ハ号のレストア実物とレプリカの走りは曲がり方の違いが興味深いですね。実物のほうは元のまま(?)のクラッチ・ブレーキ式なせいかカクカクした曲がり。一方レプリカのほうは恐らく現代的な装軌車両のモツを使ってるので滑らかに曲げれて「しまう」。カクカクしてるのが本物の証なのだなあと twitter.com/Desert_Fox0611…
月面から超古代の赤い宇宙服を着た遺体が見つかるのが奈良の工事現場レベルの扱いになっている世界、それはそれで見てみたい
砲弾、カミカゼドローンより安くて速いんじゃよな。10km先に20秒で爆発物をお安くデリバリーできる手段は他に無い
こういう砲弾が爆発した時に出来る破片は砲弾が破壊・殺傷効果を発揮するために重要なので、集めて数や大きさを測ってみるのは砲弾の出来を評価するために実際大事なんですよね。もちろん普通に爆発させるとそこいら中に飛んで行っちゃって集めるのが大変なので、砂中や水中で起爆して集めやすくします twitter.com/puyokuma7/stat…
故障した戦車を牽引して下り坂を行くのは、被牽引側が重量に任せて走り落ちていこうとするんで、危険で注意を要する事みたいすね。大戦期ソ連のマニュアルだと上側にも牽引車を付けるか、急坂の場合は被牽引側に丸太を括り付けて突っかからせ無理やりブレーキにするなんて荒業もあったりして
第一次・第二次大戦期のドイツ軍では砲弾の梱包に藤やら柳やらを編んだ籠状のケースを用いてました。手間はかかりそうだけど戦略資源を食わないのが利点なのかしら……とか思ってたんですが、それだけじゃなく簡単な作業場でも作れる、銃後の田舎の労働力を活用できるという側面もあったみたいな?
軍馬の牽引可能な重量が大砲の重量の天井になってしまうおはなしは結構切実なんですよね。日本の4年式15cm榴弾砲なんかは大砲それ自体の重量は2.8tくらい。でもこれは一塊のまま牽引して行軍するには重すぎるんで、砲架から砲身だけ降ろして専用の台車に積んで、2.2tくらいの2両に分けて移動する
なるほど現代なら粘着テープでいい……というか作るんかい
チリの砲塔が大きいのは装填装置の関係から、でいいんじゃないかなあ。後座長については特別長くはない、というか弾薬全長のほうがずっと長いのでそっちが問題。揺動砲塔的な装填装置を通常の砲塔に収めようとしたらどうしても砲塔リングがデカくならざるを得ない、というと分かりやすいかどうか
無反動砲の後方爆風はちと地獄めいて捉えられすぎている気もして。実際には無反動砲と一口にいっても大きい小さい色々あり、それぞれに後方爆風や陣地選定の条件は違うので一概に言えないんですよね。例えばRPG-2では後方50cmに、RPG-7では2m以内に壁がなければよいので肩撃ち級なら塹壕や室内も割と可
3.7cm Pak36、不当に低く評価されている大砲ナンバーワン説
バトルシップ星人、宇宙パンジャンドラムとか宇宙柄ヘッジホッグみたいに兵器体系が「ヘン」なのが異なる技術基盤を感じさせて好きなんですよね。イマイチ好戦的ではない何か煮え切らない感じの戦い方なのも、ティピカル殺戮宇宙人とは違った何らかの行動倫理をちゃんと持ってるぽくて良い
「安い兵器は目も頭も通信も悪い」という当然の事実を無視してドローン最強論をぶち上げると簡単にバズれるのでおすすめしません
第一次世界大戦期ってのは艦砲の陸戦転用がかなり流行った時期なんですね。大戦前の流行で陸の大砲が近距離対人重視の小口径野砲に偏ってたものだから、塹壕戦向きな大威力砲の手持ちが陸軍にあまりなくて、艦砲や沿岸砲の転用で急場を凌いだ、と。ただ陸で扱うには重すぎるので列車砲にする場合も多い
第一次世界大戦では野砲が強力な対戦車兵器になることが示された……けれど決して理想的手段でもありませんでした。大きくて隠蔽が難しい、重くて戦闘中の移動が困難、水平射界が狭く移動目標の照準に難、発射速度不十分……と問題も多く、成功した場合でも相打ちになりやすい「高価な」手段だった、と
20mm級の対戦車ライフルって大戦期目線で見ると「デカくて重い割に低威力でイマイチ」みたいイメージがあります。でもこいつが現れ始めたのが1930年代初頭だと思うと、むしろ「37mm歩兵砲と同等以上の貫通力を1/3以下の重さで実現した」という代物なわけで、当時は案外アリ(だった)選択なのだなあ
大砲は射撃の度に砲身や駐退機が熱くなるので長時間の射撃では発射速度に制限が設けられるものですが、そこで戦間期フランスでは交互射撃で加熱を抑える「連装砲身の野砲」が検討されたこともある、とな。陸の大砲で連装砲は大抵まずいアイデアなのですが(対空砲除く)、実は意外に利点もあるのだとか
リコリス・リコイルレス
砲弾を浅い角度で地面に当てて跳ねさせて短延期信管で空中炸裂させる疑似曳火射撃的な大砲の撃ち方ってのがありますが、あれは元を辿るとそう特殊な撃ち方ではなくて、ライフル野砲の黎明期に自然発生してたのね。起爆の反応が悪いせいで自然に遅れてて、浅い角度で地面に当たると勝手にそうなってたと
無反動砲や対戦車ミサイルの余波を食らって歩兵砲が絶滅に追いやられた一方で、本来それらが直接代替するはずあろう対戦車砲はまだギリギリ生き残ってるあたり、代替兵器というの一筋縄ではないわね
IS重戦車の後進速度のおはなし。あいつの後進2段はギア比的には実質「後進1速と後進5速相当との二択」なんで、速度差が大きく変速が難しそうで後進の高速は使いにくかったのでは?なんて想像をしてましたが、どうも実際の戦闘ではISUが市街戦で後進2段を発砲後の高速退避に活用していた例があるようで
現代の戦車の天板に大口径榴弾が当たった場合のイメージは、大戦期の戦車が側面装甲に食らった場合のそれと厚さ的には近いような気はする。1枚目はパンター砲塔側面の45mm装甲、2枚目はブルムベアの戦闘室側面50mm装甲に152mm榴弾の直撃を貰った様子。この程度の厚さだと全然ダメなんですな
戦間期の戦車には機関銃を沢山詰んだり、さらには機関銃のみを連想で装備していたりする戦車がしばしばありますが、これは対人馬のみならず、実は対戦車砲との闘いを考える上でも意味があったんじゃないかしらという気もしています
終末兵器たる「ICBM」の文字配列の中に古代兵器が入ってるの、異世界から見るとエキゾチックに聞こえそう
巨大ロボが武器を撃つのにわざわざロボ指でトリガー引くの?問題、実際の大砲でも ・メインの使い易い電気撃発スイッチ」 ・バックアップ用の手動撃発レバー ・遠隔で使える拉縄 みたいに複数のトリガーを持つ例はあるし、そう考えるとロボ指はバックアップ機構としては悪くなさそうですよね