室月淳Jun Murotsuki(@junmurot)さんの人気ツイート(古い順)

何度でもくりかえしますが、無症状のひとにPCR検査をおこなってはいけません。事前確率の低いひとをスクリーニングすると、弊害のほうが大きくなります。事前確率と偽陽性、偽陰性については何回か説明しましたので、もう一度読んで考えてみてください。ワイドショーの情報をうのみにしないでください
世間に存在する悪は、ほとんど常に無知に由来しており、よき意志も知識がなければ、悪意とおなじくらいおおくの害をあたえることになります。人間は悪であるよりはむしろ善良であすが、いまそのことはたいして問題ではありません。しかし人間はだれでも多少なりとも知らないところがあるのは当然です。
もっとも救いのない悪徳とは、自らすべて知っていると信じ、自分には他人を傷つける権利があると考える無知です。新しい道学者がたくさん横行し、あれこれとふれまわっています。わたしたちの結論はいつもなすべきことだけをなすというものですが、多くのひとたちにも理解していただきたいと思います。
ついこのあいだまでは、感染爆発をふせぐためにPCR検査を増やさなければならないと主張していたひとたちが、いざピークアウトして感染者数が減りはじめると、出口戦略をたてるためにPCR検査が必要だといいはじめました。結局、理由はなんであれ、検査を増やしたいだけなんでしょう。
「今の段階でPCR検査をいたずらに増やそうとするのは得策ではない」「無作為な大規模検査は現場は全く必要としていない」これは現場での医師のほとんどの意見です.PCRを増やせとメディアで主張するひとに,実際に診療にたずさわる医師はほとんどいないことにご注意ください. headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-…
病院としてはこのような行動がもっとも負担となるというか、はっきりいって迷惑。37.5度4日以上というのがある意味トリアージの働きをして、医療を破綻からまもったともいえます。 news.yahoo.co.jp/articles/04011…
お願いの筋がございまして投稿させていただきます。みなさん、「室井佑月」氏を、「室月」と略すのだけはやめてもらえませんか? 心臓に悪いので。
全国の妊婦さんへ.全額補助のPCR検査がはじまりますが,けっして希望してはいけません.いまの状況で無症状の妊婦さんに万が一「陽性」がでても,9割以上が非感染です.それにもかかわらず,強制的に指定病院に入院隔離させられ,帝王切開となります.術後も赤ちゃんと2週間隔離,強制断乳となります
専門家がPCRによる全員スクリーニングは医学的には無意味だ、やめたほうがいいと言っているのに、できないことの理由ばかりさがすなとか、そもそもは医学は科学ではなく、PCRを 制限するなどエセ医療だと論難するのは、もはや理性のたががはずれたマスヒステリー状態としかいいようがないみたいです。
4万円程度でPCRを自由にするクリニックが大儲けとのこと。まあやったら確実に儲かるでしょう。医者や感染症の専門家が検査の大幅拡大に反対する理由を、みんなもう少しまじめに考えたほうがいい。医者はその気になればボロ儲けできるのに、そうしないで反対しているのは職業的良心からにほかありません
社会の不安を煽りたてれば、いくらでもひとびとを検査に誘導できる。よくも悪くも医者にはそれだけの力がありそうです。そこに利潤追求な動機がからむとたいへんなことになります。新型コロナでも、出生前診断でも、原発事故後の甲状腺調査でも、そこにはまったくおなじ構造が存在します。
PCR拡大派とPCR抑制派とひとは呼びますが、それはちがいます。臨床検査としてのPCRはあくまでも医学的な適応にしたがって、必要なときはする、必要でないときはしないというだけで、拡大も抑制もないのです。これは純粋に医学の問題です。アメリカのマスクとおなじで、くだらない政治問題にするな。
数年前に中間報告がでたときに、大手新聞にこれを報道してほしいとお願いしましたが、(異常がふえたという内容ならともかく)、影響はなかったという結果にはニュースバリューがないと断られて、とても悔しい思いをしました。メディアの責任としてこんどこそきちんと取りあげていただきたいと思います。 twitter.com/scicafeshizuok…
2021年は大幅な出生数減少が予想されます.コロナ禍が今年前半で解決せず2年以上も出生率が低いと,産科医療機関や保育園,学校の経営悪化によるインフラ消滅という危険があります.一時的な経済の悪化どころでない国家的な危機です.どこに重点的に公的資金を注入するかを熟考する必要があります.
日本ではワクチンの不幸な歴史をくりかえしてきました.どんなに有効であっても,副反応による被害がおこると,被害者の正義によってつぶされました.もちろん悪いのは被害者でなく,「正義」を煽りたてるマスコミであり,責任回避する当局者です.しかし今度という今度はたいへんなことになるでしょう
CDCのファウチ博士によると、12月中にすでに1万人以上の妊婦がワクチンを受けました。その多くが医療従事者であり、COVID-19のハイリスクであったためです。その結果、特に心配することはまったくおきなかったので、今後も妊婦へのワクチン接種を進めていきたいとのことです。 cnbc.com/2021/02/03/fau…
社会のワクチンアレルギーによって、国内での新規開発はおろか海外からの調達にすら、厚労省が及び腰になっていました。もちろん悪いのは被害者ではなく、それに乗っかったメディアと、サッサと逃げだす当局者です。こういった不幸な歴史が、今回はへたをすると国の存続自体すらあやうくしかねません。 twitter.com/s_kajita/statu…
20年以上前の話ですが、流死産や新生児死亡を経験された女性や家族の相互支援の会があって,お話し会を開いているとの案内をみました.関心のあるひとはだれでも参加可とあったので,申し込んでみました.当時はまだ当事者同士が語りあうピアサポートグループは全国でもめずらしく,関心があったのです
「こういう目に見えない心情な部分のケアって難しそう」とのご感想をいただきましたが,それが仕事ですから難しいのは問題ではないんです.問題はこういったケアに診療報酬的な見返りがまったくないことです.すべてを医療者の人間性に帰し,目に見えないケアに費用をださないのが日本の医療の欠点です
諸外国でワクチンが劇的な効果をあげつつあると,日本の今後の戦略もいかにワクチン接種率を高めていくかの一択かと思いきや,いまだにPCRスクリーニングの拡大を唱えているひとたちがいるようです.「検査」はすればするほどいいわけでも,すれば安心できるわけでもないことを説明させていただきます
だいじなことなのでくりかえしますが,検査というものはすればするほどいいわけではありません.適切な対象に適切な検査を選んでおこなうことが重要です.福島の甲状腺調査も,出生前診断のNIPTも,新型コロナPCR検査も,事前確率の低い一般対象者にスクリーニングとして広げることには反対いたします
武漢でのロックダウンは3か月近く続きました。警察や軍隊を動員して都市封鎖し、他人に故意に感染させる行為は最高死刑までの法律で厳禁し、いわば強制的に市民全員を隔離しました。全員PCRはその出口戦略としてなされました。PCR自体にCOVID-19の感染抑制、すなわち「防疫」とやらの効果はないのです
無症状者のPCR陽性は,多くが無症候性感染か治癒後であり,感染力もほとんどないと考えられます.もっとも見つけたい発症前1~2日前の感染力のきわめて高いひとたちは,比率からいって陽性者のごく一部にすぎません.ローリスクにPCRをして陽性者を隔離しても,感染防御の面では効率がよくありません.
無症候者からの感染についていまのところ確固たるエビデンスはありませんが,仮にあってもそれほど高くはないだろうという見とおしを専門家はもっています.それをわざと過大にみつもり,世間の不安を煽るだけ煽ってPCRの大合唱に誘導したひとたちがいます.このとき検査は不安産業の餌食になりました.
感染の不安を煽って展開する野良PCR,出生前診断を宣伝する野良NIPT,低線量被曝の不安にしずめるためと進める甲状腺調査.科学的な論理にもとづけば意義が高くないこれらの検査を,世間の不安を煽って進めるというまったくおなじ構造をもっています.検査をしなければ不安か? 検査をすれば安心か?