今日は大戦期ソ連の大傑作野砲76mm ZIS-3が採用された1942年2月12日から80周年となる記念日……なのですが、実はこの砲は前年の秋頃から「違法に」生産されていたのだとか。結局バレて1月5日生産中止が命令されるも、でも物自体は悪くなさそうなので改めて正式に試験され、そして採用されたというわけ
ロボがロボ目でロボ銃のスコープわざわざ覗いて撃つ必要があるの問題、そこでやるべきは「そういう無用なことやってる既存のロボは謎」と言うことより、「じゃあスコープ覗かないロボ描写がどう写るのか試しにやってみようか」じゃないかしらね
ポルステン20mm機関砲の4連装砲架って「戦闘ロボットの胸部」感がすごいですわね。丁度いい位置に砲手の頭がくるし、乗り込み時の装甲の開き方なんかも完全にそれ
こりゃなんとまあ……。現代でも重さが問題にならない用途でなら水冷重機関銃の持続発射能力には幾らかの魅力があるのかなあ。ウクライナの紛争でもマクシムが近代化されて復活してましたし twitter.com/TheDeadDistric…
資材運搬車の足回りって戦車脳で見ると面白いすね。戦闘車両であればまず使われることのないスタイルで、あくまで民生用装軌車両なのだなあというポイント。サスペンションのないボギーだけで地形に追従できる、という簡素実直な造りが面白い。無茶な走りをしない低速の車両ならこれ足りるのだなあ
チャーチルAVREの29mm(290mmの誤植ではない)スピゴット砲の装填、発射の様子。そういや実際動画で見たのは初めてかも。装甲の外に手を出して18kg弾を押し上げるのは敵前ではやりたくないなあとか、弾道がハッキリ目で追えるような低初速とか、色々難儀さが見えてきますわね twitter.com/ArmouredSapper…
大砲は射撃の度に砲身や駐退機が熱くなるので長時間の射撃では発射速度に制限が設けられるものですが、そこで戦間期フランスでは交互射撃で加熱を抑える「連装砲身の野砲」が検討されたこともある、とな。陸の大砲で連装砲は大抵まずいアイデアなのですが(対空砲除く)、実は意外に利点もあるのだとか
携行対戦車火器や対戦車ミサイルでも戦車という兵器ジャンルを殺すことはできなかったけど、代わりに歩兵砲が死んだあたり、「兵器ジャンルを消滅させるのは対抗兵器ではなく優れた代替兵器である」みたいな感じがしますわね
帝国単位には特に思うところはないんですが、 1ポンド(実はフランスポンドで489g) 1ポンド(実はロシアポンドで408g) 1ポンド(実はロシア砲兵ポンドで491g) 1ポンド(実はプロイセンポンドで468g) とか出てくると流石にやめてくれと思う
まーた一部のオタクは八尺様の恵まれた体格を活かして重機関銃を運用させたりしたがる。あーあ、「完璧な夏の日」が「暴力の世紀」になっちゃった
というか、「野砲で倒せない戦車」がいると本当にヤバい。たまーにソレに近い戦車が盾の矛のシーソーゲームの合間に現れてしまったこともあるんですが、そういうのは本当に手が付けられないくらい無茶苦茶に大暴れしたりする
一方フランス人はサイドカーに25mm対戦車砲を積んだ。砲の首から上だけ搭載とかじゃなくて、490kgある砲全体をそのまま……ええ?
3.7cm Pak36、不当に低く評価されている大砲ナンバーワン説
「銃器のストックといった要素は人間が使うために必要なだけであって、ヒューマノイドロボットが使うならそれらを要素を削ぎ落した専用設計でもいい」 VS 「ヒューマノイドロボットは人間用に作られた物や環境をそのまま活用できることが利点なのだから、人間用の銃器をそのまま扱う前提であるべき」
「ドローンで敵部隊が丸見え!」みたいなやつ、そりゃ見つかったやつだから見えているのであって、見つかってないやつの映像は当然流れてこないのだよなあ
川口一さん(@ichi_kawaguchi)さんとこの『砲身強度設計入門』を読む。多層構造とか凝った造りの砲身って実際何がおいしいの? というのをちゃんと解説してくれます。特に個人的にはよく知らなかった鋼線巻きの砲身が「そういうことなのね」とスッと入ってきて発見でした
タングステン、現代ではダーツの胴体なんかにも使われてるのね……。そりゃ重くて細くてよく刺さるでしょうよ。完全合法で買える民生用APFSDSやん
月面から超古代の赤い宇宙服を着た遺体が見つかるのが奈良の工事現場レベルの扱いになっている世界、それはそれで見てみたい
終末兵器たる「ICBM」の文字配列の中に古代兵器が入ってるの、異世界から見るとエキゾチックに聞こえそう
ウェリントンに機首区画を与圧したタイプなんてあったんだ……。あの気密性のかけらも無さそうな大圏式構造の胴体に、ヌッと深海魚めいた頭がくっついてて違和感がものすごいです。尾部銃座は与圧しようもない構造なのでそのまんま
こういう本が欲しかったんだよなという気持ちを本にしていく。「ヘェー、その分野にはそういう問題があって解決策はそういうのがあるのね」フェチなので
1920年代末の戦車開発のおはなしを読んでると、当時でも既に「野砲の徹甲弾に耐えられるような戦車こそが真に画期的な戦車となるだろう」みたいな見方がしばしばあり。大戦期のこのへんの戦車は予想外なものではなく、むしろ「ずっと欲しかったのがようやく実現したやつ」なんですねえ
いにしえの戦艦の機械式射撃統制装置めいた機械式アナログコンピューター制御で、一つの間接の一方向の動作だけを担当する人員が百人羽織くらいで操縦する超巨大ロボット。大量のメーターと制御ハンドルと人間が並んだ制御室はさながらパチンコ屋
知識チートものを面倒な考察抜きで成立させるビッグ解決策: 技術担当モブの中に「ウルバン」「グリボーバル」「ホイットワース」といった名前を紛れ込ませる(細かい描写はない本当にただのモブ) 細かいことを気にする種類の人は名前を見た瞬間にフリーズする筈なのでその隙にすばしっこく押し通る
砲弾を浅い角度で地面に当てて跳ねさせて短延期信管で空中炸裂させる疑似曳火射撃的な大砲の撃ち方ってのがありますが、あれは元を辿るとそう特殊な撃ち方ではなくて、ライフル野砲の黎明期に自然発生してたのね。起爆の反応が悪いせいで自然に遅れてて、浅い角度で地面に当たると勝手にそうなってたと