601
妻が鍵を忘れて家に入れない事件が多発してて、「どうして忘れるのかな?」って聞いたら目を逸らして「…妖怪のせい」と。「違うでしょ」と突っ込んだら「…♪ようかいっのーっ、せいなのね♪」って某OP風に返された。言い方にダメ出しした訳じゃないよって言うか、いつの間に振り付け覚えたんです?
602
妻が「はい顔だしてー」とお高い化粧水を染みこませたコットンでぼくの顔をふく→「ふくの?」って聞いたら「これはふき取り用化粧水。会社で言っちゃ駄目よ。化粧水男子ってだけでレアなのにふき取り用も使ってるなんて言ったらドン引きされるよ」と。お前怖いヤツなんだな(化粧水のビンに向かって)
603
人事部の先輩が「学生さんが『クリエイティブな仕事がしたい!』とか、『グローバルな仕事がしたい!』みたいなカッコいい横文字PRを持ってくるんだけど、『クリエイティブな仕事。例えばどんな?』って聞くと、皆返事につまっちゃうんだよ」って言ってたので、皆さん「例えば?」対策をお忘れなく。
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被災地の皆さま。
なおも続く揺れに、とても不安なことと思います。どうか身の安全を第一に。
また、そのほかの皆さま。どうか今一度、防災グッズの見直しを。東日本大震災の頃に買ったものは、そろそろ電池や消費期限などが心配です。
万一のとき、自分と大切な人を守るために、今できることを。
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ボーナスのあと、上司に「○○さんは今回のボーナスで何か買ったんです?」って聞いたら「…俺の尊厳と、家族のつながり」って遠い目で答えられて(金で買えるんですかそれ…)って思ってたら、「…妻に化粧品買ったらめっちゃ感謝されたし、子供にWii買ったら家族の笑顔が増えた」って嬉しそうに。
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他はきちんとしてるのに胸元だけが軽くはだけてる気がする真面目で清楚な印象の新人女子に「えと、制服のサイズ合ってないのかな?」ってそれとなく言ったら「え?胸元のことですか?計算してやってるに決まってるじゃないですか」って小首をかしげながら驚かれたことに驚きを隠せない先輩がぼくです。
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ボーナスで何買う?トークの中で、上司が「うちは食洗機買う」って言ったら若手女子らが「すごい!」「奥さん思い!」「愛妻上司!」みたいに褒めちぎり、上司もまんざらでもなさそうだったんだけど、女子達が去った後で「…実は食洗機、俺が欲しいんだ…食器洗い担当、俺だから…」って懺悔されてる。
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電車のカップル。
女「好きな食べ物は?好きな音楽は?好きな場所は?」
男「質問し過ぎwどうしたどうしたw」
女「だって好きな人の好きなものは、好きになりたいですし」
男「…あ、うん」って赤い顔でそっぽ向く。
その二人が降りた後、妻がぼくに「…好きな食べ物は?」って影響受けてる。
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休憩室で「きょうは会社休みます。憧れる。あんなイケメン周りにいない」って話す女性陣と、「俺らだって憧れますよ!」「何?私らが綾瀬はるかだったらなって?」「そんな贅沢言いません。ただ今日いきなり休むと宣言できるタイトルに憧れます…」と社畜会話する男性陣と、聞こえないフリする上司と。
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コツコツ貯金して大金持ちレベルに到達された主婦の方が「貯金のコツはね、100万貯める!なんて思わず、まず1万円を貯めて、そしてそれを100回繰り返すの」って言うから「つまり小さな成功が大事と」って感心してたら「あとは旦那の小遣いを3万円にするのも大事」と。待って。それは、待って。
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カフェで「昨日誕生日だったから、お風呂上がりに、お父さんにひと口だけビールもらった!大人の階段のぼった気がする!」って笑顔で話す女子高生の隣で、友人女子がスマホでTL眺めながら「おめでとう。でも気を付けな。ここがツイッターだったら死んでたよ今」と冷静かつ的確なアドバイスしてる。
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先輩女子「彼女に『私の事どれくらい好き?』って聞かれたら、『どれくらいか想像してみて。…多分、その想像の100倍は好き』って答えて、しばらくの間【好き】って伝え続けなさい。その質問は女が愛されてるか不安なときに出る質問だから、対応を誤ると死ぬよ」って言葉を若手男性陣が必死にメモ。
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会社の忘年会から帰宅した妻が「ビンゴ大会で何の賞品も当たらなかった」って凹んでて、続けて「だから安心して。あなたも年末の忘年会で何も当たらなくても責めないから」と言われ、「責められるとこだったの!?」と思わず叫ぶ。妻の「あ、内心ね、内心」というフォローになってないフォローが怖い。
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朝、慌てた様子でバタバタと仕事に向かった妻が「ごめん寝室に私の抜け殻がたくさん!行ってきます!」って言ってて(…抜け殻?)と思いつつ見てみたらパジャマとかが脱ぎ散らかしてあって、しょうがない子だなぁ、とかそんなことを思う前に(言葉のチョイス上手い…)と思っちゃったのでぼくの負け。
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「私のことどのくらい好き?」
「どのくらいかは上手く言えないけど、昨日より今日の方が好きだし、明日はもっと好きになってると思う」
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休日の朝、妻と同じタイミングで目が覚めて、でも互いにまだ相手に布団にくるまっていて欲しくて「今日はぼくが朝ご飯を作るからまだ寝てていいよ」「いや私が作るからそっちこそまだ寝てて」って言い合って、そして結局二人で台所に立つっていうこの流れがすごく幸せ。
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昔から正直者で嘘が大嫌いな友人が、自らオーナーシェフを務めるレストランで『シェフの気まぐれパスタ』を周囲の大反対を押し切って『シェフのドヤ顔パスタ』にメニュー名称を変更した結果、想像を遥かに上回る勢いで注文が激減したらしく「正直者が損する世の中だ」って涙目で元に戻してて切ない。
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ツイッターを見てて「本当は不特定多数の人達じゃなく、誰か大切な一人だけに届けたい言葉なんだろうな」と感じる恋の言葉が流れて来ると、何だかラブレターを盗み見てしまったかのような申し訳なさを感じると同時に、その恋の行方が少し気になります。
近い将来、幸せな呟きが流れて来ますように。
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バンドの方とかが「世界を平和にする歌を作る力を下さい神様」とか「世界を変えるような音を出したい」みたいな事を歌ってたりするけど、そこまでの贅沢は言わないので、神様でも天使でも、この際悪魔でもいいから、仕事で疲れ果てて帰ってくる妻をひと言で元気にさせられるような言葉を教えて欲しい。
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「先輩の奥さん、どんな人ですか?」って後輩女子に問われ、「旅先で『お土産、好きなの一つ選んでいいよ。買ってあげる』って言ったら色々悩んだ末に申し訳なさそうにマキアージュの新作リップを差し出してくるタイプかな」という最新エピソードを披露したところ、「技あり!」との判定を頂きました。
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休憩室で最近独り暮らしを始めた女子が「お皿洗いって奥が深いですよね!いくらでも工夫できるんです!」って言ってて、それに対し先輩女子が「私んち食器洗い器が付いてるから分からないな」って返し火花が散ったところで、新人女子の「うちは彼が全部洗ってくれますー」がすべてを焼き払っていった。
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女子社員の間で「相談ごとならあの子に」って言われてる後輩が「何かいろんな人に『口が固いから!』って理由で相談されるんですが、私が口が固いのは面白いネタは他人に教えたりせず私の利益のために使うからであって、ふふっ、民衆って愚かです」って最終決戦で討ち倒される王みたいなこと言ってる。
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カフェの高校生男女の「普段、私の事考えたりする?」「まぁ」「他はー?」「え?…受験とか、テストとか、おっぱいとか」「おっぱいwじゃあ私と受験とテストとおっぱいの比率は?」「え…97対3くらい」「やだw97も私のこと考えてるの?w」「いや、97はおっぱい」と答える彼が正直者すぎて。
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休憩室の「結婚後、妻にドキドキするか」トークで、上司らが「ドキドキなんて無くなるよな」って話す中、「ぼくはドキドキしますけど。先日は妻が料理中にクッキングシートに火がついて超ドキドキでしたし」って話を披露したら「お前が奥さん大好きなのは吊り橋効果だったのか…!?」って驚かれてる。
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妻「鉛筆削りってあるよね。昔はナイフで削ってたのに、この器具の登場で、逆にコレがないと削れない人が増えてて、そう考えると、近いうち『りんご皮むき器』が出来て、誰もが簡単にりんごを剥けるようになると思うし、そういう意味で、私、新人類なのかも」「…りんごの皮むいて欲しいの?」「うん」