というかこれ、同軸が12.7mm、システムオペレーターの銃塔が中初速30mm(高射機関砲よりはトロくて擲弾銃よりは速いやつ)、車長サイトにも7.62mmが付いて、おまけに発煙弾発射器に対人擲弾も積めるみたいな。 ……やはり事実上の多砲塔戦車では?
これは1,2回目の浅い曲がりは前輪だけで曲がってて、最後は深くハンドルを切ったので履帯の操向装置が働いての急旋回になってるかしらん。こうやって効率の良い前輪操舵と小回りの効く履帯操舵を両立できてるわけで、ケッテンクラートの前輪にはちゃんと意味があると分かる動画ですわね twitter.com/puyokuma7/stat…
女騎士の甲冑の胸部装甲は内容物に合わせた形状の二つのバルジを備えるものが一般的であった。しかしこの形状はバルジの端や谷間に被弾すると弾が逸らされず、むしろ食い込む方に向かって貫通されやすくなる問題があった。そのため近年はあえて谷間を設けない楔型の胸部装甲を持つ甲冑も普及しつつある
いにしえの戦艦の機械式射撃統制装置めいた機械式アナログコンピューター制御で、一つの間接の一方向の動作だけを担当する人員が百人羽織くらいで操縦する超巨大ロボット。大量のメーターと制御ハンドルと人間が並んだ制御室はさながらパチンコ屋
超文明の超兵器を手に入れたけど武装の修復が出来なくて現代の既製品の武装を無理やりくっつけて戦力化してるやつ好き
3.7cm Pakで硬芯徹甲弾を使うとKVのほうがT-34より貫通しやすい箇所が多くなる、とな。硬芯徹甲弾は傾斜装甲との相性が良くないのでこうなってしまうんですね。というか垂直近い装甲相手にはやたらに貫通力が伸びるというか
【宣伝戦】弊サークル「火砲本編纂委員会」はC100新刊『火砲年代記 第1集 ロシア/ソ連の小口径野戦砲1867~1932』を突撃的に入稿しました。CF取材成果をベースに、近代的野戦砲の黎明とその後の発展を解説。多数の写真と図を収録した168ページのフルカラーで大砲の進化が実際分かる!【力強い】
バトルシップ星人、宇宙パンジャンドラムとか宇宙柄ヘッジホッグみたいに兵器体系が「ヘン」なのが異なる技術基盤を感じさせて好きなんですよね。イマイチ好戦的ではない何か煮え切らない感じの戦い方なのも、ティピカル殺戮宇宙人とは違った何らかの行動倫理をちゃんと持ってるぽくて良い
リコリス・リコイルレス
「プレイヤーが照準操作を直接するゲームで照準システムがちゃんと用意されていないと勘で撃つしかないので試行回数でゴリ押せる小口径砲が実態以上に有利・大口径砲が実態以上に不利になりがち問題」は数学上の未解決問題です
知識チート、あくまで振りかざすのは凡人でしかないので本物の「偉人」には負けてほしさがありますよね。アレキサンダー大王とかスヴォーロフとかにはどうやっても勝てないでいて欲しい(当たると絶対勝てないので正面対決しない方向に持って行って解決するみたいな方向でどうにか)
TLで話題になっている謎短機関銃は、あの例のPPS-43に至る簡易短機関銃の競作にE.G.ザイツェフ技師が提出したあまり知られていない試作品だとか。それに何故か「1940年式デクチャレフ短機関銃」と誤った説明が付いて展示されてしまっているらしい
古典的な牽引152mm榴弾砲でも連続射撃する場合は毎時15発とかが限界なのだとか(条件によりけり。実際は気温や装薬量、持続時間に応じて限界の発射速度が細かく規定されてる)。比較的シンプルな大砲でも、砲身なり駐退機なりが過熱してしまって限界が来るんですね。況や複雑な現代的自走砲では……
火砲の弾薬では装薬を納めた薬莢と弾頭が一塊になった固定弾薬(左)と、装薬を納めた薬嚢と弾頭を別々に装填する分離弾薬(右)が一般的です。しかし他に、金属薬莢と弾頭が別々になった半固定弾薬(中)ってのもあります。ソ連/ロシアや戦中までのドイツの大中口径砲ではこれが主流でした
昨今のGoogle検索はクソ情報の山に押し流されて使い物にならなくなったと言いますが、「役に立たない情報」を調べる限りでは全然問題ないんですよね。18世紀後半のフランス12ポンド野砲の散弾の弾子数とかはすぐに分かるのに、現代の家電とかを調べようとするとゴミの山がお出しされるというヘンな状態
「役に立たない情報」はクソ情報サイトで記事が書かれることもないので、そういう情報の世界ではまだかつての古き「インターネット」が残っているわけですね。必ずしも正確だとは限らないけれど、少なくとも誠実であろうとはしていた頃の世界が
「大乱闘スマッシュ世界大戦」を描かせてみたら完璧だった #midjourney
魚雷といえば1890年代にはもうジャイロ制御で舵取りして針路を維持・修正する仕組みが備わり始めていて、無誘導魚雷と呼ばれるものでもミサイルの誘導装置の分類に沿えば実際には「慣性誘導」の一種だったと言えるんじゃないかしらん。本当に無誘導な魚雷って実は意外に少ないのかも、などと
川口一さん(@ichi_kawaguchi)さんとこの『砲身強度設計入門』を読む。多層構造とか凝った造りの砲身って実際何がおいしいの? というのをちゃんと解説してくれます。特に個人的にはよく知らなかった鋼線巻きの砲身が「そういうことなのね」とスッと入ってきて発見でした
月面から超古代の赤い宇宙服を着た遺体が見つかるのが奈良の工事現場レベルの扱いになっている世界、それはそれで見てみたい
大砲の撃ち方で「試射なしでいきなり効力射?!」という話。大砲の撃ち方には「転移射」というのがありまして。試射で様々な修正量を確かめるには必ずしも実際の目標を撃つ必要はなく、あらかじめ別の適当な地点を撃って確認しといてもいいんですね。それで得た修正量を使えば目標にいきなり撃ちこめる
T-34戦車の変速機は悪名高いですが、その問題は実戦の前から既に認識されていて、1940年末には既にこんな改良型が提案されてたんですね。変速段数が4から6になって適切な速度選択が可能になり平均速度と登坂能力と寿命が改善、レバー操作負荷が半減、操作も簡略化、緩旋回と超信地旋回機能も備える、と
「エンジン」という言葉は語源を辿ると「知性、創意工夫、策略」くらいの意味なんですね。そこから投石機のような攻城兵器(城攻めの為の工夫や策略の一種と言えます)を指すようになり、転じて機械、そして動力機関を表すようになったと。「エンジニア(工兵)」はかなり根っ子に近い用法なのだなあ
ふと。マーヴェリックのムスタングって飛行機よく知らない人から見たら単なる牧歌的なプロペラ機に思えてしまうかもですが、実際のところ「旧時代最強のプロペラ戦闘機の一つにしてジェット時代の到来と共に去り行く運命にあったもの」なので、彼が私物で持ちそうな飛行機としては完璧なんですよね
そこで「いや、だったら同時代の海軍機のほうがもっと合ってるんじゃ……」とか言いだすのは悪いオタクです