場末宿の猫(正式名称不明)にワイが「猫なの?そうなの!ねこなの!!」と話しかけてたら宿の民全員がnekonanoと呼ぶようになった話は以前したけれども、最近ではそこにロシア語の接尾辞(?)の-шкаつけて「ねこなのーしゅか」って呼ばれてんの、異言語の融合と変遷を目の当たりにしてるようで好き。
「ジョージアの別府」こと(勝手にそう呼んでる)、ディハシュホ温泉へ。見渡す限りの平原に湧く、40℃ほどの青みがかった乳白色の野良露天温泉。 無料だし誰もおらず貸切だし適温の極みだし硫黄臭すさまじいし、なにこれもう日本。極楽過ぎて溶けそう…
スノ・バレーの中央部。花々が咲き乱れる緑の斜面にへばりつくようなコセリ村。住人は82歳のジョージア人男性たった一人だけ。 一つ一つ石を積み上げ村を拓いた先人の努力も虚しく、朽ちていくのを待つだけの家々。人が住む麓の村をすぐそばに望むのに、ここだけ現世から隔絶されてしまったかのよう。
↑一周まわって、場末民総出で骨をほじほじするの手伝ってくれてる。
商店のコーヒーの棚に並んでた最安の買って飲んでたら宿のロシア人が「チコリーー!!」と感動しててロシアで有名なメーカーなのか?と思いきや、物資がないソ連時代にコーヒーの代用として広まった「チコリ」という花の根が原料の飲み物だそうでカフェインはゼロ。言われなければ気づけないほど似た味。
ジョージアで食べた中で一番美味しいオーストリ(牛肉シチュー)に出会ってしまった… 舌先でとろける牛肉、ドロドロになるまで煮込まれ液体と化した玉ねぎ(重要)、新鮮なトマト由来の芳醇さ、スパイスの饗宴。 ちゃんと陶器の器でアッツアツを出してくれるのも嬉しい。場末酒場だと思ってなめてた… twitter.com/i/web/status/1…
↑今日はスマホの修理で市場の野良工務店に行ったのだが、おじさんに日本人だと言うと「日本のトップ、今ウクライナいるんだってな!いや〜日本人は計算うまいねえ〜」と。ど地元民でも知ってるくらいの大ニュース。(そして「それに比べてジョージアの親露政府は…」って政治談義になるお決まりの流れ)
外国人に、日本語のYes/Noのカジュアル版は「うん/ううん」だと言うと、まず誰も聞き分けられなくてウケるのでおすすめ(誰に?) さらに肯定の「うんうん!」と考えるときの「うーん…」があると言うと大ウケして「このŪnはどれでしょうかゲーム」に発展して人気者になれるのでおすすめ(だから誰に?)
この風景がもう一度見たかった。
煙草吸ってたら通りがかったジョージア人が煙草くれと言ってきて、でもあと1本しかないし断ったのね。そしたら「中国人ドウタラ〜!」と叫びいきなり殴りかかってきたから応戦して、宿の民も騒ぎ聞きつけ来て追い払ったんだが、ジョージアは酒/薬物/差別の問題とかまじ深刻だから旅行者気をつけて。
ジョージア田舎のゲストハウス名物「どう考えても一人分ではない食事、およびワイン」再び現る。
↑形容詞の短形だと「かわいいねん」「かわいいなぁ」と変化するようだし、イントネーション的には、関東弁の「かわ↑いい」(尻上がり)ではなく、関西弁の「↑かわいい」(尻下がり)に近いように聞こえるから、ロシア語のルーツは関西弁(暴論)
うちのロシア人1号2号(トビリシの愉快なルームメイト)によると、9月以降にトビリシに来てホステル暮らししていたものの有り金が底をつき追い出され、路上生活を送るホームレスロシア人が出没しはじめてるとな。こうなるとバトゥミで出てくるのも時間の問題かもぬ。治安の更なる悪化だけは避けてほしい
新たに宿に来た韓国人が「宿泊客のロシア人にチャイニーズ!チャイニーズ!ってしつこく馬鹿にされた!!!」と憤慨していて事情を聞いてみたら、韓国人がやかんを火にかけっぱなしなのを「チャイニーク!!(чайник:ロシア語で"やかん")」と伝えようとしただけだとな。言語能力たいせつ。
ジョージア料理の写真を載せてると「肉料理ばかりで胃がもたれそう…」なんて思われたりする。確かにジョージアには肉料理多いけど、上には上がいる。それがモンテネグロ料理。いまだかつてモンテネグロ以上に肉肉しい食文化には出会ったことがない。でもやっぱり茶色い飯=正義。
↑アルバニア本場の味そのままのタシュチェヴァプのレシピ、再度貼っとくぬ。鶏肉だと牛肉のようなほろほろ食感は出ないけど、またひと味違う旨味がじんわりと出るのでアリ。材料切って水入れて放置するだけの手順は同じ! ca-voir.com/nobuyo-kitchen…
ちょ!!!!ジョージアでスイカバー売られてるんですが!!!!!
これ、自分が今ジョージアで見てる光景そのまま。開戦直後に来たロシア人と9月の総動員令以降に来たロシア人ってまったく質が違う。前者はリモート可のIT系だったり小金持ちだったりの層で、後者はそうではない庶民層。それに加えて、この二種類のロシア人で戦争に対する考えが大きく違う気もする。 twitter.com/DJmyfavorite/s…
ジョージアのバクラヴァ売り場は宝石箱。
東欧・バルカン12ヶ国でこれだけは食べとけ!って料理をツリーで紹介。 アルバニア🇦🇱タフコーシ →羊肉のレモンヨーグルト煮。酸味と旨味の新世界 ウクライナ🇺🇦クリョツキ →鶏挽肉入り芋団子スープ。ほっぺた落下注意 クロアチア🇭🇷シュトルクリ →ザグレブ名物グラタン。"芳醇"を具現化したやつ
バルト三国&中欧四ヶ国の「これだけは食べとけ!」って料理たち。 エストニア🇪🇪ミートボール →濃厚ソースの旨味が神。ふんわりじゅわあ ラトビア🇱🇻魚のビネガータルタル →味つけ完璧。もはやチキン南蛮 リトアニア🇱🇹キビナイ →ザクザク生地とジューシーひき肉のベイクド餃子。素朴なほっこり味
アルバニア料理の「タシュチェヴァプ」を作った🇦🇱 材料は牛肉/玉ねぎ/トマト/オリーブオイルの4つだけ&中火で放置するだけの簡単調理で失敗なし。大量玉ねぎが溶け込んだスープは昇天級の旨味。牛肉もとろっとろで米何杯でもいける。 「世界で一番玉ねぎを美味しく食べられる料理」として推したい。
在ジョージアロシア人界隈が文字通り大混乱していて、そこの話聞く限りではこれまじでやばいのかもしれないぬ。
↑誰のものかもいつのものかも分からない謎の肉片や骨どーん+生姜人参ニンニク適当にどーん+場末民総出で骨をほじほじ+4時間くらいぐつぐつ+醤油と砂糖どーん=場末麺!!!! twitter.com/nobuyo5696/sta…
昨日のヒンカリ祭りで、大鍋でグツグツ煮込まれていたこのスープのような液体。いったい何かわかりますかぬ…? 答えはビール。祭の日に麦汁を煮込んで3週間ほど発酵させ、8月の別の祭の日に皆で飲むのだと。ワインよりもビール文化が色濃く息づくジョージア山岳部の伝統。