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「こういう目に見えない心情な部分のケアって難しそう」とのご感想をいただきましたが,それが仕事ですから難しいのは問題ではないんです.問題はこういったケアに診療報酬的な見返りがまったくないことです.すべてを医療者の人間性に帰し,目に見えないケアに費用をださないのが日本の医療の欠点です
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前立腺がんや甲状腺がんが例外なのではありません.最近のさまざまな疫学研究によると,がんのスクリーニングでは必ず過剰診断がある一定割合でおきており,程度の問題とわかっています.そうなると個別のがん検診のメリットデメリットを理解したうえで受けるかどうかを決める必要があるのです.
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20年も結果的には無意味な検診がつづけられ,膨大な数の過剰診断によりもともと不要な乳幼児への外科手術がなされてきました.RCTによって無効が証明されても,基準をかえて過剰診断が防ぐといった研究班の発表など専門家の抵抗のなか,一部の良心的な小児科医や小児外科医の力により中止となりました.
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反ワクチンは、家族が言うことを聞かずワクチンを接種すると、その解毒のためにイベルメクチンを料理にまぜて、こっそりと摂らせるとのこと。正直こわい。イベルメクチンの副作用もこわいが、ふだんなにを摂らせられているかわからないのがこわい。
togetter.com/li/1917969
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結局のところ日本人でBSEを発症したのはひとりだけで,それも英国滞在歴が長く,そのあいだに感染したと推定されたかただけでした.世界で唯一,日本だけがおこなった非科学的な全頭検査は,国民自身におおきな損失をあたえただけでなく,米国など国際的にも大きな摩擦を引きおこす結果になりました.
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だいじなことなのでくりかえしますが,検査というものはすればするほどいいわけではありません.適切な対象に適切な検査を選んでおこなうことが重要です.福島の甲状腺調査も,出生前診断のNIPTも,新型コロナPCR検査も,事前確率の低い一般対象者にスクリーニングとして広げることには反対いたします
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@Ryouma_Koji これが事実であればたいへんな事例で,全国の現場にすぐに共有され,徹底的に検証されます.しかし残念ながらそういったことは報告されていません.事実の信憑性にかなり疑問があります.例の友達の友達の話というパターンですね.きちんと実証せずにツイッターで流すとデマとして認定せざるをえません
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医療の非専門家は感染症に不安を感じるととにかく検査をと思いがちで,臨床現場の人間が「検査はきちんとした適応に応じて」の主張に本能的に反発します.しかしそうなのです.それが理解できないから,専門家の「誤り」はなにかの陰謀だとか医学教育の誤りだとか見当はずれの邪推をしがちです.
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政府のとつぜんの方針転換も解せません。第6波の2月には1都12県に「まん防」の適用を決めましたが、今回は国民になんの説明もなく行動制限はしないと表明。選挙で信任された政府の方針だから受け入れますが、行動制限しないことでどの程度の死亡者増を国民にうけいれてもらいたいなどの説明はほしい。