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妻「初めてミュージカルを観たとき『会話しながら急に歌い出した!』って驚く人と、違和感なく受け入れる人がいるらしいね。友達は驚くタイプだったけど、私は受け入れタイプだった。どうしてだろうねー♪ふっしぎー♪(急に歌い出す)」
…君も会話しながらいきなり歌いだすタイプだからだと思う。
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今年から課長に昇格した先輩が「新人くんを1人でセールスに出すと…『今どの辺かな』『上手く話できてるかな』『どうして連絡がないのかな』『…今誰といるかな』『どうして連絡がないの…』『誰といるの…』『どこにいるの…』って段々とヤンデレ思考になってきて辛い…」ってやつれた顔で嘆いてる。
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妻が「髪が伸びたので、そろそろ切りたいと思います。どんな髪型が好き?」って聞いてくるので「…うーん」と回答に困ってたら怒った顔で「何?私に興味ないの?」と。慌てて「いや、どんな髪型の君も好きになる自信があるから」と本気で答えたら、妻が「…じ、じゃあ角刈りにする」と。負けず嫌いか。
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休日の朝、むすこくん(2才)と二人で手をつなぎ、妻の誕生日ケーキを買いにお出かけ。行きの道中は「あっちいく!」「ぶらんこあった!」と寄り道をしたがっていたのに、ケーキを買った帰り道は(はやくママに届けましょう)と思ったのか、素直におうちに向かってくれたの、パパは嬉しかったですよ。
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今まで聞いた中で最強の天然話は、新婚ほやほやの女性が病院の待合室で(私はもう○○(旧姓)じゃない。ちゃんと新しい名字で呼ばれたら返事しないと…!)って思うあまり「佐々木さーん」って旧姓でも新姓でもない全然関係ない名字に「はい!あ、違う!」と元気良く返事したというウチの妻の話です。
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最近のむすこくん(2才)。食事中に大人に「あーん」をするとチヤホヤされると理解したようで、人参や白菜をスプーンですくって、ぼくに「あーん」と、妻似の笑顔で差し出してくる。ぼくがお皿に残ったお肉を指さして「こっちも下さい」と言うと、意地悪そうに妻似の笑顔で「だめー」と言う。勝てぬ。
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「君を幸せに出来る男はきっと他にもいる」と結婚の申し込みを見送り、いつしか別れてしまったという友人が最近、元恋人の結婚を知ったそうで。「他の男に幸せにしてもらってる姿は見たくない、って思ってたはずなんだけど。あのときプロポーズしてたら何か違ったかな」という後悔が、消えないそうで。
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近日挙式する後輩女子に「マリッジブルーで…先輩の奥さんはどうでした?」と質問され、妻に「マリッジブルーあった?」とLINEしたところ、返信が「なかった」「この機を逃すまいと詰め将棋の如く慎重に次の一手を練ってた」「私勝った」とのことで、後輩から「顔ニヤけてますよ」と指摘される昼休み。
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センター試験の新聞記事読みながら先輩が「俺の弟、センターで失敗してから引きこもって『花ムコ修行中』なんて言ってネトゲばっかやってたんだけど、三年後にそのネトゲで出会った子と結婚していま元気に専業主夫やってるから人生って面白いよな。俺は独身で休日出勤だし」って乾いた笑い浮かべてる。
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新人の頃、営業中に名刺切れをやらかした際に先輩がくれた「そんな時は残り一枚で『名刺を切らしてしまい』と言って、こっそり一枚残すんだ。帰り道で偶然出会った好みの女に渡す分が残るように」って助言守ってたら偶然会えた大企業の社長に名刺渡せて大口契約につながったので6年越しの感謝してる。
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アメリカ人上司「日本で『お仕事は?』と聞くと、トヨタとかソニーとか企業名が返ってくる。アメリカは『プログラマ』『会計士』みたいにスキルで答えるのに」ぼく「会社名で評価しない素晴らしい風土」上司「…?アメリカはすぐクビになる。企業名に意味がない。日本の終身雇用すごい」ぼく「違った」
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少し前に、妻が素敵なエプロンを買ってくれた。それ以来、何だか料理する機会が増えた。美味しいと言ってもらえるのが嬉しくて、通勤時間なんかにレシピに目を通すようになった。今日、少し手の込んだカレーを作ったら、息子が「おいちー!」と何度も言ってくれて、思った。形から入るのも、悪くない。
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親が倒れて、もう本人も医者も家族も諦める中、妻だけは一人「私は大丈夫だと思う」と回復を信じてて、そしたら本人が「…あれ?ごめん、なんか回復してきた」とか言い出して周囲騒然←今ココ
内緒にするからぼくだけには本当のことを教えて欲しいんですが、キミ、実は神さまとか天使とかなのでは?
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ぼく「あれ?今日つぶやこうと思ってた内容、忘れちゃった」
妻「どんなの?」
ぼく「何か、君が面白いことを言った気が」
妻「あれかな?晩ご飯のときに、タンドリーチキンとカンドリシノブって響きが似てるなって話を」
ぼく「してないよ」
妻「晩ご飯の間、ずっと考えてた」
ぼく「考えてた」
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新婚の後輩男子が奥さんの靴を買いに行った際、髙いヒールが好きだったはずの奥さんがぺたんこ底のを選んできたそうで「ヒール高い方が好きじゃなかった?脚長く見えるとか何とか」って聞いたら「…最初のクリスマスプレゼントだから。お母さんになってもおばあちゃんになっても履けるように」って。
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休憩室で先輩がうつらうつらとしてたので、起こすのも可哀そうだなと思って隣で静かにコーヒーを飲んでたら同僚女性から「○○さんどこに行ったか知らない?」って電話が来て、何も考えず「先輩なら今ぼくの隣で寝てますけど」って小声で答えたら「なんてっ?え?もう一回言って!」とせがまれる事件。
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つぶやきを書き込む欄に
「いまどうしてる?」とあることに
今さら気づく。
恋してます。
『いまどうしてる?恋してます。』
3月14日、ホワイトデーに発売。
イラストは、妻も大ファンの深町なかさんです。
ただいま、予約受付中→tinyurl.com/zgkocn4
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遅くに仕事から帰ってきた君が、部屋着に着替えて、メイクを落とし、だんだん戦闘モードからくつろぎモードになっていく。
その一部始終を見ながら「今日はぼくがご飯作るね」と台所に立つ時間が好きなので、君に「そっちも疲れてるでしょ?」なんて言われたくらいでこの場を譲る気はないのです。
344
妻の足をマッサージをしてあげていたら。
妻「気持ちいー。良いではないか、良いではないかー」
ぼく「何その悪代官みたいなセリフ」
妻「あ、言いたかったのは『苦しゅうない』だ。普段言い慣れてないから間違えた」
…普段から妻に『苦しゅうない』ってたくさん言わせられるように頑張ろっと。
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仕事で嫌な出来事があって気分が落ちた日は、帰宅するなり息子(2才)が(シケた顔してんなぁ!そんな時はボクと踊るに限る!さぁ!)って感じに無理矢理ぼくの手を引いてテレビの前に連れて行き、一緒に全力でアルゴリズム体操なんか踊って嫌な気持ちを吹き飛ばしてくれるのでパパは明日も頑張れる。
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冬は嫌いっていう人は多くて、ぼくも昔はその一人だったけど、きみと出会い、恋に落ちて、家族になったいまは、きみの体温がいつもより感じられるこの季節が一番好きになっている。きみとの恋が、少しずつ、でも確実に、ぼくを変えてるなって、そんなことを思いながら手をつないで歩く、今日は冬の日。
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帰り道、高校生男女。
女子「あんた眼鏡かけてんだから少しは頭良さそうなこと言いなよw」
男子「お前こそ可愛いんだから可愛いこと言えよ」
女子「え」
男子「てかこれダテ眼鏡だよ。お洒落だよ。悪いかよ」
女子「え?そこで話変える?えっ?」
男子「え?」
ぼく(女子頑張れほんと頑張れ)
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いまの自分は、きっとこれまでに選んだ選択肢が積み重なって出来ている。
部活や学校、会社だってそう。これまでに選んだもののうち、ひとつでも違ったら、きっと違う人生を歩んでいたかもしれない訳で。
そういう意味で、いまの人生を選んだ過去の自分に、一言お礼を。
妻に恋に落ちて良かった。
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「結婚すると恋人時代とは変わります?」と後輩に聞かれ、「…好きな人となら、メールや電話だけでも幸せでしょ?デート出来たら、例え数時間でももっと幸せじゃん?」「…?そうですね」「それがずっと続くと?」「…超幸せ?」「でしょ?それが結婚」と答えクールな後輩の顔を赤くさせることに成功。
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妻と、僕と、むすこくん(2才)の就寝前の風景。
妻「ママのこと好きな人ー!」
僕・むすこ「はーい!」
妻「じゃあむすこくん、パパとママはどっちが好き?」
(賄賂としてトーマスのおもちゃを差し出す僕)(同、しまじろうを差し出す妻)(テンションが上がり寝ないむすこくん)(みんなで寝不足)