126
スウェーデン南部の湖で水遊びをしていた八歳の女の子が、水底から突き出た棒を引き抜いてみたら、5〜6世紀まで遡るかもしれないバイキングの剣だったという記事。ちなみに発見者の女の子はミネソタ育ちでバイキングスのファン、名前はサーガ(Saga)というおまけつきです。
thelocal.se/20181004/eight…
127
19世紀キューバの植物を調査・記録したアメリカ人女性アン・ウルストンクラフトによる美しいイラスト付きの原稿本が190年ぶりに発見されたという記事。作者の苗字に見覚えが、と思ったら、メアリー・ウルストンクラフト(メアリー・シェリーの母)とは義理の姉妹だそうです。
nationalgeographic.com/science/2019/0…
128
ペンシルベニア州の公立図書館ではここ数年、毎週土曜日に推薦の図書や映画などを発表するにあたって、職員の飼い猫ホレイショーに仮装して登場してもらっているそうです。『ゲーム・オブ・スローンズ』や『セサミストリート』などの味わい深い姿が紹介されています。
kptv.com/this-library-c…
129
J・D・サリンジャー関連の品々200点が、ニューヨーク公共図書館にて初公開されるそうです。『ライ麦畑』のタイプ原稿やノート、蔵書や手紙がメインとなるようで、子供時代の写真や、戦時中にノルマンディーでタイプライターに向かう写真は記事中でも見ることができます。
nypost.com/2019/10/07/nev…
130
イギリスのホテルチェーンがこのたび、滞在客が部屋に置いていった本の上位リストを発表しています。託された本の数はこれまで7万冊、『IT』やハリー・ポッター、トランプ本、ギリアン・フリンやポーラ・ホーキンズを抑えてトップに立ったのはあのディストピア小説。
travelandleisure.com/culture-design…
131
コルソン・ホワイトヘッドの傑作小説で再び注目の、奴隷の北部への逃亡経路となった「地下鉄道」。1850年代にフィラデルフィアで数百人の逃亡奴隷をかくまった建物が、150年を経てついに「発見」されたという記事です。市の歴史建造物に指定されて保全されることが決定済。
washingtonpost.com/news/morning-m…
132
メリーランド州の図書館に、73年間行方不明だった絵本が戻ってきたという記事です。1946年に2歳のときに自分が借り出した本を見つけた女性が、引越し先のカナダから郵便で返却したとのこと。延滞の罰金は上限の15ドルで済むそうです。映像で絵本の中身を少し見られます。
nbcwashington.com/news/local/Ove…
133
10年以上にわたって、作家にサインのついでにウサギの絵を書いてもらったコレクションの一部が紹介されています。10秒の制限時間でアトウッド、デイヴィッド・リンチ、エリス、ニコルソン・ベイカー、アメリア・グレイなどが挑戦した成果からはそれぞれの作風も味わえます。
nytimes.com/2019/03/01/boo…
134
「猫を愛した30人の作家たち」エドワード・ゴーリー、ヘミングウェイ、バロウズ先生からコルタサル、ボルヘス、ブコウスキー、さらにはジャック・デリダまで、作家たちと猫の写真を見ることができます。buzzfeed.com/summeranne/30-…
135
1991年以降のアカデミー作品賞受賞作で、100語以上を割り当てられた登場人物たちのセリフ量の男女比をグラフ化した図です。 twitter.com/schemaly/statu…
136
満月の夜にだけ各タイトルを69部製本し、売れ残りは翌日焼却する謎の出版社がアイスランドにあるという記事です。商売ではないからビジネスモデルはないとか、焼却の際は愛と敬意をこめてコニャックを使うとか、色々吹っ切れた感じが満載です。
theguardian.com/books/booksblo…
137
今年で36回目を迎えたヘミングウェイそっくりさんコンテストは、史上初めて、「ヘミングウェイ」という姓の男性が優勝を飾りました(血のつながりはないそうです)。122人のエントリーがあり、ヘミングウェイ氏は7回目の挑戦でついに優勝。
theguardian.com/books/2016/jul…
138
PCソフトウェアによる編集作業が1990年代に登場する以前に見られた誌面レイアウト編集風景の動画を、書評誌London Review of Booksが紹介しています。糊と専用カッターを駆使して1行短くする手作業が進んでいく光景には、時の流れが緩やかになるような独特の磁力があります。 twitter.com/LRB/status/118…
139
ボストンの歩道の敷石に、雨天のときだけ詩が浮かび上がる、という記事です。ボストン市とNPOの協力で四月からスタートして、まだ数は少ないですが、今後2年間でさらに増やし、英語以外の言語の詩も書き込む予定だそうです。
atlasobscura.com/articles/bosto…
140
このたび天津市で開館の図書館の記事が出ているのですが、蔵書120万冊に加えてこのSF空間ぶりは強烈です。記事タイトルにあるように「息をのむ」つくり。
boredpanda.com/tianjin-binhai…
141
国際女性デーを一日で終わらせないために、ニューヨーク公共図書館は世界の女性作家による365冊を選書。ABC順にアディーチェ、アトウッド、ブロンテ、ブラワヨ、ダンティカ、マンロー、源氏物語、オオツカ、多和田葉子、残雪と壮観です。
nypl.org/blog/2017/03/0…
142
南極で作られた初めての本がオークションに出たという記事です。1908年にニムロド号で南極に遠征したシャクルトン隊が、外に出られない間の活動として執筆し、挿画を描き、製本したAurora Australisという本で、コウテイペンギンへのインタビューまで入っているそうです。
atlasobscura.com/articles/for-s…
143
ペルシャの大詩人ハーフェズ(ハーフィズ)の初期の写本が盗難にあい、「美術界のインディ・ジョーンズ」と呼ばれる探偵によって取り返され、このほどオークションにかけられることになったという記事。きらびやかな美しさとドラマチックな展開は紙の本ならでは。
hyperallergic.com/547229/hafez/?…
144
ニューヨーク・タイムズも今年の100冊を発表しています。小説部門ではソーンダーズ、ミン・ジン・リー、オースター、ユージェニデス短編集、ハミード、ウォード、アリ・スミスに混じって、さりげなくジュンパ・ラヒリ翻訳によるスタルノーネ、横山秀夫の64も。
nytimes.com/2017/11/22/boo…
145
トマス・ピンチョンがついに自分の写真を公開しました...ただし、自分の口の中の写真です。どこまでもこの人は突っ張っていて頼もしい。次は鼻の穴の写真を期待したい。
clickhole.com/article/book-l…
146
映画化したら悲惨なことになること間違いない小説15冊。いきなりのキャシー・アッカーに続き、カルヴィーノ、ナボコフ、紙葉の家などメタフィクション系、ペレックなどの実験小説系も納得です。ボラーニョの2666は舞台化したら五時間超えだったというエピソードも再登場。
lithub.com/14-great-books…
147
NYTの名物書評家ミチコ・カクタニが同職を離れるというニュースとともに、カクタニが評を寄せた作品・作家が紹介されています。ソーンダーズやフランゼンからモリスン、ピンチョン、デリーロ、政治関係の著作まで、まさに歴史の一部。
nytimes.com/2017/07/27/boo…
148
ドナルド・トランプに“shithole"扱いされた各国から登場した作家たちが特集された記事です。ダンティカのエッセイ、アディーチェ『アメリカーナ』、ブラワヨ『あたらしい名前』、カステジャーノス・モヤ『無分別』など。こうした反応が即座に出るのはいかにもアメリカ。
electricliterature.com/11-incredible-…
149
1600人のイギリス人に調査した結果出た、「読みたいとは思うがまだ未読の小説」ランキングが発表されています。5位罪と罰、4位ドリアン・グレイ、3位白鯨、2位レ・ミゼラブル、そして1位の小説は...僕もまだ未読です。
ow.ly/XmUkd
150
アメリカの大学生の40%以上が教科書を買うために食事回数を減らしたことがある、という調査結果が出ています。20年間で教科書の価格が三倍近くになり、履修する授業数を減らしたり帰省を諦めたりして対応する傾向がマイノリティの学生たちに強まっているとのこと。
axios.com/college-textbo…