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							ファイザーから新たな飲み薬のコロナ治療薬の試験結果が発表されています。高齢者や重症化リスクのある人に対して、入院、死亡を89%減少と非常に高い効果が示唆されています。まだ重要なステップがいくつか残されていますが、メルクの治療薬とともに、まずは良い知らせだと思います。 twitter.com/pfizer/status/…
							
						
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							コロナワクチンの有効性には、発症予防効果や重症化予防効果だけでなく、感染予防効果もあります。厚生労働省のQ&Aを最新のエビデンスに合わせてアップデートいただきましたので、ご確認ください。
cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0011.html
							
						
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							「アストラゼネカまたはファイザーワクチンとインフルエンザワクチンを併用しても、安全性に関する懸念の増加はなく、両ワクチンに対する抗体反応を維持することができていた。」「COVID-19とインフルエンザワクチンの両方を併用することで、負担が軽減され、タイムリーなワクチン投与が可能となる。」
							
						
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							医療英語の課題で「今日はどうされましたか?」の翻訳を”What’s wrong with you?”と答えられる方がやはり一定数いるようです。これだとかなり挑戦的なけんか腰の質問になりかねないので、避けた方が良いです。”What brings you in here?””How can I help you today?”などの表現が良いと思います。
							
						
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							紙面を賑わしている新たな変異ウイルス「オミクロン」ですが、各国の対応や紙面の印象はすでに多くのことが分かっているような錯覚を抱かせますが、実際にはまだ分かっていないことの方が多いと思います。これまで同様の感染予防、ワクチン接種が大切なことに変わりはないと思います。
							
						
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							オミクロンの登場で、ワクチン接種の意義がなくなったという声を耳にしますが、そんなことはありません。ワクチンへの効果にどんな影響があるかは明らかではないものの、最悪のシナリオでもワクチンの効果が全く失われるとは考えにくく、他の変異ウイルスから体を守る上でも、変わらず接種は大切です。
							
						
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							南アが新たな変異ウイルスを早期に発見できたのは、HIVの歴史と共に確立されたインフラの充実とベータでの経験に基づく慎重なモニタリングの結果。それが即座に各国に共有されたことも素晴らしい。しかし、結果として国交を即座に世界的に封鎖され、インセンティブではなく罰を与えられた格好。
							
						
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							各国にとっての水際対策も重要ですが、迅速な対策には、迅速な情報共有が鍵になります。しかし、今回の各国の対応は、今後の情報共有が躊躇されることに繋がりかねないという点にも意識的でなくてはいけないでしょう。
							
						
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							オミクロンの情報の不確かさが不安を生み、それが過剰反応や報道のパニックに繋がっている点は、パンデミックが始まった頃を想起させる連鎖です。
							
						
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							オミクロンを前に、今必要とされることは、「分からない」や不安を断定的な誤った情報で埋め、分かったつもりになることではなく、不確かさを受け入れることではないでしょうか。
							
						
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							英語で多い誤解に、”OK”のニュアンスも挙げられます。”OK”は日本ではポジティブな意味と捉えられがちですが、(言い方にもよるものの)実際には「まずまず」「ギリギリOK」のニュアンスで使われることが多い言葉です。”This steak is OK.”と言ったら、おそらくそのステーキはあまり良くありません。
							
						
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							NYから日本に帰国予定の方ご注意ください。「ニューヨーク州からの帰国・入国者は12月20日午前0時(日本時間)からは6日間の待機に変更となり、入国後3日目及び6日目(入国日を含めない)に検査を受けて、いずれの検査も陰性と判定された場合は検疫所が確保する施設を退所」となったようです。
							
						
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							人が密集するマンハッタン。ニューヨーク州全体での大きな感染流行が起こってもマンハッタンの中は、高いワクチン接種率やマスクに助けられ比較的落ち着いていたのですが、今回ばかりはそうはいかないようです。ブースター接種がまだ十分進んでいない、マスクの装着率低下なども原因かもしれません。
							
						
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							ニューヨーク州からの連絡によると、先週1週間で州内で新型コロナで入院した患者の約半数が5歳未満だったとのこと。ワクチン接種の対象外、有効なワクチンもまだありませんので、周囲の大人が守るしかありません。ここ数週間は小さなお子さんをお持ちの方は慎重な感染対策を。
							
						
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							NY州の感染者数急増に伴い、医療機関の状況もかなり悪化してきてしまいました。COVIDとCOVIDによる持病の悪化の入院が急増しており、現場の私たちも時間外労働が必須となってきました。市内の外出時はとにかくお気をつけて。今はどこでも感染しうる状況です。
							
						
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							我々の医療機関では、本日から一部の内科の病気の患者さんを外科に入院とし、我々を含む内科はより多くの新型コロナ患者さんを受け入れることになりました。我々の診療科もすでに過半数はコロナの入院患者さんになりました。ニューヨーク市は今が踏ん張り時です。
							
						
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							今週新しく入院してくる患者さんはもうほぼCOVIDだけという状況になってきました。昨冬を思い出します。昨冬と比較し人員確保が難しく、医療機関の厳しさは増しています。院内ルールに日々変更があり、不安定な状況を物語っていると思います。
							
						
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							年末から引き続き、朝から晩までコロナの入院診療にあたり、長時間オミクロンに暴露されていますが、今のところ自身のPCR検査は陰性です。しっかりと防御すればオミクロンの感染も防ぐことができます。(いつまでこれを言えるかは分かりませんが😂)
							
						
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							来週から医師一人あたりの勤務時間が延長されることになりました。患者数の増加だけでなく、医療スタッフの感染者が多く、同勤務時間でシフトをまわすのが厳しくなってしまったのだと思います。ニューヨーク市内の医療機関は、戦闘モードです。
							
						
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							今週は一瞬でした。診療のほぼ全てがCOVIDに逆戻りしました。患者さんが多病棟にまたがり救急にも行くので、数えきれないほど何度もPPEを着脱しました。これだけ十分にPPEが備えられているのはありがたいことです。嬉しい退院もたくさんありました。元気な退院姿で、疲れは一気に吹き飛びます。
							
						
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							医療スタッフの欠員も響いています。感染力が強く、院内の思わぬところで院内感染も問題になります。我々の医療機関では、隔離期間を最短5日に短縮し、一人あたりの勤務時間も延長しての対応となりました。
							
						
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							デルタ以前と比較し、あまりに感染が広がりすぎたので、仮にコロナ自体は軽症だとしても、体調悪化により転倒して怪我、喘息を悪化させた、コロナが引き金になり細菌による肺炎をおこしたなど、本当に様々な病気で患者さんが次々と運ばれてきました。まさに、「withコロナ」だと感じました。