「サウロン 復活」で検索しますと、フロドたちがあんなに頑張ったのに復活するなんて! と憤ったり悲しんだりされている方々がそこそこいらっしゃいますね。ご安心を。『ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪』は、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の5000年以上前の中つ国が舞台のお話です。
某社さんが、「シミュレーションゲーム」の商標を悪用防止目的で取得したという話が美談で語られるのをよく目にしますが、90年代に「育成シミュレーション」を掲げた作品を出したメーカーの方から、件の某社さんからクレームの電話が入ったと聞いていますので、歴史ってやつは難しいよね!となる。
あくまでも個人的な見解ですが、追補篇Fの"fair of skin"は、普通に色白の美しい肌を指しているのだと自分は考えます。ただし、それは浄福の地の光を浴びたノルドールの話であって、森エルフなどを含むものではないという見解については、これを支持します。
#cthulhujp コアマガジン様より、『クトゥルー神話解体全書』が発売中です。実質的に、『ゲークト』の後継書となります。ここ10年ほどの翻訳・研究を通して解像度があがったことを受け、全体的に情報のアップデートをはかった他、年表を併録するなど資料性の向上に務めました。amazon.co.jp/dp/4866536489
「がしゃどくろ」に「餓者髑髏」と当て字するのは、2001年刊行の『妖怪馬鹿―化け物を語り尽せり京の夜』で京極夏彦氏が提案あるいは創出したものということです。その後、京極氏の作品の中国語訳ではこの語が採用されている模様。
「本格ファンタジー」で検索したところ、「魔法に消費されるエネルギー収支を考慮してない作品は本格ファンタジーと呼びたくない」(これ自体は庄司卓さんの表現ですが、ご自身の主張ではありません)みたいな主張に出くわして、ムンクの『叫び』みたいな顔になった。ファンタジーとは、幻想とは……
とりあえず、映画六部作やゲームを含む、J・R・R・トールキン作品の派生物についての自分のスタンスを表明しておきます。それ以外の原作もの全般に、同じスタンスで接しているわけではありません。それくらい、トールキンは自分にとって無二の存在です。また、他者に同意を求めるものでもありません。
"Elves of the Darkness"、"Dark Elves"は共に、『ホビットの冒険』『指輪物語』では言及されていませんが、両作に登場する"Wood-elf(森エルフ)"、つまり闇の森のエルフがこの種族に含まれます。簡単に言えば、アマンに渡って二本の木の輝きを目にしたエルフ以外のエルフです。(実際はも少し複雑)
#cthulhlujp ドイツ発のH・P・ラヴクラフト原作映画『宇宙の彼方より(原題:Die Fabe)』の日本語字幕を監修させていただきました。6月3日(土)、下北沢トリウッドにて公開予定です。cine-mago.com/ucyunokanatayo…
"Elves of Mirkwood(闇の森のエルフ)"だけならともかく、“暗闇エルフ(Dark Elves)”という英語をわざわざ用いた点に着目しますと、“かみのエルフ”に比べ多少肌の色が濃いくらいのことは考えていてもおかしくはないかなと。ドラマの配役については、エルフに倣い良しとも悪しとも言えると思います。
"the Úmanyar and the Avari alike they call the Moriquendi, Elves of the Darkness, for they never beheld the Light that was before the Sun and Moon.(彼らはウーマンヤールとアヴァリを共にモリクウェンディ、暗闇のエルフと呼ぶ。日月以前に在った光を見なかった故に)"『シルマリルの物語』
翻訳小説をよく読まれている方で(最低でも月平均で1冊は読むくらいのペース?)、作品内にヤード・ポンド法の単位が出てきた時、どれに該当しますか?
書かれていないことが広まりやすいのは、僕が普段から繰り返し言っている「ラヴクラフトが明確に人間の口で発音できないと書いているのは、Cthulhuと R'lyehとN'gah-Kthun(の、本来の発音)くらいで、アザトースもナイアルラトホテプも人名として設定されたもの」だという話と同根なのでしょう。
「ミスリル」の流用が著作権法違反との話は行き過ぎですね。特定著作物中の独自名称は、商標登録などがされない限り、保護対象にはなりません。この種の話題では大抵、著作権法のみが取沙汰されますが、実際には商標権、意匠権、不正競争防止法などにまたがる複雑な話です。bit.ly/3SDrAlX
この作品、このシーンで、「鍋で何を煮ているのか」という質問が、果たして"国語力"をはかる授業として適切なのか、疑問を感じますね。作中でその答えは明言されていないので、そこで具体的な"何か"を求めようとすると、"母親の葬式"に確実に存在したはずの何かを挙げる子供がいてもしかたなく思える。 twitter.com/bunshun_online…
このネタが蒸し返されるのはよくあることですが、ロシアの外相の口から出てくるというのは刻の涙沙汰ーー『アドルフに告ぐ』などで有名になった「ヒトラー=ユダヤ系」説の発火点は、バイエルン法相、ポーランド総督などを歴任したNSDAP高官ハンス・フランクによる調査結果と、彼の回顧録のようです。 twitter.com/jijicom/status…
As sun upon the golden boughs In Lórien the fair. Her hair was long, her limbs were white, And fair she was and free;
美しきローリエンの 黄金の枝に日がさすように。 彼女の髪は長く、手足は白く、 彼女は美しさそのもので、自由だった。
記事は取り下げとなったようですが、なかなかひどい内容だったようですので、修正版があがる前に、元記事についていくつか指摘しておきたい。(つづく) twitter.com/atsuonakayama/…
たとえば、『旅の仲間』の第6章、ロスローリエンにおけるレゴラスの歌の中に、こういうフレーズがあります。
#RetroPC 『フラッピー』の権利は現在、ネットファーム・コミュニケーションズ株式会社(元dB-SOFT古谷貞行さんの会社)にあって、公式サイト「FLAPPY WORLD」でWin版本体を無償配布しつつ、追加マップが販売されています。その中に、PC-6001mkII版があるとは知りませなんだ。 flappy.netfarm.ne.jp/shop/map/504/
今宵はなかなかの禍々しさ。
"it is told that ere long they met Dark Elves in many places, and were befriended by them;(彼らは多くの場所で暗闇エルフと出会い、彼らと親交を深めたと言われている)"(つづく)
「流血鬼」、最高に好きな作品なのですけれど、この結末は自分にとって「インスマスを覆う影」的な"おぞましい変質"にしか見えず、ひどく恐ろしかった。受け止め方によってどちらとも取れるとの意見もよく目にする中、僕にとっては圧倒的にバッドエンド。(他の方々に同意を求める意図はありません) twitter.com/doraemonchanne…
#MSX がトレンド入りしたそうですので日付が変わる前に大ネタをーーこちら、旧ソ連で開発されたMSXクローン機、SURA PK 8000 でございます。