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スタバでOLが「セカイノオワリ来てるね!」とか話してて、彼女らが帰った後、隣のおばさま達が「やぁねぇ、あんな若い子が宗教にはまるなんて…」って顔をしかめて「うちの子は変な宗教じゃなくてアニメのポスター崇めてるだけだからその点まだマシ」って言ってて、何て言うか今日も世界は平和です。
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「工場の照明が明るいのと暗いのなら、当然暗い方の効率が落ちるよね」という仮説の下に実験したら、暗くしてもなぜか従業員の効率が落ちなくて、後でその理由調べたら「とりあえず注目されてたので暗くても従業員がめっちゃ頑張って作業してた」って話、人間と機械の違いの最たる物のひとつだと思う。
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インターンでコピー教えてたら通りがかりの役員がふらっと寄って「コピー取りは立派な仕事。『誰がどういう読み方をする資料か』を考えて設定を選ぶ。手本を見せよう」→紙詰まり&印刷ミス起こして「あれ?あれ?…偉くなれば、こんなコピーは部下に任せられるぞ!…後は頼む」って凹んで帰ってった。
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派手系と地味系の女子高生2人組。「雑誌を買うだけで満足しちゃダメ!ちゃんと服を買わないと!」「でも私なんかがお洒落してもなぁ…」「何言ってるの!モテたくないの!?」「うん、別に…」「何で!?」「…彼氏、できたし…」「え」「ごめん」「…ユダ!裏切りのユダ!?」って派手な子が涙目で。
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電車で女子高生が「オンブズマン制度って響きが優しげだよね。おんぶする人みたいで」「そうだね。声に出したい日本語にノミネートされてもおかしくないね」「オンブズマン制度」「オンブズマン制度」「平和だね」「平和だね」ってほのぼの会話してる横で県庁で働く友人が青い顔で耳をふさいでる。
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電車で女子高生らが「信長って、鳴かぬなら殺してしまえ!とか言うんでしょ?まじせっかち。たぶんカップめんも3分待てなくて1分前に開けちゃうタイプ」「だね。しかもそれで『麺が固い!』ってキレるタイプだよね」「だね」って言ってて、有名人もあること無いこと言われて大変だなってなってる。
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電車で宿題の話してる男子高校生。「俳句を三つ書いてこいって宿題、書きたいこと多すぎて結局どれも五・七・五に収まらなくて、仕方ないから全部『くそ文字数』で締めたら職員室に呼ばれた」「怒られた?」「いや、もっと怖いこと言われた」「何?」「お前のアカウント知ってるぞって…」「怖ッ!?」
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作家彼女。がまた重版されることになりまして、もう本当に応援してくれる皆様のおかげなので、何とかお礼の言葉をツイートにしたくて色々考えてたのですが、…まとまりませんでした。
(編集さんへ。『重版についての宣伝ツイートを格好良く!』との注文でしたが、こんな感じで大丈夫でしょうか。)
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偉い人が新人さんへの講話で「どんなミスをしたって命まで取られることはない。すぐに上司に報告したまえ」みたいなイイ話をしてたのに、後半に「かく言う私も昔、ノルマ未達のつるし上げの最中に血を吐いて倒れた。救急車の中、三途の川が高画質で見えた」って話し始めて会場にどよめきが広がってる。
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休憩室で男性陣が「妻の酷いところ」話をしてて、皆が修羅場トークする中、新婚の後輩が「うちも酷いんですよ、風呂でDVD見てると横から『こいつ犯人』とか『いまの伏線』とか全部しゃべっちゃって」って奥さんと一緒にお風呂入ってること暴露してて周囲の心が(こいつ爆発しろ)で一つになってた。
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女「同窓会行かないで欲しいな…何かあったら悲しいし」
男「俺、おまえにぞっこんだから心配ないって!」
女「そんなのわかんないじゃん!」
男「それにうち男子校だったし!」
女「…あ」
男「な?」
女「…私のこの一週間の苦悩は一体…」
男「それにあいつとはもう切れてるし」
女「!?」
787
うちの銀行で、こっちは融資したいけど先方がまだ借りると決めていない状態を「片思い案件」と呼ぶブームが来ていて、会議で「A社は?」「片思いです」「B社は?」「片思いでしたが、ようやく話がまとまりそうです」「よし」ってちょっとした女子会の恋愛相談みたいになってて緊張感が見失われてる。
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営業目標にあと一歩届かなかった先輩女子が「実績の見栄えが良くなるような…寄せて上げる的なヤツないかな…」と嘆いたあと「…でもヤツは夢のようなうたい文句並べておいて元から小さいと寄せても上げても微動だにしない残酷な結果をもたらすから駄目だ…」って血を吐くような声で何か別の話してる。
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彼女いない歴=年齢な後輩男子「俺、秘書検定の講座通うんですw女子多いらしいので!」→先輩男子「あ、その資格持ってる」→後輩「先輩も女子の多さに目がくらんで?w」→先輩「いや、妻が商社で秘書やってて、休みに勉強に付き合ってる内に覚えちゃって…はは」っていう格差社会に涙こぼれそう。
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彼女いない歴=年齢の後輩男子(高学歴)が新人女子に「偏差値と恋愛偏差値は反比例するんですね」とか言われてたので慰めに行ったら「彼女、僕に気があるのかな?」「…え?」「…むしろ僕が恋に落ちた」「え!?」「ピタゴラスイッチ級の複雑な経路で僕の恋愛スイッチがONに」「…!?」←今ココ。
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放課後の美術室。
いつもの、二人きりの時間。
作家な彼女に、ぼくは恋に ”落とされる” ――
『作家彼女。九条春華の「八坂が恋に落ちるまで」お試しオーディオドラマ』
ぼく(八坂)/cv.逢坂良太さん
九条春華/cv.豊崎愛生さん
youtube.com/watch?v=Pim5d5…
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自称「アイラブ納豆」な後輩男子に「どのくらい好き?」って聞いたら「納豆がない日は豆乳とか摂取しないと納豆恋しさで体調不良になります。こういうのも恋煩いって言うんですかね?」「…恋煩いか否かはさておき、それ多分納豆じゃ無くて大豆に恋してるよ」って指摘したときの後輩のビックリした顔。
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新入社員を迎えての偉い人の挨拶で「半沢直樹」「倍返し」というワードが登場する確率が200%(3人中3人が2回以上使用)状態で、新人さん達が若干うんざりしてるって話を他のライバル行の人にしたら「…うちは大和田さんって上司が『やれるもんならやってみな』って言って拍手喝采だった」って。
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カフェで女の子が「『私の事どれくらい好き?』って聞くのは、何か納得のいく答えが欲しい訳じゃなくて、ただ『ちょっと不安だから好きって言って!』って素直に言えないから苦肉の策で言ってるの!分かってよ!なんで「ミクの次」って返事になるのよ!」って彼氏に怒ってて、ちょっと続きが気になる。
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身長低め男子が「背が高いコ誘うの気後れする」って言ったら友人女子が「天井低めの店に誘えば気にならないよ!私いくつか知ってるよ」って言ってて、なるほどなーって思ってたんだけど、後日その高身長女子が「あいつ誘って来やがらねぇ」って怒ってる。思うにそのパスはちょっと難しかったのでは。
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イタリア人の同僚に「奥さん、すごく美人らしいですね」って言ったら「ぼくもそう思ってる。もし童話だったら白雪姫さえも嫉妬して毒リンゴを食べさせに来るレベルの美人」って言ってて、スゴイこと言うなぁと思ってたら「そんな彼女の手料理が毒のように不味いのはぼくに嫉妬してるのかも」って。
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後輩女子が「コーヒーの最後の一口が好き。溶け残った砂糖がカップの底にたまってて、すごく甘いから。その一口のために、苦いコーヒーを我慢して飲んでます」って言ってて、「甘いラテ買えば?」って言ったら「最初から甘いと感動がないじゃないですか。最初は苦い位で良いんです。恋と同じで」って。
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訂正…×ニーソックス
○くるぶしソックス
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昼下がりの休憩室で「肌年齢○○才だったのー」「すごーい」「化粧品なに使ってるんですか?」って盛り上がるお姉様たちに、コミュニケーション能力なるものを重視して採用したはずの新人男子が「でも見た目年齢の方が大事ですよね」って爽やかな笑顔で言い放ってて日本の就活システムの限界感じてる。
800
休憩室で「結婚式が多くて、もう着ていくドレスがない」って嘆く新人女子にアラフォーの先輩女子が「私のいいブランドのヤツ、貸そうか?」って言ったら新人女子が「ええー!ありがとうございます!でもおばさん臭くないですか?」とか言い出して平和だった昼休みは突如終わりを告げ戦場めいた緊張感。