こうしてみると榴散弾はハマると本当に強いし、高性能榴弾の時代になっても何だかんだ榴霰弾を残したくなるのもわからんでもない
T-34戦車の変速機は悪名高いですが、その問題は実戦の前から既に認識されていて、1940年末には既にこんな改良型が提案されてたんですね。変速段数が4から6になって適切な速度選択が可能になり平均速度と登坂能力と寿命が改善、レバー操作負荷が半減、操作も簡略化、緩旋回と超信地旋回機能も備える、と
10式戦車、T-34の初期型(たぶん一番背が低い)より更に10cm低いのね
ちなみに昔のガチの要塞用重機関銃だと、巨大な冷却水と繋がった手動ポンプ駆動の強制循環パイプラインが組んであって、過熱による持続射撃の限界が事実上無いなんてものもありました
実質APDSな弾に「6.5x25 CBJ Ball」なんて名前つけて普通弾扱いにして、そんで5.56mmや7.62mmの(こっちは真っ当な)普通弾と比べてよく抜けますってのはちょっとズルくない?
虎から王虎に至るまでの流れではポルシェのVK4502(P)のほうがヘンシェルより少し先行してましたが、その微妙な時期にはヘンシェル虎I車体にVK4502(P)用新砲塔を積むW1461なんてプランも考えられてた、とな。なんとも架空兵器ぽい絵面ですが実際こうなのだと warspot.ru/16155-na-puti-…
応急野戦砲架に搭載した艦砲、男の子が好きなやつだ(元は2枚目みたいなやつ)。海の上では最小クラスの大砲が、陸の上ではかなり大きい部類になるってのが面白いすよね
巨大ロボ武装のクソデカマシンガンについて過熱を心配する向きもありますが、そもそも実際大砲ってどれくらいで過熱するものなのか?というと。100mm前後の中口径カノンで冷却に特段の措置を行わない場合は10分で60発前後というのが大体限界になる様子
【宣伝戦】弊サークル「火砲本編纂委員会」はC100新刊『火砲年代記 第1集 ロシア/ソ連の小口径野戦砲1867~1932』を突撃的に入稿しました。CF取材成果をベースに、近代的野戦砲の黎明とその後の発展を解説。多数の写真と図を収録した168ページのフルカラーで大砲の進化が実際分かる!【力強い】
おいでよ火砲趣味。榴弾砲のことを「野砲」と言ってしまったりしても、「戦車」や「戦艦」と不適切に呼んだみたいな事にはならずに誰も気にしない平和な惑星だよ
火砲の弾薬では装薬を納めた薬莢と弾頭が一塊になった固定弾薬(左)と、装薬を納めた薬嚢と弾頭を別々に装填する分離弾薬(右)が一般的です。しかし他に、金属薬莢と弾頭が別々になった半固定弾薬(中)ってのもあります。ソ連/ロシアや戦中までのドイツの大中口径砲ではこれが主流でした
大戦期日本戦車はエンジンが枷になったという話はたぶん実際そうなのだろうけど、でも仮に大馬力エンジンが物になってもまだハードルありそうですわよね。仮に500馬力とかを早期に実用レベルに持っていけたとしても、それを扱える変速機や操向装置も一緒に作らにゃですし
ということを考えると、APDSをいち早く実用化していた筈の英国がなぜIS-3の出現に際して慌ててこうした方向に走ったのかも納得できるのです。APDSでも規模をもう一回り上げる(力技)か、APやAPDSとは別の防御設計が必要になるHESHを持ち出す(迂回)か、と
みんな大好き8.8cm砲の日ですが、ところで実際どの部分の寸法が88なのかというと……ライフリングの山~山で測った径がちゃんと正88.0mmとなっております。弾の最大径87.7mmになっておるので、これで問題なく通るわけですね。ちなみにライフリング谷径だと56口径砲の場合は90.1mm、71口径砲は90.4mmに
架空火砲……コレか
知識チート、あくまで振りかざすのは凡人でしかないので本物の「偉人」には負けてほしさがありますよね。アレキサンダー大王とかスヴォーロフとかにはどうやっても勝てないでいて欲しい(当たると絶対勝てないので正面対決しない方向に持って行って解決するみたいな方向でどうにか)
壁上への跳飛射撃への対策としては、壁の上を所々隔壁で区切って弾を止めるというのもあるものの、しかし落角を増して高く跳ねるようにすることで隔壁を超えさせてしまうという手もあると(ただしこの場合は跳ねる回数は減る)。また星型要塞なんかで見られる複雑な輪郭線も対策になるのだと
あるいは実在のクソデカマシンガン的な大砲でも口径60mmあたりまでなら、台座は複雑でも大砲本体は実質的にただの箱みたいな形のやつは結構よくあるんで、巨大ロボ用クソデカマシンガンもこういう方向性の造りだと思えば割と納得できるかも知れない
ヘエ! NM-116(ノルウェーの90mm低圧砲装備近代化チャーフィー、超格好良カワイイ)の同軸機関銃はF-86から千切ってきたAN/M3 cal.50に載せ替えられていた、とな。言われてみると確かにちょっと長い(3枚目のオリジナルと比較されたし) tanks-encyclopedia.com/coldwar-norway…
魚雷といえば1890年代にはもうジャイロ制御で舵取りして針路を維持・修正する仕組みが備わり始めていて、無誘導魚雷と呼ばれるものでもミサイルの誘導装置の分類に沿えば実際には「慣性誘導」の一種だったと言えるんじゃないかしらん。本当に無誘導な魚雷って実は意外に少ないのかも、などと
一方APFSDSはまた別の迂回路になります。なんやかや呪文めいた説明がされる事の多い弾ですが、大事なのは「弾の先端が削れる」ということで、これが傾斜装甲に対しては「先端が逸らされても弾全体の進路は逸れない」ことに繋がって、傾斜の恩恵を大きく削げる。だから傾斜に頼り切った防御設計には強い
そういや戦後アメリカではレーダー連動自動銃塔装備のジェット銃塔戦闘機なんてものが試作されてましたが、戦後英国ではそういうの聞かないような?
超古代文明の「未来予測機」があるという噂を頼りに惑星ソル3に降り立った宇宙トレジャーハンターが冒険の果てに聖ペトロの街の宝物庫を開く……と、超骨董品の射撃管制装置が出てきた回 「たしかに“未来予測機”ね……」
ウォーバーズの中でも普通の単座機ではなく、あえて複座化しやすくて「今はいない誰かのための後席」を用意できるムスタングを選んだマ……とかいうクソ重解釈が湧いてきましたがクソ重なので保留です
ギリシア火みたいなアレンジをすればティピカル中世風ファンタジー異世界で手に入るようなものでも出来るでしょうけど、それはそれで単純な火炎瓶よりもだいぶ面倒くさい代物になってしまいますものね