藤井光/Hikaru Fujii(@fujiihikaru)さんの人気ツイート(リツイート順)

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卒業前ゼミ企画、英米文学に出てくる料理を作ってきてただひたすら食べる会。アメリカンサイコの地鶏ソテー、独特にさびしいレモンケーキ、ハードボイルド卵、ムーン・パレスのエビチリ、大聖堂のポークチョップ、ダレルコロッケ、ダールのフレンチトースト、重力の虹のバナナ三昧。
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「私の本は後味が悪い、という手紙を送ってきた年配の女性がいたんです。私はその人に、「本を食べたのがよくなかったんですよ」と返事しました」 ---フラナリー・オコナー twitter.com/fsgbooks/statu…
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ホルヘ・ルイス・ボルヘスの伝記をグラフィックノヴェルで描く"Borges, el laberinto infinito"(2018)のクリエイターの一人が、内容を一部公開しています。途中から夢が加速していく場面は見事の一言です。作成過程のスケッチや写真なども下のほうで見られます。 behance.net/gallery/625794…
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消えてしまった街の音を届けようと、ニューヨーク公共図書館(三月から閉館中)が「この音が恋しくないですか」という音のアルバムを提供中。図書館に入り、司書と会話して幼児読み聞かせのそばを通っていって席につき…など、それぞれの音が物語仕立てになっているそうです。 electricliterature.com/missing-readin…
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表紙の革を長く伸ばして製本してある「ガードルブック」の写真を初めて見ました。帯やベルトにたくし込んで吊り下げてどこでも読めるほか、おしゃれアイテムでもあったらしく、15~16世紀中盤のオランダとドイツではよく見られたそうです。 flickr.com/photos/2530031…
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19世紀前半に花開いた本の表紙デザインの名作を、1820年代から1914年まで見せてくれる記事。コウモリ+髑髏に始まり、文学作品から指南書まで心を鷲掴みにされるデザインが続出します。ちょっと笑ったのはHow to Swimという本が全然泳げそうに見えないことでしょうか。 publicdomainreview.org/collections/th…
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ドナルド・トランプ大統領の発言にファクトチェックをかけてきたニューヨークタイムズが、「他の大統領だって同じくらい嘘をついている」という批判に応え、バラク・オバマ大統領との比較データを公開しました。いくぶん不正確な数字や曖昧な情報などを除いてもこのペース。 nytimes.com/interactive/20…
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西ウェールズにある書店のオーナーが早期引退することになり、店を売るかわりに「思いもしなかった人生を誰かに歩んでもらえたら」と、くじ引きで店を引き継いでもらったという記事。当たりを引いたのはオランダ人常連客で、アイスランド人の友人と切り盛りするそうです。 theguardian.com/books/2018/sep…
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楽譜を打ち込めるタイプライターがあったことを初めて知りました。1936年に登場し、53年に改良版が出たKeaton Music Typewriter、使いやすいのかどうかは素人の僕には分かりませんが(記事下部に実演映像あり)、無骨な骨組みとキーの音符記号のコントラストがいい味です。 mymodernmet.com/keaton-music-t…
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ル=グウィンが亡くなったそうです。今年は彼女の作品をなるだけ読もうと思っていた矢先に... nytimes.com/2018/01/23/obi…
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ハリウッド名物の一つ、歩道のWalk of Fameにはドナルド・トランプ大統領候補の星もあるのですが、このたび、その星の周囲に、本人念願の国境の壁(鉄条網つき)が設置されたようです。アメリカらしいユーモアある抗議表現です。 imgur.com/gallery/ggrMf
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ジェーン・オースティンの未完成の小説The Watsonsの草稿から、ワープロも修正液もなかった彼女の推敲法がわかるという記事。修正したい箇所や加筆したい箇所に、新しい文章を書いた小さな紙切れをピンでとめていたそうです。17世紀初めにまで遡る編集技術とのこと。 openculture.com/2018/02/jane-a…
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一定数の教師が武装していれば乱射事件を防止できる、という大統領の発言に対して、教師たちが各SNS上で#ArmMeWith(私が与えてほしい武器は)で抗議を始めています。求めている「武器」として挙がっているのは、「銃弾ではなく本」「生徒たちを知る時間」「生徒たちの精神的サポート」「時間」など。
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イングランド南西部にある、千年の歴史をもつ製粉所(現存する建物は16世紀中盤のもの)が、コロナ感染拡大の余波で小麦粉不足に苦しむ地元のためにフル稼働を始めたという記事。一日に30kgのペースで小麦粉を作り、地元の店やパン屋に届けているそうです。 edition.cnn.com/2020/04/29/uk/…
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ペンギンランダムハウス社の書籍物流センターを、メリーランド動物園から本物のペンギンが「インターン」として訪問した、という映像。なかなかシュールな絵ではありますが、背景となっている書籍の大規模物流の様子も伺うことができます。 twitter.com/penguinrandom/…
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アレクシエーヴィチの版権を手放すことになった群像社からのメッセージ。「小さな出版社の営みにご注目いただけますよう」という言葉を忘れないようにしたいです。何よりも『宇宙飛行士オモン・ラー』は必読書です。 gunzosha.com/20151021messag…
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『時計仕掛けのオレンジ』の「続編」が、アンソニー・バージェスのアーカイブから見つかったという記事。キューブリック映画を受けて書き始められたThe Clockwork Conditionという未完のノンフィクションで、テクノロジーや映像文化の危険などの主題を論じているそうです。 thebookseller.com/news/clockwork…
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あの本は出版されるまでに何回断られたのか?というリストです。却下数二桁前半あたりでベケットやキングといった馴染みの名前が出始め、キャッチ=22が22回というのは出来過ぎだ思っていると、最後には意外なあの本の名前が。下手をすればどれも世に出なかったかも。 lithub.com/the-most-rejec…
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詩の読者がもっと増えてほしい、とジョン・グリーンがシカゴの詩財団とタッグを組んで、このほどYouTubeに"Ours Poetica"というチャンネルが登場したという記事。週三回、詩人や俳優が好きな詩を朗読する映像が一年間にわたって更新されていくそうです。 chicagotribune.com/entertainment/…
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ベルギーのヘントで、地元図書館の移転のため、1200人の市民がバケツリレー方式で本を運んでいく様子です。生活の中に図書館があるというのは、こういうことなんだなあと。 twitter.com/BBCBreakfast/s…
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ロサンゼルス郡では図書館の返却が遅れると罰金が科せられ、10ドルを超えると利用凍結になるそうです。そこに、21歳以下であれば、図書館で一時間読書するごとに罰金5ドルを減らせるプログラム"Read Away"を導入したところ、半年で3500人の凍結が解除されたという記事。 mentalfloss.com/article/522641…
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19世紀末から20世紀初頭にかけて、図書館本の貸出によって致死性の伝染病が広まるのではないか、という「図書大恐怖」(great book scare)が英米で広まっていたという記事。NYでは蒸気で消毒が試みられ、怪しい本は燃やされ…最後には図書館の努力で沈静化したそうです。 smithsonianmag.com/history/during…
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合衆国で現在、理髪店やコインランドリーで子供が待っているあいだに読書できるスペースを作るプロジェクトが進行中という記事。声に出して読むのもOKだそうで、すぐ読めるところに本があれば子供たちは塗り絵やブロック遊びよりも読書するという傾向も報告されています。 nytimes.com/2019/07/02/boo…
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リトアニアからスペインまでの学校が協力した調査により、各国を代表する児童書を選出して地図にした記事です。フランスやフィンランドは一目瞭然、スイスとイタリアも、残りは...と思ったら、最後に作品・作家リストがありました。付録は「本」を指す各国の言葉。 bookstr.com/childrens-lite…
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バルセロナ在住の写真家Xavi Bouが、「鳥が飛ぶ跡が空に残ったらどう見えるのか?」という長年の興味をついに写真にした作品“Ornitografías”が紹介されています。空をカンバスにした絵画のような不思議な世界です。記事の終わりに16枚のスライドあり。 nationalgeographic.com/magazine/2018/…