201
今日のむすこくん(1才)。リビングの床暖房の境目をうろうろして、何やら調べている様子。足でペタペタ、手の平でペチペチと温かい・冷たいを交互に確かめたのち、(よくわかりませんがこっちがしあわせ)と温かい方に寝っ転がって、すやすやと寝始める。一部始終を目撃したぼく、幸せな気分になる。
202
久しぶりに体調を崩して寝込んだところ、妻がとても優しく看病してくれて、「ポカリできたよ」「加湿器に水いれるね」「おかゆ食べられる?味は毎回変えられるよ!」とか、本当にずっとこうして寝込んでたいレベルで、そしてこんな優しいお母さんの元に生まれてくるうちの子が、少し羨ましい(嫉妬)。
203
ぼく「むすこは、ぼくが会社に行く直前と帰宅後の夕食中に『おむつ替えて』と泣くね」
妻「たまたまでしょ」
ぼく「もしかして、平日ぼくが家にいる時間帯を覚えて、数少ないパパとの触れ合いチャンスを逃すまいと」
妻「発想がどぶろっく」
ぼく「もしかしてだけどぅ」
妻「残念なほど似てない」
204
友人の美人女子が「職場で皆にチョコ配ってたら、地味メガネ君に『甘い物嫌いです』と冷たく断られて内心(コノヤロウ)って思ってたら、後日そいつが『○○さん甘党ですよね?あげます。貰い物ですが』って高級クッキーくれてなぜかドキッとした!何なの!」と。
今後の動向を注意深く見守りたい。
205
うちの妻はよく「どれが似合う?」とぼくに洋服を選ばせて、着替えたあとに「どう?」と見せてきます。「似合うよ」と言うと、妻は「あなたはいつも正しいのね」と笑うのですが、実はぼくの選んだ服が正解なんじゃなくて、どの服を着た君も可愛いだけな気がするのは、そろそろ指摘してもいいですか。
206
夜、むすこくん(2才)は僕の腕に抱きついて寝てたはずが、昨晩いつものように「おいでー」と声を掛けたら、ふるふると首を振り「あちゅい」と。
…そんな…俺の体温だけが目当てだったのか!と裏切られた気分でいたら、妻が「では失礼して、ここは私が」と腕をからめてきたので、うん、良しとする。
207
妻「好き」
ぼく「突然なに」
妻「え?声に出てた?想いがつい口に出たのかな」
ぼく「…」
妻「豚汁」
ぼく「!」
妻「旦那が作ってくれる豚汁が好き」
ぼく「…材料は」
妻「ある」
ぼく「…お昼は豚汁かな」
妻「スゴイ チョウド タベタイト オモッテタノー」
ぼく「棒読み!」
208
仕事が早く終わり、帰宅して晩ご飯の準備中に妻から「電車に乗り遅れたのでちょっと遅くなる」と連絡があって、昔はそんなとき(ああ、早く会いたいのになー)ってなってたけど、今は(よし、これでもう一品作れる!)って思うぼくがいて。
恋人の頃も良かったけど、家族になった今は、もっと幸せ。
209
息子を連れ、結婚記念日のお祝いを。すごく喜んでくれている妻の姿をみて、(この笑顔を息子にも見せたいから、ずっと家族でのお祝いを続けよう)と心に決める。
願わくば、将来大きくなった息子が、彼女とのデートのときなんかに、パパがママにしていたことを思い出して参考にしてくれたりしたら。
210
能力は同じ位なのに、部下からの信頼があつい上司と、部下から嫌われてる上司がいて、差は何だろう?と観察して気付く。信頼されてる上司は、部下に話しかけられたときは作業中でも必ず手を止め、部下に体を向けて話を聞いてる。嫌われてる上司は、作業しながら話を聞いてる。この差は多分、大きい。
211
自他ともに認める「そこそこ料理のできる夫」なぼくですが、これだけは絶対に作らないと決めている料理があります。
妻「そう言えば、みそ汁だけは作らないよね。なんで?」
ぼく「勝てない勝負はしない主義なので」
妻「?」
君のみそ汁が美味しすぎて、自分で作る気がしないのは、まだ内緒。
212
飲み会って時々、皆が上司の悪口を言う負のスパイラルになる瞬間があるかと思いますが、それが嫌になった際にふと(逆もあるのでは?)と思いついて、試しに「逆に先輩は仕事出来ますよね!」と褒めに徹してみたところ、互いに互いを褒め合う正の連鎖が始まったので、明るい飲み会のコツとしてメモ。
213
妻が仕事のグチを言ったあと「…また弱いところを見せちゃった」と凹んでて。
ぼく「いいじゃん夫婦なんだし」
妻「でもそっちは全然弱いとこ見せない」
ぼく「そんなことない。ぼくも割と見せてる」
妻「どこ?」
ぼく「惚れた弱みとか」
妻「…ああ」と納得。
…本人に納得されてしまった。
214
歩幅の小さな妻とゆっくり一緒に歩くのに慣れてるぼくですから、更に歩幅が小さな2才のむすこくんと歩くのだって余裕!とか考えていたのですが、むすこくん、自分の意思で歩けるのが本当に楽しくて仕方ないらしく常にシュタタタタッと小刻みな歩幅でダッシュ状態。速い。待って。想像してたのと違う。
215
最後のひと頑張りが足りず、結果的に仕事に失敗したとき「あー、あの時もうちょっと頑張ってたらなぁ…」って凹んでたら、妻に「コラ。凹むのはいいけど、自分を責めるのはやめなさい。あんなに頑張ってた昔の自分がかわいそうでしょ。まずは頑張った自分を褒めてあげなさい」と怒られて、救われてる。
216
実は洗濯物を畳むのが苦手な妻に「一緒に洗濯物たたもう」と誘われる。
ぼく「いいよー」
妻「難しいヤツやってくれると嬉しいなー。タオルとか簡単なのは私がやる」
ぼく「え、やだ。ぼくが簡単なのやる」
妻「え!鬼!」
ぼく「その代わり、全部ぼくが畳むよ」
妻「鬼…!…のような優しさ!」
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「あの時ああしておけば」とか「こっちを選んで失敗した」みたいな後悔の一つや二つ、誰にだってあると思いますが、でも「今までの全ての選択の結果、こうして今、ぼくの隣で君が笑ってくれているんだ」って思うだけで、そういうマイナス思考の全部が吹き飛んじゃうので、なんて言うか、恋ってすごい。
218
この年になると誕生日に年の数だけケーキにローソクを立てたりしないよねwって話しをした数日後のぼくの誕生日に妻が栄養ドリンクを年の数だけ買って来て、まさかの代案に笑ってたんだけど、いま見たら一本一本に「ハッピーでいようね」とか手書きメッセージが書いてあって、ダメだ今また恋に落ちた。
219
近頃暑くなって参りましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。我が家の場合、朝、寝ぼけている妻が「ぎゅってしてー」と言うのでその通り抱きしめたところ「…あつい。いらない」と拒絶されるという事件が起こっており、凹む一方で(…早く冬が来ないかな)と本気で考えているぼくがいます。
220
息子のおしゃぶり2コあったはずが気付くと1コ行方不明になっていて、妻と「どこいった?」なんて探していたんだけど、二日後、妻のカバンから発見。息子が(おしゃぶり2コある…1コはぼくのじゃなくママのー)と妻のカバンに入れたようで、この子0才にして優しさ爆発し過ぎ。
で、パパの分は?
221
帰宅して玄関で靴を脱いでいる途中で、ふと妻の靴が目に入って。何となくぼくの靴の隣に並べてみたら、それが思いのほか小さくて。こんなに小さな足で一生懸命に歩いてぼくの隣についてきてくれてるんだな。もっとゆっくり歩くように気を付けよう。そんな風に思ったのが今日のハイライト。ただいま。
222
入社2年目にして営業成績トップの後輩がパソコンで綺麗にセールス資料をまとめた後、同じ内容を手書きでコピー用紙に書き殴ってて、「何で?」と聞いたら「手書きで苦労して分析しました感がある紙をチラ見せした方が、成約率が上がるんですよね」って笑ってるけどそんな黒い人心掌握術どこで習うの。
223
同僚女子が10年付き合ってる彼氏に「いい加減ハッキリしろ12月まで待つ。だがそれまでに決めないと別れて別の男を探す」と突きつけた結果、無事に「本当はイブにサプライズする予定だった」と指輪プレゼントされたって話を、その子に片思い中の男子が土偶の様な顔で聞いてて慰めの言葉が見つからない。
224
妻「ねぇ…何か言わなきゃいけないこと、あるでしょ」
僕「ん?今日も可愛いね?」
妻「…違う、そうじゃなく」
僕「大好きだよ?」
妻「ありがと。はい終了ー」
僕「え?」
妻「水ダウの『カマをかけたら、何か悪いことしゃべっちゃう説』ってのが楽しかったのに何かないの!?」
僕「怒られた!?」
225
君は時々すごく不機嫌になるし、その理由も教えてくれないし、仕事中に「かまえー」と邪魔しに来るしとワガママだけど、そんなとこも全部ひっくるめて笑顔ひとつで全部許せちゃうのは、君のことが大好きだから。
妻「むすこくんの話?」
ぼく「君たち二人の話」
妻「私も!?あれ、ねぇ私も!?」