201
その美貌から男性社員の憧れ的な存在であり、でもけっこうキツい性格の先輩OLに「性格悪いって言われませんか?」って冗談で言ったら少し考え込んだあと「…言われるけど、『顔が良い』とか『スタイル良い』とかよりは少ないかな。それが何か?」って返されて「…なんでもありません」ってなってる。
202
カフェの男女。
男子「70億分の1の確率の出会いって、運命だよね」
女子「運命?70億人の中には男もいれば赤ん坊も老婆もいるし恋愛対象になる東京在住の女の子って言ったら本当に限られるし、で、その程度の確率でも本当に『運命』とか言っちゃう?」
男子「」
女子「…私は言っちゃうけど」
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うちの銀行で、こっちは融資したいけど先方がまだ借りると決めていない状態を「片思い案件」と呼ぶブームが来ていて、会議で「A社は?」「片思いです」「B社は?」「片思いでしたが、ようやく話がまとまりそうです」「よし」ってちょっとした女子会の恋愛相談みたいになってて緊張感が見失われてる。
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先輩が「ビジネスは情報が命」って言い出して「情報がないとどうなると思う?例えば同窓会で再会した初恋の人のLINEをゲットしたらIDに今日の日付が入ってたから『誕生日おめでとう』って送ったら『うん、娘の』って返って来て泣くことになるんだぜ。情報マジ大事」ってビジネスの話が行方不明。
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冷え性なぼくですが、今日はぽかぽか陽気のせいかいつもより手が温かくて、妻に「どうしたの?熱でもある?」って聞かれる→妻の目を見ながら「…恋してるから、かな」って言ったら「0点。ありがち。やり直し」って真顔で言われたので良い案を求めて『素敵』『言葉』『手』って単語でググり続けてる。
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京都に出張に行った際、大学生がコスプレして卒業式に参加してる姿を見て、関東出身の新人男子が「わー偏差値低そうな大学ですねー」って言ったけどあれ京都大学だし一緒にいた役員の母校だしで、そのあと彼は「今後はいかなる場合も思ったことをそのまま口にしない」って青い顔で固く決意してました。
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「これはお前の今後のことを考えて、お前のために言うけど」が口癖の上司が、飲み会で「『お前のために言うけれど』っていうあれな。ぶっちゃけ俺が言いたくて言ってるだけなんだよ。ごめんな」って唐突に謝り始めて部下が「大丈夫です」「知ってました」「今更何を」ってなってて誰か早く話題変えて。
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学生の知人に「就活のコツを!」って頼まれたけど、どの業界を受けるのかとか全然知らないので、やむなく「ジャケットの一番下のボタンは飾りだから留めない。靴は磨く」とかそんな事を答える→今、彼から第一志望合格のお礼が来て、謙遜なしに心から「僕は何もしてない、君の実力だよ」って言えてる。
209
学生さんに電話した際「はい、○○です」ってちゃんと名乗ってくれるだけですごく好印象。他の学生さん達は「面接が勝負!」って思ってて電話が適当になりがちな中、アポの段階で礼儀正しいとそれだけで一歩リード。
でも今日、「…私だ」って出た学生さん、大物感あふれててちょっとお会いしたい。
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後輩女子が「コーヒーの最後の一口が好き。溶け残った砂糖がカップの底にたまってて、すごく甘いから。その一口のために、苦いコーヒーを我慢して飲んでます」って言ってて、「甘いラテ買えば?」って言ったら「最初から甘いと感動がないじゃないですか。最初は苦い位で良いんです。恋と同じで」って。
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昼下がりの休憩室で「肌年齢○○才だったのー」「すごーい」「化粧品なに使ってるんですか?」って盛り上がるお姉様たちに、コミュニケーション能力なるものを重視して採用したはずの新人男子が「でも見た目年齢の方が大事ですよね」って爽やかな笑顔で言い放ってて日本の就活システムの限界感じてる。
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転勤でやってきた上司に「地元ってどこですか?」って聞いたら、小さい頃から引っ越し続きだったらしてくて、「生まれはここら辺なんだけど、でも2年くらいしか住んでなくてね。やっぱ10年以上いないと馴染まないもんだよ。10年以上いるつったら、…もう妻の隣くらいしか思いつかないなぁ」って。
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iPhoneに変えた上司にSiriを教えたら「…ケータイの中に誰かいるのか?」と江戸時代からタイムスリップしてきた人みたいな台詞を発してたのがひと月前→先週「こいつ、イマイチ会話が成り立たねぇなぁ」→今日「こいつウチの反抗期の娘よりは俺の話聞いてくれる」って言ってて涙あふれそう。
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上司「教育上、暴力的な表現のあるゲームや漫画は与えない方がいいのかな」→先輩「バカバカしい。だとしたら俺、エロゲの数を鑑みるにそろそろ美少女ハーレム築いてるはずですよw」→後輩女子「他はともかくエロゲをやると先輩みたいになっちゃいますから与えちゃダメです」と。
先輩大ダメージ。
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人事部の先輩が内定式に向かう新人を捕まえて、真顔で「忘れるな。今こうして笑いあい、ともに手を取り、熱く夢を語った同期達も、やがて数少ないポストを巡って血みどろの争いを繰り広げるライバルとなることを…」とか言ってビビらせた後、「…エイプリルフゥゥゥゥルッ!」って言う恒例行事。怖い。
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本日、妻が健康診断に行ってきまして、身長は前年通り、体重がプラス○kgだったらしくて、目を疑うその数字に「…これ、服の重さは引いてくれるんですよね?」って言ったら看護師さんが笑顔で「ご心配なく。もう引いてますよ」→妻「…エイプリルフール?」→看護師さん「昨日ですね」っていう事件。
217
本日、健康診断だった妻、採血にて
妻「久しぶりの採血なので怖いです」
看護師「大丈夫ですよー痛いのは最初だけですよー」→笑顔でブスリ
妻「…」
看護師「…」
妻「…うう」
看護師「…あーそうでもなさそうですね。でもほら、エイプリルフール」
妻「昨日って言った!昨日って言った!」
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電車で女子中学生が「ねぇ、今日の運勢見ようか?」「あ、見たい見たい!」「はい、今日は何座?」「えっと…乙女座!」「あー、残念、7位でした」「えー、じゃあ1位は?」「蟹座」「あー、迷ったんだよねー」って言ってて、よく考えたらぼくの知ってる星座占いのルールとは何か違ってて動揺してる。
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「最近、ワコールの下着使ってるんだ。さすが女性物の下着メーカーだよね。おかげで毎日快適だよ」ってボクサーブリーフの感想を後輩男子に言ったら「…僕も試しに買ってみます」と。→後日「買うのも履くのも超絶恥ずかしいです…先輩、よく履けますね…女物」とか言い出してて、待てお前何を買った?
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パソコンが苦手で資料作成を部下に任せっきりの上司の机に「1週間で簡単マスター・エクセル」みたいな本が置いてあって(おや?自分で資料を作るようになるのかな?)って皆でほっとしてたらその本が「こういうグラフとこういう表をこんな感じで作って」って伝えるツールになってて皆で愕然としてる。
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会社はお金をかけて採用活動して、更に生涯賃金として何億というお金を払う覚悟で新入社員の皆さまを採用していて、だから「新人は大切に育てよう」と思うはずなのに、中には「乱暴に扱って良い」みたいに勘違いする人も少しいて、その勘違いは新人・会社・そして本人にとっても損害なんだけどなぁ。
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先輩が2年目の後輩に「どうだ、仕事は慣れたか?」「はい!」「ところで、ドラゴンボールは好きか?」「…?好きです!」「それは良かった。あの作品は段々と敵が強くなっていったな。あれと一緒で、仕事もどんどん難易度が高くなる。負けるなよ」って言いながらいきなり魔人ブウ級の仕事与える事件。
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新社会人の皆さまへ。「どうせ人事部は俺のツイッターなんて見てないだろw」なんて思ってても、思わぬところで特定→チェック対象になっているかも知れませんので、あまりはじけたツイートをしないように気をつけて下さいね。
以上、変なツイートを誤RTしてしまった先輩からのアドバイスでした。
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電車で就活生が「この会社、ミリより小さい単位の技術があって」「ミリより小さい…ああ、マイクロミニ?」「そう、そのマイクロミニで勝負できる、世界レベルの技に惹かれてって自己PRしようと思う」「世界レベルのマイクロミニ」「そう」って言ってるけどそれ多分すごい短いスカートの事なんじゃ…
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新人女子「私Mac派なんでエクセルとかわかんないですー。イラストレーターとかなら完璧ですけどぉー」→先輩女子が鬼の形相で「じゃあこっちの仕事任せるわ。深夜残業してでも、今日中にね」って資料のイラスト任せたら「こんな感じですー?」って超美麗デザインが定時前に出てきてて新人女子怖い。