二塁(@atohz_chiri)さんの人気ツイート(新しい順)

551
八重と政子の直接対決。八重の「(佐殿は)伊東から北条に乗り換えたということか」で、単なる元カノ今カノの闘いではなく、この複雑な東国情勢で源氏の若君を”婿”に迎えるとはどういう意味か分かった上で、決して切り離せない家を背負う2人の女が言外に問い合う覚悟がすごく良かった。 #鎌倉殿の13人
552
子をなすまで恋した八重との時間も、北条の受入れへの感謝も、佐殿をお支えすると政子が取る手を握り返すも、そして生来の弟属性義時に「頼りになる弟」と殺し文句を語るのも、相手を落とす策か、その瞬間瞬間は心の底から本気で言ってるのか、恐らく本人も分からんのが大泉頼朝の怖さ… #鎌倉殿の13人
553
兄に振り回され溜息ばかりの義時をじっくり観察した上で、その義時が警戒しまくってる政子との接近も悲願のための策と本心を明かし(たように見せ)て「このことは兄にも話すな」「お前はわしの頼りになる弟」と、次男坊のプライドをくすぐってくる頼朝、ほんと天然スケコマシだな…!? #鎌倉殿の13人
554
すけどの
555
るいの過去も片桐さんとの淡い恋も、ずっとつかず離れずの距離で見守ってきていた竹村夫妻が、るいの「母に捨てられた」話を聞き、そこから「お母さんに会いたいんやな」とるいの内奥の心を汲み取るジョーの人となりを見て、初めて一歩踏み込んでおせっかいするのが、とても温かく優しい。 #カムカム
556
千鶴松の死を聞き、義時には「宿命であった」と流しつつ、祐経にはその恨みを利用して「祐親を殺せ」と命令する頼朝、この温度差こそ #鎌倉殿の13人 の佐殿なんだなあ… そして冒頭で主人公が馬に乗せてともに逃げる「姫」が、実はこの頼朝だったと明かされる、可笑しみと、暗示される義時の運命と。
557
3年前に爺様の京都行きを祝う席では健やかに加わっていた工藤祐経が、土地を奪われ妻とも離縁させられ落ちぶれた姿になり、そして頼朝に「祐親を殺せ」と囁かれる。 やはり #鎌倉殿の13人 は”曽我兄弟の敵討ち”を、中世武士の土地争いが積もった末の歪と暴発として描くのかな… うわーー楽しみーー。
558
配役発表でTLをなぎ倒した「川遊びをいたしましょう」を、まさか入り口の第1回に持ってくるとは思わなかったですよ… これもう、三谷脚本だし明るく楽しいテイストだよね☆と期待してた視聴層を一気に族滅中世へ突き落とす公式の宣戦布告じゃないですか…(いいぞもっとやれ) #鎌倉殿の13人 twitter.com/atohz_chiri/st…
559
1月14日 プレミアムトーク 松山ケンイチさん >俳優人生を変えた!わいの宝物「平清盛」大河ドラマ主演秘話 ……!!!  #平清盛 nhk.jp/p/asaichi/ts/K…
560
音が荒れてるよ?何があった?と無垢な顔で聞いたり、舞台で善女のパンをやらかしたり、子供らと夏祭りに興じてタコ焼きをこぼしたり… 一歩間違えればあざとくなりかねん役が、オダギリジョーさんのぽわぽわした柔らかさで血肉を得ている感。脚本藤本さんの指名だったのがよく分かる今週。 #カムカム
561
ジョーに美味しいコーヒーを入れて笑顔にする。古本屋に行こうとしてばったり再会する。そしてサマーフェスティバル。 るいが、おはぎを推して出会い、書店で再会し、夏祭りに一緒に行った、母安子と、そして顔も知らない父稔との恋を知らずなぞっている。 #カムカム
562
言動は従来のオーソドックスな龍馬像に沿ってるけど、民百姓のためと言うお前こそ恵まれたボンボンの”強者”じゃないかと突きつける岩倉卿との問答が入ることで、それでもと一周回って粘る龍馬の革命児性、百姓上がりな土方との奇妙な通じ合いが生まれるの、ほんと短い時間で巧かったな… #幕末相棒伝
563
脚本に行き詰まって街を徘徊してた三谷さんが、偶然飛び込んだ喫茶店にカムカム執筆中の藤本有紀さんがいらして、遅れてる同士エールを送りあった……て、何ですかその特異点みたいな喫茶店、新年早々すごい話がぽろっと出たぞ。 /ラジオ深夜便 - NHK nhk.or.jp/shinyabin/prog…
564
青天では、勝手に祭り上げられる己の輝きを嘆き、最終的にはそれを消し隠棲することこそ己の役目と決める最後の将軍を、倫敦の山本では、己の信条と真逆の結果を得たら熱狂する国民に迎えられてしまう提督を、人生の半分以上「アイドル」として生きてきた人たちが演じるの、やはり色々な意味ですごい
565
露伴先生と泉ちゃん、互いに合わせようという気はさらさらなく、根底では相手を尊敬し認めあってるなんて美しい感情があるわけでもなく、ただただ自分の都合と感情で動き回ってる結果が偶然噛み合ってる相性の良さが存在してるだけという、とても理想的な異性バディだなあ #岸辺露伴は動かない
566
「庭師」になる!というカイくんの前に置いてある飲み物が、楠宝子さんがグンペイに出してたジュースと同じであることにぞっとする…… #岸辺露伴は動かない
567
前回も散々こわい目にあって、今回も好奇心でまた一線超えてひどい目に遭ってるのに、自分自身も危ないかもしれない捨て身の作戦で「余裕たっぷりのやつが慌てる姿は面白い!」と笑って叫ぶ露伴先生、やはり相当いい性格である。 #岸辺露伴は動かない
568
前回のくしゃがら森山未來さんの「常軌を逸した何かに取り憑かれてる動き」に引き続き、今回の猿之助さんも「背中を見せないことに執着する」で、難易度高い姿勢を超絶的な身体能力で魅せる動きににしてしまうパターンだ。露伴先生じゃないが、おもしろすぎる。 #岸辺露伴は動かない
569
テレビの漫才で大笑いする夫婦、案内された住込み用の和室から見える裏庭の緑、店主と店員が囲む食卓、そしてお客さんの笑顔を思い浮かべるるい。 るいが知らないはずの、でも安子が必死で取り戻し娘に与えたかった、戦前のたちばなでの暮らしと商いがこのクリーニング店にあるのが、もう。 #カムカム
570
葬式当日朝の雉真家の様子、「雉真の子」とバレないようなアルバイト、祖父が死ねば家を出て二度と帰らない決意、治さなかった傷。そしてテレビで漫才を見て笑う商店夫婦に混ざり止まらない涙。 この15分だけで、安子を拒絶して以降10年るいがどんな思いで生きてきたか分かる情報量すごい。 #カムカム
571
愛情たっぷり育てられ幸せな少女だったるいが安子を「I hate you」でぶった切るの、しっかり者で愛される吉右衛門ちゃんが父を「あんたはケチ兵衛じゃ!」でぶった切った時を思い出す。 「お前のため」で奔走する親の”愛”に、まさかここで吉兵衛と安子が重なるなんて思わなかったですよ… #カムカム
572
(だからまあ、昨日も話題に出ていた「共感」の心地よさ、まして登場人物に「正しさ」を求める人には、とことん合わない脚本ではあるんですよ本来は… 安子編序盤がそもそもミスリーディング的であったと言えるぐらい)
573
前もつぶやいたけど、藤本脚本の魅力は、個人個人のキャラクター性やドロドロした感情描写以上に、個人と個人のどうしようもなさが重なり紡がれ織り上げられた末に広がる、物語の構造そのもの(だから長尺物ほど活きる)なので、次世代の物語が始まるここからがいよいよ本番だと思っている。
574
海の底の民はだいたい、なるほど藤本さん今回は『ちりとてちん』でなく『平清盛』を朝ドラでやってらっしゃる… と納得できる展開ですけど、『ちかえもん』や『みをつくし料理帖』あたりから入られた方は、この情念ジェットコースターを朝から浴びて大丈夫か、ちょっと不安になる藤本クラスタ。
575
あーーそうか… 岡山だからベースは桃太郎。キジ=「雉真」の名にこだわれば、戦中に「鬼畜」と呼んでいた米国は退治すべき鬼。だけど、その「雉真」の枠に収まりきれないからこそ安子は、鬼の本拠地・鬼ヶ島へ行ってしまう。「雉真」の子として育てられるるいにとって、安子は裏切り者か… #カムカム