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自衛官の息子が涙ながらに「お父さん、憲章違反なの」……。このエピソードは実話かと問われて首相「実話だが、防衛省から聞いた」「私が言っていることをウソだと言ってんでしょ。非常に無礼な話で、人格攻撃だ」と色をなす場面も。毎日新聞。
さっきまで狼はそこにいたんだよ、か。
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「いま国民は疫病で命が危うく、自国の『棒読み政治家』を哀しみはじめた。当然だ。棒で読まれる官僚の作文には、心がない。国の復興は経済からではない。きちんとした教養と言葉からだ。中身のない人材を要職にならべても、政治や経済は活きない。命も守れない」磯田道史氏、毎日新聞書評欄。
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日本学術会議に手を突っこんで学問の自由、思想の自由を侵害するのでなく、桜を見る会や今回の件で腐りきっていることが露呈した内閣府にこそメスを入れるべきでしょう、菅内閣は。
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水際対策はゴテゴテ、ワクチン確保もゴテゴテ。感染はいよいよ拡大し、加えてあの猛暑。世界中から批判の声があがって……。このままいくと、やっぱりやめとけばよかったと、いずれ思うんじゃないでしょうか、菅首相。転ばぬ先の杖、転ばぬ先の中止。
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「あなた(三原じゅん子議員)にこそ、『恥を知れ』という言葉を有権者として送りたいです。あなたが体現したのは、皮肉にも『安倍氏独裁』礼賛の、民主主義を否定する態度でした。現政権の体質そのものです」朝日新聞声欄。
かつての「八紘一宇」礼賛といい、確かに蓑田胸喜もかくやの演説ぶりだった。
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「希望の党ってどんな党ですか?」
「中山成彬氏が立っている党です」
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小川榮太郎氏が「新潮45」で「痴漢する権利」を主張したことについて、櫻井よしこさんあたりはどうみるのだろう。
権利ばかり主張するのは憲法のせいだ、憲法が悪い、とでも言うのだろうか。
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「学術会議のあり方の見直しについて、井上信治・科学技術担当相は17日の参院内閣委員会で、研究成果が民生と軍事の両面で使われる「デュアルユース」(軍民両用)について検討するよう、学術会議に伝えたことを明らかにした」朝日デジタル。
それこそ政治介入。任命拒否の理由を説明するのが先だ。
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統一教会。自民党の「調査」は幕引きのための単なる儀式にすぎない。「党による『関係調査』の結果公表で幕引きを図りたい考えだ」。読売がそう書いているんだからまちがいない。
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「お友達優遇」ではないか、とかねてささやかれてきた国家戦略特区ワーキンググループ。議事録の提出・公開を求められてもがんとして応じないのに、国会で質問を受けるとなると、お知り合いにみずから事前に「情報公開」するらしい。こんな「グループ」要るんだろうか。
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第五福竜丸事件から日本の原水爆禁止運動は始まった。広島市教委はその歴史を消そうというのか。 twitter.com/kyodo_official…
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検察官の定年延長をめぐり「国会公務員法の定年延長は検察官には適用しない」とする政府見解は「現在まで続いている」と答弁した人事院給与局長。その後「つい言い間違えた」と撤回した。その局長が12日付で人事院事務総長に昇任した。朝日新聞。
「言い間違えた」と言ってくれたことへの論功行賞か。
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安倍、菅両氏に共通するのは、説明責任を果たそうという姿勢の決定的な欠如である。国民の疑問や野党の質問に正面から答えず、その場しのぎで逃げる。自らの失敗や誤りを潔く認め、責任を引き受けることもしない。「説明責任は、憲法上の義務でもあります」……千葉大教授の大林啓吾氏は語る。朝日社説
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あの文面からすると、内閣官房参与氏は、コロナなんて日本じゃたいしたことない、とみているらしい。その楽観はどこからくるのか。その立場から内閣に何をアドバイスしているのか。
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予算委員会を開いて野党と対決したら首相は持ちこたえられない。ウソが破綻する。だから自民党は予算委員会の開催を拒否する。
これは、首相がクロであることをほとんど自供しているようなものではないか。
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47年前の佐藤栄作死去の際は法的根拠がないからと政府は国葬を見送った。それが今回は恣意的な法解釈で強引に押し切ろうとしている。この落差が自民党政治の堕落と頽廃を端的に示してる。
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札束を投げつけて逃げるようなものだ。赤木さん国賠訴訟。これで国はだれを守ろうとしているのか。責任を認めるというなら、森友の真相をすべて明らかにせよ。
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市民運動を金銭絡みと貶める意図なしに、あの番組に、あの場面を、事実確認なしに組み込むことはありえないでしょう。
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学術会議。政府は憲法15条(公務員の選定、罷免は国民の権利)をたてに首相に任命拒否権があると言うが、首相は国民に「選定」される「公務員(国会議員)」の立場。選定・罷免は主権者の権利であって首相の権利ではない。首相の人事権が憲法23条(学問の政治からの自由)を食い破ることは許されない。
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憲法がミサイルから日本を守るのか、と改憲派は言う。ならば「完全に破壊する」と恫喝すればミサイルは飛んでこないのか。相手の暴発を恐れぬことこそ、非現実的な楽観主義。国際紛争解決の手段として武力による威嚇や戦争を放棄した憲法の理念こそが現実的だ。
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首相の頭にあるのは、首相であり続けるためにはどうすればいいか、その一点だけのようだ。そのためなら改竄、隠蔽、虚偽答弁はもちろん、検事総長人事にも手をのばす。自己保身のためなら国のかたちを壊すこともいとわない。日本の民主主義が音を立てて崩れていく。
#検察庁法改正案を廃案に
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「選挙に行くのが面倒くさい」と若者が話すのをテレビが映していた。こういう型通りの描き方が若者の投票率を押し下げていないか。しっかり考えて投票所に行く若者は大勢いるだろうに。昔、成人式に出たら、どこかの記者に国政選挙の被選挙権年齢を聞かれた。正答したらプイと向うに行ってしまった。
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憲法改正を支持する、という小池新党参加の条件はおおざっぱすぎないか。何条をどう改正するのか。それが一切示されないのでは支持も不支持も言えないはず。肝心の点は代表なる人物の頭の中にしかない。
これが希望か。
むしろ絶望のファシズムではないか。
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五輪開催「全首脳から支持」 メルケル氏は触れず:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASP6G…
メルケル首相との個別会談では五輪に触れなかった、別の問題に時間が割かれたためと外務省。本当かな? メルケル首相が五輪の話題をあえて避けたとか?
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「黒い雨」の被爆者にはとんでもなく冷淡で、
アベノマスクにはとんでもなく甘い厚労省。
このギャップは何なのか。