KGRI Virtual Seminar Series ウクライナ危機緊急企画第二弾です。今回は@kenj0126 企画、登壇者は@MichitoTsuruoka@t_gordau@show_murano と発信力が抜群のライジングスター達に集まっていただきました。|「抑止論からみたウクライナ危機」2022.3.15収録 youtu.be/xM9GWh2NgXI
SNS上における「おやびん」の不在、さらに彼がワクチンのセールスマンになってしまったことや、ここのところQからのサインが途絶えてしまったことなどが相まって、トランプ・パラレル・ワールド(親トランプ・インターネット空間)はちょっと内戦気味だという記事。 washingtonpost.com/technology/202…
バイデンのアフガニスタン演説。米軍撤収の論理そのものはトランプのそれを継承。アメリカ・ファーストを少し洗練された議論に組み替えたもの。焦点は撤退そのものではなく、そのタイミングと手法。タリバンの攻勢が予想外だったとは認めた。しかし全体としてお世辞にも説得的だとはいえなかった。
楽しみすぎのタリバンにセルフィ禁止令。Taliban Tells Soldiers to Stop Taking Selfies - The Wall Street Journal apple.news/AHLL8m3eFTneE3…
大統領はドローン漬けになりがち。限られた人しか知ることができない情報をベースに、規模の大きい部隊を派遣せず、米兵の犠牲をゼロにしつつ、アクションをとった気分にさせる。米兵を派遣することを躊躇し続けたオバマはドローン漬けだったしばしば評された。
@HalBrands は🇺🇦戦争後の露に関し、三つパターンがありうると論じる。最初は露が民主化する「モスクワの春」。いうまでもなく一番望ましいシナリオだ。しかし、これはおそらく最も実現可能性が低い。
このソマリアの民主化に関する米国務長官のツイートを見て思う。米国は本当に忙しい。ウクライナ情勢をめぐる米国を批判する声もあるが、米国はやれることはやった。ウクライナに米軍を投入することなど、アフガニスタンからの撤退が失敗したとかそういうこととは無関係にそもそもありえなかった。 twitter.com/SecBlinken/sta…
スタヴリディス提督がNBC MTPで言っていたのは、ウクライナ自身が領空を防衛するのを、短期的にパイロットを「こちら側」に呼んで訓練し、さらに戦闘機(ミグ?)を供与して、手助けすること。youtu.be/lhtQHwdQOQg
次にプーチンが政権を維持しつつも、国力を落としていく「傷ついた巨人」パターンだ。いわば衰退した核大国ということになろう。ただこの傷ついた巨人は覇権的野望は持たず、周辺国を脅かしもせず、最善のシナリオではないが、どうにか共存可能だろう。
「隔離して、弱体化させる」という方が正確。その意味で、限定的に「共存」を前提とした「封じ込め」よりも攻勢的か。
皮肉にもトランプ大統領が訴えていた「主権の時代」に我々は引き摺り出されたことになる。信じたくはないが、その意味においてもトランプは予兆だった。
🇺🇦戦争後の露がどうなっていくかは、勿論第一義的には露の問題だが、制裁をどういう条件で緩和するのか、露を通常の「外交世界」から完全に遮断し、シェームし続けるのか、 経済的な関係を絶ったままにするのかなど、我々の側の判断が、露と世界の関わり方を相当程度規定する。
しかし、重要なのはそこではなくて、派兵はしないけど、他のあらゆる手段を用いて介入するということの方が遥かに重要なのではないか。武器支援を含む資金的な支援、ハードな制裁、国際機関、そして企業や市民社会を巻き込んだシェーミング、そしてなによりも徹底した情報協力。
生存という合理性はあらゆる非合理性を引き出す|戦争に政権の生き残りがかかっていると考える国家は、このまま敗北を受け入れるよりは、思い切って戦闘を拡大することで何らかのチャンスが生まれるのではないかというふうに考えることは歴史的にもあるわけです。(中西寛) www3.nhk.or.jp/news/html/2022…
米情報当局が頭を抱える「『追い込まれたプーチン』問題(Cornered-Putin-Problem)」。追い込まれたプーチンが戦線を拡大する危険性:①完全な無差別攻撃、②サイバー攻撃、核によるさらなる威嚇(使用)、③ジョージア、モルドバなどウクライナ以外の国に介入。 nytimes.com/2022/03/03/us/…
ウクライナ戦争がどういう形で終結するにせよ、自らの内に火薬庫を抱え込んだしまった欧州は、その不安はから容易には逃れられないだろう。それは主権国家の止揚という壮大な歴史的実験に取り組んできたヨーロッパの終焉をも意味するだろう。
9.11が誘発した米国の中東への過剰介入(そしてその結果としての曖昧な成果)が、米国内における厭戦気分(中東から退こうという感覚)を20年かけて発酵させ、期せずして、ビン・ラディンが本来、9.11で目指した目標(アラブ世界からの米軍の撤退)に近似する状況が20年後のいま目の前で展開している。
ウクライナ戦争を見ていると、どうも介入論の位相が大きく変わっているのに、派兵するかしないかを基準に評価してしまっているのではないか。たしかにバイデン政権は一貫して米兵を直接投入することはしないと言っている。 twitter.com/tnak0214/statu…
我々はいま、帝国の最後の支配者が、世界を道連れにしながら帝国を崩壊の方向に導いている様を目撃しているのだと。しかし、この崩壊は緩慢な崩壊になるかもしれない。その間の不安定性をどうマネージするか。
トランプ政権下でウクライナ危機が起こっていたらどうなっていただろうと問いかけた瞬間、米第一主義、NATO不信、トランプとプーチンの関係、さらにフリンのような人の顔が思い浮かび、ゾッとした。 twitter.com/ShinodaHideaki…
カブール陥落は、冷戦後のリベラル・インターナショナル・オーダーとそれに呼応する国内体制を外からの介入によって建設しようとする取り組み全体が、最後にあっけなくポキッと折れたことを象徴しているゆえ。一連の事象を眺めていて眩暈を覚えたのはそのため。
ただし、国連事務総長の2月23日以降のウクライナ情勢に言及したツイートを見ると、踏み込んでもcrisis in Ukraineかhostilities in Ukraine。24日にはattacking Ukraineをやめるべきだとはいっているが、「傾向」「配慮」は否定できないだろう。
失言騒動で有名なバイデン大統領。アフガン情勢で同盟国との信頼関係への不安が取り沙汰されるなか、台湾をNATO、日本、韓国と並列で言及。その発言をホワイトハウスが事後的に修正・撤回。よくない。いまホワイトハウスはあまり大統領を前面に出したくはないだろう。 reuters.com/world/asia-pac…
中国に露のウクライナへの介入を思い止まらせるよう協力要請したものの断られたという記事。しかも長官レベルでの要請であったと。なぜ、このタイミングでこうしたリークがあったのか。米政権の中に、中国は露ほど無法国家ではないと考える一派がいて、それを封印するためか。 nytimes.com/2022/02/25/us/…
まあ、日本としてはこれも忘れられない。当時、米国は対北関与政策を模索していたので、こうなってしまった。2001年にゴア政権が誕生することを前提にしたクリン大統領訪朝の調整であった。 bloomberg.com/opinion/articl…