徐々に広がりをみせるRSウイルス感染症, について簡単に書いてみました. note.com/nuno40801/n/n6…
少し前にも言及しましたが, 子どもの「急性脳症」には様々な症候群が含まれており, それによって予後は大きくことなります. たとえばインフルエンザにおいても, いろいろな症候群の急性脳症を引き起こす可能性があることが知られています.
【定期】 日本小児科学会が作成した一般向けの「こどもの救急」というページがあります. 1か月〜6歳までの児を対象として, 様々な気になる症状を調べられたり, 事故の対策についてなど豊富なコンテンツがあるので, ぜひ参考にしてみてください. kodomo-qq.jp/index.php
先日ツイートした「水で膨らむビーズ誤飲」についてけいゆう先生が記事にしてくださっています. 実際の誤飲の事例が複数紹介されているほか, 実際に吸水前後でどのように変わるか実験してみたようすも紹介されています. リスクを把握する上で参考になりますね. news.yahoo.co.jp/byline/yamamot…
日本小児科学会から 「小児のコロナウイルス感染症2019(COVID-19)に関する医学的知見の現状」 というまとめが公表されています. 要旨および知見のまとめについて貼りましたが, 詳細はリンク先をご確認ください. jpeds.or.jp/modules/activi…
肘関節の亜脱臼である「肘内障」が疑われる症例の中に, まれに上腕骨顆上骨折(不全骨折)が紛れており, その判断や対応については整形外科がもっとも適しています. そのため, 基本的には小さい子どもで肘内障が疑われる主訴で多い「腕を動かさなくなった」「肩がはずれた」では整形外科をオススメします
先日, 消費者庁からトランポリンパークでの事故に対する注意喚起が出されています. このトランポリンパーク関連の注意喚起はこの3年で3回目, 今年だけで2回目になります. このケースでは, 他の事故予防でも参考になる内容が含まれていると思っています. caa.go.jp/notice/entry/0…
「母子健康手帳」は1940年代半ばに使用された「妊産婦手帳」がもとになっており, その手帳を乳幼児の保健指導のために延長使用することになり, 「母子手帳」という名称に変更され, さらに現在の「母子健康手帳」という名称に変更され今に至っています.
病原体ははっきりしないもののRSウイルス感染症に似た感染症の流行が各地で報告されるようになってきましたね. またパラインフルエンザ3型による感染症と診断された方も散見されるようになりました. 複数の感染症の流行が相次いだり重なったりするといろんな点で厄介ですね. twitter.com/Nom_nyan/statu…
5-11歳だけに限りませんが, 新型コロナワクチン接種の場合, 現状ではその他のワクチン接種とは一定の間隔を空ける必要があります. 問題となることは少ないと思われますが, バラバラに接種の予約するとスケジュールが噛み合わないことも想定されるので気を付けましょう.
とても大事なことですので注意してください. あと類似したもので ・●●研究会 ・○○協会 ・△△研究所 といったものでも注意が必要なものは少なくありません. また, ▲▲アドバイザーなどあまり聞いたことない資格(?)でも簡単には信用しないことを合わせて注意ください. twitter.com/SatoruO/status…
私も鎖骨上窩(鎖骨より上のへこんでいるところ)のリンパ節の腫れが, 新型コロナワクチンの初回接種後6日目から3週間程度持続しました. この部分や腋窩(脇の下のところ)リンパ節が腫れることがあるのは知っていた方がいいですね. (特に前者は知らないで気付くとびっくりしてしまう恐れもありそう) twitter.com/kosuke_yasukaw…
ロンドンの下水で遺伝的に関連性のあるポリオウイルスが複数のサンプルで検出されたという話題です. 国内では根絶されていても輸入例の懸念があるのは日本も同じなので, 今でもポリオウイルスに対する予防接種は重要ですね. bbc.com/news/health-61…
【全国におけるRSウイルス感染症の発生状況】(第32週) (8月9日〜15日) 最新の流行状況に関するデータがほぼ揃ったので共有します. 多くの地域では流行はだいぶ収束してきており, 地図で見ても, 報告数がやや多い地域は大きく分けて2つになってきてますね.
今年度の「ブタの日本脳炎の抗体保有状況」が公表されはじめました ブタの抗体保有率が50%を超えてくると2週間後くらいから人でも感染のリスクが高まってくるとされています 西日本ではすでに高率となってる地域が増えてきてるようなので, 要注意な時期になっていそうです niid.go.jp/niid/ja/je-m/2…
新型コロナウイルス感染症がさらなる広がりを見せると, また予防接種や乳幼児健診を控える・延期させる方が出てきやすくなることが懸念されますね… 定期接種期間内で接種を遅らせるパターンとかありえそうですが, 「接種年齢を迎えたらなるべく速やかに」接種することを変わらずオススメです.
ヘルパンギーナや手足口病の原因ウイルスには「アルコール消毒は効きにくい」です 従って, 患児のおむつを扱った, 吐物を処理した, などの時には手洗いを行いましょう また消毒には「次亜塩素酸ナトリウム」を使用しましょう 名前は似ているが, あまり定かではない「次亜塩素水」はオススメしません
直接依頼されたので1つ宣伝します. 8月13日(木)に主に小中高生を対象を対象とした「新型コロナウイルス」に関連したレクチャーが開かれます(Zoomを利用). 子どものうちから知っているのはいいことだと思いますので, 興味があればぜひどうぞ (たくさん来て欲しいらしいです) huigmsci.wixsite.com/home
またこの話題に関連して重要なのは「子どもが車内にいるのを忘れてしまうことがある」という点です. この点に関しては他人事ではなく, 前述の記事でも 「どんな親や保護者であっても, とても愛情があり注意深い人でさえ, 後部座席に子どもを忘れる可能性がある」という内容が太字で強調されています.
もうお忘れの方はほぼいないと思いますが「就学前1年での定期接種の期間」は3月末で終了します. (MRワクチンは1回目と比べて2回目の接種率は低く, 少なからず接種忘れなどもあると推測されます.) 4月以降では接種に自己負担が必要となってしまいますので, ぜひ期間中のお済ませください.
いつどこではしか(麻疹)の患者さんと同じ空間に居合わせるかわかりません. ワクチン接種が唯一の確実な予防法ですので, 接種を2回接種するようにしましょう
10月1日からの予防接種の接種間隔のルール変更について, 具体的にはどういった影響が出るかが暫定的ではありますが考察しました. このあたりは実際に変更となるまでにはもう少しブラッシュアップしていければと思っています. note.com/nuno40801/n/ne…
【全国におけるRSウイルス感染症の発生状況】(第24週) (6月14日〜20日) 最新の流行状況に関するデータがほぼ揃ったので共有します. これまで他地域と比べて報告数の少なかった関東や四国でも流行がみられるようになり, 報告数が少ない地図上での白い都道府県もかなり少なくなった印象です.
消費者庁から「トランポリンパークでの事故」に関して注意喚起が出ています. 事故が大きな怪我につながっているケースもあり, また5〜19歳が約半数を占めているとも報告されているので, こういった年代のお子さんがいる場合には特に気を付けましょう. twitter.com/caa_shohishach…
【全国的に流行している感染性胃腸炎】 感染性胃腸炎は全国的に報告数が多い傾向にあります. 感染性胃腸炎の主な原因であるウイルス性胃腸炎では ・多くはアルコール消毒が無効 ・無症状の人や感染して症状がよくなった人でもウイルスが排泄されていることがある ため, より注意深い対策が必要です.