返ってみると89年の冷戦の終結はあまりにも平和的で、冷戦のような巨大な戦いの終結はやはり暴力を伴うものになるという状況を突きつけられているのではと。
トランプが武漢ウィルスと発言するのを眺めて一緒に喜んでいる日本人の様子に違和感を感じている留学生の文章を読む。本来なら日本は米国において大統領主導でアジア人に対するヘイトクライムが高まることに懸念を示すべきであって、アメリカ人の多くが中国系と日系の区別つかないことを忘れていると。
ウクライナは予想以上に抵抗しているようだが、もしロシアが勝ったらという事態を想定しておかないといけない。それは「力が剥き出しの時代」に回帰することになり、(もともとフィクションであった)秩序や規範といった観念が揺らぐ。 foreignaffairs.com/print/node/112…
実際にこれがどれほど効果があることなのか判断はつきませんが、今回はスペイン市民戦争(かつてはそう呼んでました)のように国際義勇軍が入っていくことはありませんが、このマスクだったり、アノニマスだったり、これまでとは違う、新しい形の介入が見られます。 twitter.com/foxnews/status…
なんとフランスは駐米大使を召還。 nytimes.com/2021/09/17/us/…
これは何だ⁉︎国連はスタッフに対して、ウクライナの状況を「戦争」や「侵略」と形容することを禁じたらしい。 twitter.com/naomiohreally/…
オリンピックの開催に反対している人がいて、その存在を世界が普通に知ることができたことこそが、数ヶ月後に行われる冬季オリンピックとの最大の違いであり、少々開会式や閉会式がショボかろうが、その違いを世界に示せたことこそが重要。WP紙も社説ではっきりと明言。 washingtonpost.com/opinions/2021/…
バイデンの場合、タリバンの攻勢が予想を超えるスピードと強度だったこともあり、「やむをえない賢明な判断」ではなく、「弱さ」であり、「退却」と見えてしまっている。実際にはトランプであってもうまく撤退できたかどうかは怪しいが、もはや責任はバイデンが全面的に引き受けるべきものとなった。