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重症化率はデルタで3.0%,オミクロンBA.1で1.7%,BA.5で1.6%だそうです.BA.5は感染力が高くワクチン接種者も感染しますが,重症化率がワクチン2回で41%低下,3回で80%と劇的に低下します.ワクチンは感染予防より重症化予防として受け,マスク,手洗いはいままでどおり淡々と続ければいいでしょう.
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私達は忘れない
武田邦彦「2015年にひとが住めなくなる」takedanet.com/archives/10138…
比在住日本人「2014年までに6千万人が死亡」blog.goo.ne.jp/adoi/e/64ed750…
バズビー「東日本の80%が放射線障害を発症」detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_de…
グロジンスキー「2019年の東日本で健康人が20%以下」rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl…
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もちろん,謝罪をするのはわたしなどにではなく,原発事故にともなう風評をたてられ,いわれもない偏見や差別にずっと苦しみつづけた福島のかたがたにです. twitter.com/junmurot/statu…
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震災直後はなにも食べるものがなく,ナースステーションに行っては,おかしをもらって飢えをしのいでいました.沿岸の被災地に支援物資を運ぶためたくさんのヘリコプターが病院の頭上を通過していくのを,うらやましげにながめていたものです(一機くらいここにおちてこな、もとい、おりてこないかなと)
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RNAワクチンは予想より早く実用化され、有効性も期待以上のものです。1年以上つづいた行動の自由の制限も、ワクチン接種による集団免疫達成までです。いまや進むべき道はあきらかなのに、PCR原理派や反ワクチンによる抵抗や妨害も猖獗をきわめてきて、このあたりは異常心理学的に興味深いところですね
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「ワクチンで5G接続」という例の話は,それなら動画見放題とかスマホ代もWiFi代もいらないとみんなが大喜びしていて,もちろんデマとわかっていながらなのでしょうが,それでもまったくワクチン忌避につながらないところが,反ワクチンの時代感覚の古さが如実に表れていて,とても興味深いところです
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HPVワクチンについての中日新聞の報道は終始滅茶苦茶でしたが,「ワクチンが必要と思うなら医者が街頭でデモすればいい」とか,「マスコミには失墜させた信頼を回復させる能力はありませんので,自分たちで信頼回復に取り組んでください」といった暴言を繰りかえしたI記者の弁をいま聞きたいです.
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みなに考えていただきたいことは、近くで産みたいという個人の切実な思いを社会の問題にどうつなげるかです。署名などはまったく無意味。欧米並みの費用負担を受け入れるか、医師一人でがんばらせるかわりに事故があっても免責とするか、周産期医療レベルの低下を甘受するか、いろいろ選択肢があります
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これですね.いまさらワクチン以外の感染防御を検討すべきとボケボケなことをいうひとがいてあきれますが.
news.yahoo.co.jp/articles/66cd6…
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原発事故後にいちはやく分娩を再開した地元の産科医院では,人手もなく食材も手にはいりづらかったため,お産で入院された産婦さんの給食のために,院長自らがホカ弁を買ってきてそれを食器に盛りつけていたという泣き笑いの逸話があります.地方での分娩取り扱いはそういった志からなりたっています.
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福島原発事故では被曝そのもので健康被害はおこらなかったというUNSCEARの報告は,国内の専門家も一致して認めるところです.おきたのはメディア報道の過度のあおりによる社会不安でした.不安に思う住民が甲状腺調査の継続を求めるのは,センセーショナルな報道によって生じた情報災害によるものです.
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主観的なリスク、すなわち「不安」というやつがいちばんやっかいなんですね。たとえば遺伝子組換え作物(大豆やトウモロコシなど)について千本の文献をレビューした結果があり、健康や環境に害を与えたというエビデンスはゼロでした。それでも遺伝子組換え食品はなんとなくイヤという思い込みがあります
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無症候者からの感染についていまのところ確固たるエビデンスはありませんが,仮にあってもそれほど高くはないだろうという見とおしを専門家はもっています.それをわざと過大にみつもり,世間の不安を煽るだけ煽ってPCRの大合唱に誘導したひとたちがいます.このとき検査は不安産業の餌食になりました.
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そうか。いまひとつ気がついたのですが、ふつうのひとは、検査が高精度になればなるほど過剰診断はすくなくなると考えがちなんですね。事実はまったくその逆です。検査が高精度になればなるほど過剰診断は増えていきます。甲状腺超音波検査もコロナPCRもまったくそのとおりなのです。
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もっとも深刻な問題のひとつが里帰り分娩の受け入れです。余力を失った地方の病院が、分娩制限でまっさきに断るのが里帰り分娩です。ただでさえ長距離移動や夫の不在、病院間の紹介などハイリスクとされている分娩なのです。これからは里帰りが当たり前にできるとは考えないほうがいいかもしれません。
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20年以上前の話ですが、流死産や新生児死亡を経験された女性や家族の相互支援の会があって,お話し会を開いているとの案内をみました.関心のあるひとはだれでも参加可とあったので,申し込んでみました.当時はまだ当事者同士が語りあうピアサポートグループは全国でもめずらしく,関心があったのです
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諸外国でワクチンが劇的な効果をあげつつあると,日本の今後の戦略もいかにワクチン接種率を高めていくかの一択かと思いきや,いまだにPCRスクリーニングの拡大を唱えているひとたちがいるようです.「検査」はすればするほどいいわけでも,すれば安心できるわけでもないことを説明させていただきます
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オミクロン流行期のワクチン4回目接種の有効性について,今度はイスラエルから報告がありました.医療従事者約30000例を解析したところ,3回接種者にくらべて4回接種者はコロナ感染が65%すくなかったとのことです.
jamanetwork.com/journals/jaman…
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まさしくそのとおりです.ネオリベは,こういう非常時にいつものように自己責任と主張すれば,総スカンをくらいそうなのをよく知っているので,責任を転嫁でき社会の非難の対象となりそうな集団をさがします.それが今回は医者というわけですね. twitter.com/ryuoh777/statu…
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「整体系」とひとことでいっても,柔道整復師資格をきちんともって,打ち身や捻挫などをまじめに治療しているかたは多くいます.もちろん後者の無資格診療はきちんと規制されなければなりません.またEBMの視点からは,柔道整復術のなかでエビデンスが確立しているものはまだないのが検討課題です.
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甲状腺がんの過剰診断とは誤診ではありません。病理学的にはがんにまちがいないのですが、進行がきわめておそく生涯でまったく症状を示さないなどです。残念ながら個々のがんにおいて過剰診断と判断することはできません。検診をおこなう群とおこなわない群で生存率に差がなければ、それは過剰診断です
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韓国で甲状腺がん検診がはじまって発見数が15倍になったのに、死亡率はまったくかわらなかったというお話。すなわち過剰診断です。「どんながんも早期発見・早期治療が望ましい」と信じるひとが多いですが、それはあきらかなまちがいです。甲状腺がん検診はやってはいけない。synodos.jp/fukushima-repo…