上丸洋一(@jomaruyan)さんの人気ツイート(古い順)

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国税庁長官は強い立場にある。 「総理、本当のことを言っちゃいますよ。政権が倒れかねませんよ」 それでも総理は、自分に有利とみればただちに長官を切るだろう。そして言う。 「彼はうそつきです。私はだまされていたのです」 そう、あの学園理事長にそうしたように。
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「我々はアメリカと価値観を共有している」と言いつつ、一方で「アメリカに憲法を押しつけられた」って、おかしいでしょ。
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裁量労働制では、働く人が自分の裁量で働き方を決めることができるというが、でも、その成果をどう評価するかは企業側の裁量だ。労働者は「自発的に」長時間、働くことにならないか。それで体を壊しても企業側は裁量労働制を理由に責任を免れる。
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裁量労働制について経営者側からは何の批判も聞こえてこない。裁量労働制がだれを利するか。答えは明らか。
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裁量労働制の方が労働時間が短いというデータもある、と政府は何がなんでも言いたかった。それが決め手になると考えた。ところが、そんなデータは存在しない。そこで官僚がむりやり作り出したのだが……。 バレた。森友の地中のゴミのようにはいかなかった。厚労省も財務省も発想はいっしょ。
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首相答弁のNHK中継、昨年より6時間減の見通し。野党が追及する場面を減らそうという政権側の思惑が実現。毎日新聞。自民党は首相を世間の目にふれさせたくないらしい。
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読売新聞によると、経済界は政府の求めに応じて、春闘での賃上げに協力してきた。一方で経済界は「裁量労働制の拡大」を求めてきた。「人件費が残業代に左右されないなど」メリットが大きいからだ……。 なんだ、そういうことか。春闘で賃上げしてください、その分、残業代を減らしていいですから。
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優生保護法に基づく強制不妊手術について、読売新聞は社説で「過去の過ちと真摯に向き合う。政府だけでなく、社会全体に課せられた責任でもある」と述べた。 ところが、韓国の大統領が同様の発言をしたとたん、読売は大統領を「反日」と非難した。
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隠す、捨てる、逃げる、はぐらかす、ごまかす、開き直る、黙る……。フェアプレーの精神のかけらもない政治家に握手を求められてもなあ、五輪メダリストたち。
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「私や私の家族が関与していたら、私は議員を辞めます」 「私の妻がどういう答えをしたか、それがそんなに大切なことか」 ずいぶん後退したなあ。 押し込まれているんだなあ。
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羽生選手もそうだったように、国民栄誉賞というと読売が一面トップでスクープすることが多い。首相官邸に強い読売。官邸としては裁量労働制のデータ問題から話題を転じたかったのではないか、と邪推する。 これは報道か、それとも広報か。
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森友を特例扱いした、と一度は書きながら、あとで消した。何で特例扱いなのか。何で消したのか。 「私の妻が(森友側に)どういう答えをしたか、それがそんなに大切なことか。大切な問題じゃないんじゃないですか」 大切です、すごく。
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今日になって財務大臣は「すべての文書を直ちに確認できない状況となっている」。元の文書の有無を明らかにせず。 改ざんしていないならすぐに出せるはず。しかし、出せば致命的なダメージは不可避。とはいえ、出さずに突っぱり切るのも困難。進むもならず、退くもならず。
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資料があるのに「破棄しました」 なかった資料が「ありました」 出てきた資料は「まちがいでした」 丁寧な説明「これまで何度もさせていただいただろっ」 なんだか「あべこべの国」にいるようです。
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国有地をただ同然で払い下げろ、とだれかが言ってくれば、ふつう、お引き取りくださいと即座に答えるだろう。なのになぜ森友を特例的に扱ったのか。外から力が加わったのか。だれかの姿がちらついたのか。そこを説明せずに幕引きは許されない。
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公文書改ざんは大問題だ。ただし、問題の本質は、だれが、なぜ、だれのために、だれの関与があって、森友を特例的に扱ったのか、という点にある。だれが書き換えさせたのかという「書き換え問題」で終わらせたら、だれかさんたちの思うつぼだ。
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「私の妻が(森友側に)どういう答えをしたか、それがそんなに大切なことですか。大切な問題じゃないんじゃないですか」 どんなに大切か、今はもう、おわかりですよね。
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報道陣の取材に応じた麻生財務相。「用意された書面には、言い間違えのないよう『捜査(そうさ)』『調査(ちょうさ)』と読み仮名が記されていた」毎日新聞。
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教育勅語を掲げる小学校を首相夫人は支持し、首相も容認した。それは国民主権などの憲法理念の否定を意味した。官僚たちは特例的な対応で国有地を払い下げ、反憲法的小学校の創出に手を貸した。危ういとみた首相は森友を切り捨て、小学校は頓挫。と、公文書の改ざんがばれた。真の責任者はだれなのか。
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日本会議の名を消し、夫人の名を消し……ということは、どこからみても、首相案件であることの痕跡を消したというではないか。 おいおい、関係があったら議員を辞める、なんて言い出したぞ! 消せ、消せ!
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江川紹子さん「今回の改ざんは民主主義を根底から揺るがす問題だ。その悪質性を『書き換え』という言葉で薄め、矮小化しようとするのは国民に対する『印象操作』だ」 産経は今日から「改竄」、読売は今日も「書き換え」と書いている。
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「首相周辺は『森友の問題と憲法は別の次元の問題だ』と強気を崩さない。しかし、閣僚経験者は『憲法どころじゃない。いくらやっても無駄で、もはや意味がない』。首相に近い閣僚経験者ですら『憲法改正なんてできるわけない。無理だ』。憲法改正に向けた党内の空気は急速に冷めつつある」朝日新聞
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官僚たちが例外のうえに例外を重ね、ウソのうえにウソを重ねてまであの土地を安く売ろうとしたのはなぜか。しかもその痕跡を消そうとしたのはなぜか。そのうえなぜ官僚に責任が押しつけられるのか。大臣が何を言おうと、みんなわかっている。あの「私人」が辺りをウロウロしていたからではないか。
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2017年11月2日の読売社説は記憶しておこう。 「野党は、質問時間の確保を求める以上、森友・加計学園問題の追及ばかりに偏向した不毛な質疑の姿勢を改めて、より建設的な論戦を挑まねばなるまい」 あの人たちに政権を担う資格があるのか、政権の正統性にかかわる重大問題なのだが。
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権力者は本来、国民の幸福を最大化するため、最小限の権力を行使する。 今の権力者はもっぱら自らの保身のため、最大限、権力を行使する。森友学園を切り、佐川氏を切り。