"wanderers of the Elven-race who never set out upon the paths to Valinor, and knew of the Valar only as a rumour and a distant name(彼らはエルフ族の放浪者で、ヴァリノールに足を向けることはなく、ヴァラールについても噂やおぼろげに耳に入る名声しか知らなかった)"『シルマリルの物語』
『D&D』に当初存在した"Hobbit"は"Halfling"と置き換えられましたが、この"Halfling"自体は用例が18世紀に遡る現代英語で、人間族が用いるホビットの呼称(邦訳では「小さき人」になってるやつ)としてLOTRに出てきます。問題視されたのは作者の造語であって、orcやelfは該当しないはず。#ファンタジー
#ニャル様 が日本のトレンドということですので、ここぞとばかりに--
ハーフットはホビットの祖先とされる3種族のひとつで、『旅の仲間』序文に簡単な説明があります。褐色がかった肌の、靴を履かない機敏なグループで、他の2種族に先駆けて霧ふり山脈を西側に越え、リンドンの東に位置する後のホビット庄のあたりに移り住んだといいます。(c)Amazon Studios #力の指輪
"and Men became the companions and disciples in their childhood of these ancient folk,(そして、人間はその幼年時代にこの古えの民の友となり、弟子となった)"(つづく)
#力の指輪 流石に“フェアノールの槌”と“シルマリル”のワードが、片方だけならともかく両方出てきますと、説明がないまま話が進むのは辛いかもですね。というわけで、「中つ国の歴史」のちょこっと手を入れた第1.3版を一時的に無料コンテンツにしておきます。note.com/chronocraft/n/…
なお、突き抜けたガチ勢が派生物に慈愛の目を向けるケースには、オリジナル以外は皆等しく"オリジナル以外"なので等価値に見えているという天上の視点が稀によくあると思わなくもないので、皆が皆を真に受けるのも危ないかもしれない。(我が身を顧みつつ)
カツオはともかく、のび太は大抵楽しそうではないような……(楽しげな時もあるにはあります) twitter.com/tokyonewsroom/…
『グイン・サーガ』152冊が、kindle unlimitedで読み放題です。ファンタジー好きの若人諸君、GW中の余った時間にチャレンジしてみては如何? 個人的には、遠い未来(時系列的には130巻あたり)のエピソードである外伝1巻『七人の魔道師』から読み始めるのをお勧めします。 amazon.co.jp/dp/B00AAQOTNI twitter.com/knmuseum/statu…
たとえば人物を形容する"dark"が、肌の色なのか髪の色なのかよくわからないというのは、H・P・ラヴクラフトの翻訳でも時々ぶつかる難題でした。他の作品や書簡を参照して、普段そういうのをどういう言葉選びで描写しているかあれこれ吟味し、たぶんこっちなんじゃないかなーとお出しするのが精々。
#cthulhujp さて、「バットマンのクトゥルー神話もの!?」とビックリされている方々がいらっしゃる今のうちに、"if"の世界を描くエルスワールドものではなしに、本家BATMAN誌でもちょいちょいクトゥルー神話要素が顔を出すのですよ、というお話を軽く流します。(つづく) twitter.com/Molice/status/…
「クトゥルーって、小説もあるんですか!」は、日常的に目にします。それだけ裾野が広がったのだと微笑ましく眺めつつ、ところでキミ、こんな本が出てるんだよーーと差し出すタイミングを常に窺っています。(「元は小説だったんですか」とはニュアンスが違いますので、ご注意) twitter.com/ichiro_sakaki/…
ところで、清代に勃興した運送・護衛ギルド的な民間組織、鏢局はなにげに自分が知っている中では有数の、フィクションの冒険者ギルドにかなり近い組織なので、世の作家諸兄諸姉は大いに参考にすると良いと思う。なお、武装隊商を賊が襲うというのは、武俠小説でもちょくちょく見かけますね。
#cthulhujp 邦訳クトゥルー神話作品随一の珍作、ロマンス小説を偽装したガチな「インスマスを覆う影」の派生作であるシーナ・クレイトン『謎に包まれた孤島の愛』(日本メール・オーダー)については、これまで幾度かネタにして参りました。(つづく)
ある漫画家さんの作品に特定メーカー製品が描かれ、大変宣伝効果があったということでメーカーから御礼として色々な製品が版元気付けで送られたそうなのですね。後にメーカーの方がパーティーで件の作家さんと会った際、その話をしてみると「え、知らない……」ーー当時の担当がガメていたそうです。
#cthulhujp 情報公開。マイク・ミニョーラとリチャード・ペイスがシナリオを、ミニョーラの薫陶を受けたトロイ・ニクシーが作画を担当した異形のバットマン×クトゥルー神話作品、『バットマン:ザ・ドゥーム・ザット・ケイム・トゥ・ゴッサム(仮)』を10月にお届けします! books.shopro.co.jp/?contents=9784…
#cthulhujp 小プロさんから見本到着。マイク・ミニョーラ(カバーアート、シナリオ)によるバットマンとクトゥルー神話の本格的クロスオーバー、『ゴッサムに到る運命』は10月20日発売です! amazon.co.jp/dp/479687304X
【告知】『ロードス島戦記クロニクル』発売記念で、PCゲーム版の開発に携わられた元グループSNE所属のゲームデザイナー、高山浩様のインタビュー記事を収録・構成させていただきました。リンク先にて10月末まで公開されます。『クロニクル』は現在、2次ロット分の予約受付中。ac-mall.jp/egpc-0019
そう、この作画チーフである「ふじわら・よしひでさん」というのが、"あの"藤原芳秀先生であることに、界隈はもっとビックリしてよい。 twitter.com/bunshun_online…
某本の話ではないですが(本当)、『ファイナルファンタジー』誕生にまつわる話で、ドラクエやWiz、ウルティマを引き合いに出すトークはよく見かけるのだけれど、同じ会社のRPG先行作である『クルーズチェイサー ブラスティー』『キングスナイト』(メーカーはRPGと言っていた)は滅多に触れられない。
初登場時の「やあ首つりだ、ガハハハ。」を思い起こしますと、長い連載の中でしっかり自立と成長が描かれたキャラクターがジャイ子でした。F先生の負い目のようなものに発したフォローであったのだろうと、自分は感じています。
ダイターン3の後番としてファーストガンダムを視聴し、模型のMSV展開と、イデオン、ダグラム、ザブングル、ダンバイン、バイファム、エルガイムなどのサンライズ作品を経てZガンダムを迎えたのがリアルタイム組なので、"ガンダム・シリーズ"をガンダム作品だけで追う見方とはかなり違うものになる。
戦後の調査で、マリアがアロイスを身篭ったはずの時期、グラーツ市はそもそもユダヤ人の居住を禁じていたことが判明していたりします。他にもさまざまな理由がありまして、2022年現在は"否定された説"と言って良いかと思います。詳しくはその手の本を参照。
「私は目に見える納骨堂や魔物たちの集会に興奮を覚えるのではなく、記録されざる時代に遡る古城の地下に納骨堂が存在するのではないかという疑念や、ある途方もない年寄りが、50年前に催された魔性の集会に参加したのではないかという疑念にこそ、興奮を覚えるのですよ」(H・P・ラヴクラフト)