ニンジャスレイヤー第四部の「自我獲得ドロイドを旧世紀B級アクション映画ビデオテープで一杯になった部屋に閉じ込めておくと『思考がやや奇妙であるものの一通りの一般常識と概ね真っ当な正義感と優しみを備えた人格』が出来上がる」って発想、テンサイのそれだわよね
第一次大戦での日産20~40万発とかいう狂った砲弾生産はよく言われますが、それは滅茶苦茶な火力戦をやってた西部戦線の英仏独とかの話で、いっぽう東部戦線はそこまででもなかったんすよね。ロシア帝国の砲弾生産は最盛期でも日産9万発とかで、意外や昨今の何かに近い数字
ブラッカーボンバードの対戦車弾はプラスチック爆薬と短延期の弾底信管を備えていて、装甲に当たって潰れた後に1/300秒の延期で起爆する……と、つまりHESHそのものなんですね。ひょっとしてHESHを投射する兵器の最初の実用化例はコイツだったりするのかしらん
ハ号のレストア実物とレプリカの走りは曲がり方の違いが興味深いですね。実物のほうは元のまま(?)のクラッチ・ブレーキ式なせいかカクカクした曲がり。一方レプリカのほうは恐らく現代的な装軌車両のモツを使ってるので滑らかに曲げれて「しまう」。カクカクしてるのが本物の証なのだなあと twitter.com/Desert_Fox0611…
リコリス・リコイルレス
「結局のところ何をやっても枢軸国は負ける」みたいなお話になるにつけ、じゃあ逆に連合国側が史実より余計に失敗する方向性だと、どこまで失敗できたんでしょうねみたいな気もしてくる。まさか「どこまで失敗しても勝てる」なんて訳はないでしょうし
古典的な牽引152mm榴弾砲でも連続射撃する場合は毎時15発とかが限界なのだとか(条件によりけり。実際は気温や装薬量、持続時間に応じて限界の発射速度が細かく規定されてる)。比較的シンプルな大砲でも、砲身なり駐退機なりが過熱してしまって限界が来るんですね。況や複雑な現代的自走砲では……
おいでよ火砲趣味。榴弾砲のことを「野砲」と言ってしまったりしても、「戦車」や「戦艦」と不適切に呼んだみたいな事にはならずに誰も気にしない平和な惑星だよ
「ライフリング、後装、駐退復座機の三位一体による大砲の革命!!1」みたいなことを考えた時、それらの要素が一つも引っかかってこないのに同じく革命的な存在になった迫撃砲の面白さもまた際立ってくるような気がする
「大乱闘スマッシュ世界大戦」を描かせてみたら完璧だった #midjourney
XM174自動擲弾銃のプロモーション写真、狂ってて好き
歩兵砲ってなんとなく古臭い大砲みたいなイメージがあるかもですが、存外に新しい生まれなんですよね。歩兵の小部隊に随伴して臨機応変に敵火点を排除する……なんて必要性が生じること自体がまず第一次世界大戦的ですし。意外にも戦車とほとんど同期の生まれなのだなあ
なるほど現代なら粘着テープでいい……というか作るんかい
「プレイヤーが照準操作を直接するゲームで照準システムがちゃんと用意されていないと勘で撃つしかないので試行回数でゴリ押せる小口径砲が実態以上に有利・大口径砲が実態以上に不利になりがち問題」は数学上の未解決問題です
1918年ドイツの統計では大砲の損失理由はこんな感じ 自然消耗 46% 砲身断裂 11% 戦闘で破壊 19% 戦闘で鹵獲 24% 砲身断裂には寿命と事故どちらも含まれそうですが、まあザックリ半分以上は戦闘による直接的な損害以外のところで失われていたわけです
無反動砲の後方爆風はちと地獄めいて捉えられすぎている気もして。実際には無反動砲と一口にいっても大きい小さい色々あり、それぞれに後方爆風や陣地選定の条件は違うので一概に言えないんですよね。例えばRPG-2では後方50cmに、RPG-7では2m以内に壁がなければよいので肩撃ち級なら塹壕や室内も割と可
軽過ぎると当たらない、と言えば。75mmパックハウザーの砲身の上についてるナメクジめいた形の部品、これ砲身の強度を担うとか駐退復座機の一部を構成しているとかではなく、単なる「錘」っぽいんですよね。鋳鋼製なんですが、中にわざわざ鉛を流し込んで49kgもの重量を持たせてある
LGBT、たぶん爆弾型魚雷のレーザー誘導版
大傾斜装甲はAP弾に対して非常に効率的な防御が出来ます。いっぽうAPDSはより発展した弾という印象があるけれど、極論すれば小さくてより速いAPの変種に過ぎない。なので在来型AP弾の究極形みたいなドイツ長8.8cm砲への対抗を目指して作られたIS-3は、初期のAPDSにも耐えても不思議でなはない訳です
2C戦車ってあんまり強い印象はない戦車かもですが、戦間期目線だとこいつは意外に特筆すべき存在だったみたいな? というのもコイツは当時の戦車としては例外的に、野砲の榴弾や歩兵砲の徹甲弾では装甲を貫通できない存在だったのです。こいつと戦うには徹甲弾を持った野砲が必要になるぞ、と
シリアの応急装甲車。どれだけ積極的に傾斜装甲を活用するつもりがあっても、操縦席視察装置に特別な工夫(または視界が悪くても我慢するという割り切り)ができない限りは操縦席前面だけは切り立った配置とせざるを得ない……ということの非常に良い例ですわね
こうしてみると榴散弾はハマると本当に強いし、高性能榴弾の時代になっても何だかんだ榴霰弾を残したくなるのもわからんでもない
そういや大戦期の航空ロケット弾って、搭載重量の大きな機種でも6-8発、例外的なものでも精々12発しか積めないんですよね。合計500kgとかそこら。多連装発射機の発想は一応あったのに、搭載数を増す方向性が薄いのが不思議。空気抵抗とかの問題なのか、あくまで補助的武装という割り切りなのか
この変速機交換方法のせいで豹は車体サイズに余裕があってもあれ以上砲塔を広げるのが難しいし、王虎はあんなに車体が長くなってしまってるんじゃよなって
ガルパン世界の女の子は無茶苦茶力がつよい説を採用しているので総重量68kgの弾薬を涼しい顔して持ったりする描写これがすき