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英国はコロナウイルスの血清学的検査(抗体検査)を医療者・一般向けに大規模に開始する。既に350万キットが英政府の手元にありさらに在庫を積み上げる。指先からのごく少量の血で検査可能なキット。来週に検査の機能検証、その後一般向けにアマゾンが配布・大手薬局が販売
theguardian.com/world/2020/mar… twitter.com/RichardVaughan…
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英国人がマスクをしないという話は本当か(小野昌弘)
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/byline/onomasa…
「英国ではコロナが終わってマスクを誰もしていない」という報道がしばしばなされているようですが、本当にそうでしょうか?実態を詳しく解説します。
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英オクスフォード開発中の新型コロナのワクチンはサルでの安全性確認されたとの報道。ワクチンをうったサルはその後ウイルス投与でも感染せず、また症状の悪化もなかった(データはまだ非公開)
類似のSARSワクチンは逆に悪化の報告あり憂慮されたが、とりあえずは朗報か
nytimes.com/2020/04/27/wor…
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誤解が多いようだが、イタリア・スペインなどで新規患者数がピークに達し、英国もピークが先に見え始めたが、これは集団免疫の成立によるものではなく、封鎖による人と人の接触が減ったことによる一時的な流行の抑制にすぎない。封鎖を解除すると、感染爆発が再燃する危険があり、出口戦略の検討が必要
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英国の慢性的救急崩壊は深刻です
心筋梗塞・脳卒中の救急要請から救急車到着まで平均1時間かかり、1割の人は2時間以上の待ち時間
後期陣痛・糖尿病での場合は、平均3時間以上、1割の人は8時間以上の待ち時間
twitter.com/jburnmurdoch/s…
現在、英国で病気・怪我・出産で迅速な対応は期待できません
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スコットランド・ウェールズでの、第1波・第2波のコロナウイルスの遺伝子配列の調査により、第二波のウイルスのほとんどは外から(特に外国から)新たに移入されたものであることが判明。旅行がウイルスの拡散を促進し、人口密度の高い地域で広がったと結論cogconsortium.uk/news_item/two-…
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「旅行代金の一部を国が助成することを検討」には目を疑う...世界中で感染爆発し各国が警察使って市民の移動制限・封鎖して流行抑制に必死な横で、日本は旅行に補助金を出すとか冗談であってほしい..
今も日本は薄氷の上で、とちると1ヶ月内にイタリア状態になります、侮ったり奢ったら敗北ですよ.. twitter.com/sangituyama/st…
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近々詳しく書きますが、データは積み上がってきていて、現在先行するワクチンは有効な抗体・T細胞免疫を誘導する一方、ADEの心配をすべきデータはありません。臨床試験の規模も妥当で、中長期的な観察はワクチン接種開始後で十分な状況。実際英国からデータがでます
私は機会ありしだい接種したいです twitter.com/asahicom/statu…
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イスラエルでワクチン接種の流行抑制への効果がでてきている可能性。イスラエルは接種率が相当先行している(60歳以上は大多数が接種済み)ので、ワクチンの流行への効果をみる試金石となる。ワクチン接種がほぼおわった60歳以上の新規感染者数・入院数の低下が顕著。今後の経緯が注目される twitter.com/jburnmurdoch/s…
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その通りで、抗体検査で抗体があるとわかった人の方がコロナにかかると重症化しやすい可能性すらあるため、重大な懸念です
いまやるべきは、研究機関に予算投資し、1−2年時間をかけて
1)慎重に抗体と免疫の状態の関係(再感染するか、重症化するか、など)を調べる
2)高性能の免疫検査の開発 twitter.com/kemohure/statu…
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誤解が多いので補足すると、デルタ株に対してワクチンでの感染防御は不完全。ワクチンをしてもデルタをもらい他人に感染させる
デルタの出現でワクチンの目的は重症化回避の1点に後退。ワクチンのみによる集団免疫はすでに幻。ブースター接種の目的もコロナ弱者の重症化回避
news.yahoo.co.jp/byline/onomasa… twitter.com/masahirono/sta…
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これ本当なのですか?
英国は日本より50倍死者がでているが、政府の徹底的な準備で、国立病院が整然と対応、野戦病院も幸いあまり使用されずに済む準備万端ぶり。医療崩壊を回避
日本は政府の無策で準備不足、死者数がまだ少ないのに医療崩壊の危機
コロナ病棟の用意どころか多額の予算で病床数削減?? twitter.com/product1954/st…
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オミクロンに関する速報的情報を整理する〜免疫逃避能を中心に
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/byline/onomasa…
南アで急速に感染を広げている変異株オミクロンは感染性と免疫逃避能が高い可能性があるとして恐れられている。データはまだ限られているが、オミクロンについて現時点でわかっている点を整理
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英国型・南ア型の変異株は伝染効率が高いのが大きな懸念。これまでのデータからRを0.4~程度おしあげる可能性。これでも対策は一緒だという言説が流れているが、これは正しくない。もし本当にRが0.4押し上がれば、例えば秋の英の封鎖では間に合わず、学校の閉鎖など含むより強力な封鎖政策が必要になる
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流布している死滅・自壊説の要点は「ある時点で増えなくなるウイルス」が勢いよく増えた結果、流行が勝手に収束するというが、これは自己矛盾しており、このようなものが存在するとは考えられない。
というのは(続)
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特に働き盛りの世代のワクチン接種はごく最近。オリンピック終了後の人も多い。ワクチンの効果は接種後2〜3週間後が最も高く、それから半年単位で減弱する。ある意味、日本のワクチン接種が遅れたために、現時点でコロナに対する免疫のはたらきが強いひとが多いはずである。
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変異株の伝染効率が50%高くなるのは、重症化が50%増えるよりも問題であることについて、@lsthmの数理疫学者の説明
*要点は、伝染が高まる効果は伝染するたびに上乗せになる=指数関数にのる=鼠算式にふえる=ので、多少の重症化の率の上昇より、はるかに重症患者・死亡者を増やしてしまう。 twitter.com/AdamJKucharski…
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個人的には、今後1年内にでてくるワクチン・治療薬については、一歩引いて見ている。新規ワクチン・新薬開発は(既存薬の再適用含め)難しく、時間がかかる。しかも新型コロナには未解明な点が多い。過剰な期待は危険。
まともに効果があるものはすぐには出てこないと思って準備をするのが大事と思う twitter.com/masahirono/sta…
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デルタ株とワクチン集団免疫の夢と現実(小野昌弘)
#Yahooニュース
news.yahoo.co.jp/byline/onomasa…
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ウイルスに対する免疫はB細胞(抗体を産生)とT細胞の二輪が主軸
•抗体はウイルスを中和し人の細胞への感染を阻害できる
•B細胞が抗体を作るよう成熟するのにヘルパーT細胞が必要
•キラーT細胞がウイルス感染細胞を特異的に死滅→ウイルスを体内から駆逐
→治癒・免疫成立
bbc.com/japanese/53266…
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1)ウイルスは各個人の中で細胞から細胞に感染。「ある時点で増えなくなるウイルス」は各個人の中でも増殖は制限される。そのようなウイルスの感染性は減弱するので、増殖効率が高い元のデルタの流行を置き換えられない
2)仮に都合よく増えるなら流行性を保っているのだから、流行自体は収束しない
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ファイザーのワクチンの感染防御効果が高いと一般に信じられているが、効果が半年単位で減弱することもわかっていた。
アストラゼネカのワクチンの感染防御効果は比較的持続するため、接種後3ヶ月でファイザーの効果はアストラゼネカと同等な程度まで効果は減弱する
なお重症化回避の効果は両者同等 twitter.com/EricTopol/stat…
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横浜の佐藤彰洋先生が疫学モデル(確率的遅れ付SIRモデル)を使い現在東京で流行中のコロナウイルスの感染率を推定したところ、従来日本でみられていたウイルス型より感染力が極めて高い可能性が示唆された。欧米で流行を広げている強い感染力のウイルス型が流入した仮説
fttsus.jp/covinfo/
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さらに、英米は安全で効果的なワクチン・医薬開発をするための仕組みが整っており、その要である公的な規制当局が独立して信頼されるものであった。また、臨床試験のデータがでしだい規制当局が書類審査を進めることで事務効率をあげた。英規制当局はEU離脱のおかげでいつもより暇だったという話もある