藤井光/Hikaru Fujii(@fujiihikaru)さんの人気ツイート(新しい順)

パンデミックによって新刊の出版時期を秋にずらす出版社が続出した結果、イギリスでは9月3日に600点近い新刊本が登場するという事態に。書店や書評欄のスペースなどには限りがあるため、重要だが十分な光が当たらない本が多数出てしまう可能性も指摘されています。 theguardian.com/focus/2020/aug…
17世紀のペストの流行を受け、イタリアのフィレンツェを中心にワインの安全な販売用に造られた「ワイン窓」が、今年になって復活しているという記事。400年近い歴史をもつワイン窓は、フィレンツェの歴史地区だけでも150ほど点在しているとのことです。 insider.com/photos-wine-wi…
2020年に溜まりに溜まったストレスを発散させるひとつの方法として、オンラインで自分の叫び声を録音すれば、アイスランド各地の大自然に実際に置かれたスピーカーからそれを流してくれるという企画が登場。7つの土地から自分向きの場所を選べるようです。 lookslikeyouneediceland.com
匿名であれ実名であれ、SNS上であれそれ以外の場であれ、明確な意図をもって、他者を貶める言葉・表現を発することは、「他者を貶める者」としての自己のあり方を選んだということです。それに付随する責任も批判も受け止めることを求めます。 #わたしは伊藤詩織氏を支持します
ペンシルベニア州の公立図書館ではここ数年、毎週土曜日に推薦の図書や映画などを発表するにあたって、職員の飼い猫ホレイショーに仮装して登場してもらっているそうです。『ゲーム・オブ・スローンズ』や『セサミストリート』などの味わい深い姿が紹介されています。 kptv.com/this-library-c…
ヴァージニア州の名レストランが営業再開にあたって、席の半分を空けるよう要請されたため、1940年代の服装をしたマネキンを空席に座らせる演出を考え出したとの記事。マスクもマリリン・モンローの笑顔やジョージ・ワシントンの顎が描かれた特製品を用意しているそうです。 washingtonian.com/2020/05/12/inn…
消えてしまった街の音を届けようと、ニューヨーク公共図書館(三月から閉館中)が「この音が恋しくないですか」という音のアルバムを提供中。図書館に入り、司書と会話して幼児読み聞かせのそばを通っていって席につき…など、それぞれの音が物語仕立てになっているそうです。 electricliterature.com/missing-readin…
イングランド南西部にある、千年の歴史をもつ製粉所(現存する建物は16世紀中盤のもの)が、コロナ感染拡大の余波で小麦粉不足に苦しむ地元のためにフル稼働を始めたという記事。一日に30kgのペースで小麦粉を作り、地元の店やパン屋に届けているそうです。 edition.cnn.com/2020/04/29/uk/…
過去五年間のエディンバラの文芸フェスに参加した作家181人に調査したところ、63%が執筆中に登場人物の話す声が聞こえると回答したという記事。声が聞こえてきた、という話はデニス・ジョンソンやポール・オースターもしていました。翻訳者はどうなのか知りたくなります。 theguardian.com/books/2020/apr…
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「危険を前にして、自分たちがどれほど弱く脆い存在だと思っていたとしても、私たちの周りには、さらに脆く、私たちの助けが絶対に必要な人々がいる。ウイルスによって、私たちはそのことに気がついたのです。」オルガ・トカルチュク、『ニューヨーカー』への寄稿より。 newyorker.com/books/page-tur…
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ペルシャの大詩人ハーフェズ(ハーフィズ)の初期の写本が盗難にあい、「美術界のインディ・ジョーンズ」と呼ばれる探偵によって取り返され、このほどオークションにかけられることになったという記事。きらびやかな美しさとドラマチックな展開は紙の本ならでは。 hyperallergic.com/547229/hafez/?…
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人との接触を避ける“social distancing”が要請されている現在の状況下で、名作小説の有名な出だしもそれに合わせて書き換えてみようというユーモア満載企画。『ダロウェイ夫人』から『ギャツビー』、『地下室の手記』、『白鯨』など。最後を飾る『高慢と偏見』は見事の一言。 lithub.com/the-first-line…
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「私の本は後味が悪い、という手紙を送ってきた年配の女性がいたんです。私はその人に、「本を食べたのがよくなかったんですよ」と返事しました」 ---フラナリー・オコナー twitter.com/fsgbooks/statu…
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「人種差別主義者たちはいつも、自分たちが多数派なのだと人々に思わせようとする。けれども、かれらは絶対に多数派ではない」 ---トニ・モリスン twitter.com/alexanderchee/…
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アメリカ人が2019年に公共図書館を訪れた回数は平均で10.5回で映画館の倍近くだった、という調査結果が出ています。男女別に分ければ女性が、年齢別に分ければ18-29歳 が、年収では4万ドル未満の層が図書館を多く利用しており、子どもの有無はさしたる要因になっていません。 news.gallup.com/poll/284009/li…
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スウェーデンにある9世紀のルーン石碑が、息子への追悼碑であると同時に、6世紀に同地域を襲った寒冷化の再来への怖れを表していたという解釈が紹介されています。百年を超える「光と闇、暖と寒、生と死の戦い」という文言を文献学・考古学・宗教史学などで検証したとのこと。 theguardian.com/world/2020/jan…
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タキトゥスの『年代記』を英語に翻訳した16世紀末の原稿が、エリザベス一世の手によるものと判明したという記事。書記による清書に修正や追加を指示する独特の悪筆が、キケロやカルヴァンの翻訳を楽しんでいたことも知られる女王の筆跡と一致したそうです。 theguardian.com/books/2019/nov…
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南カリフォルニア大学の古代学の教師が、ホメロスの『イーリアス』全編をラップにするプロジェクトを進行中という記事。日常や苦労、暴力や愛を口承で伝える伝統が現代のヒップホップと似ていることから着想したそうで、アプリで自作の伴奏でラップ講義をしているそうです。 news.usc.edu/161423/brandon…
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PCソフトウェアによる編集作業が1990年代に登場する以前に見られた誌面レイアウト編集風景の動画を、書評誌London Review of Booksが紹介しています。糊と専用カッターを駆使して1行短くする手作業が進んでいく光景には、時の流れが緩やかになるような独特の磁力があります。 twitter.com/LRB/status/118…
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ISILに3年間占領されていたイラクの都市モスルで、5年ぶりに文芸祭が開催されたという記事。長らくアラブ文学の重要な拠点だったモスルですが、占領中は書店街が破壊され、店主の処刑もあったそうです。文芸祭開催中は4千冊の本が一般参加者にプレゼントされたとのこと。 en.rfi.fr/culture/201910…
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J・D・サリンジャー関連の品々200点が、ニューヨーク公共図書館にて初公開されるそうです。『ライ麦畑』のタイプ原稿やノート、蔵書や手紙がメインとなるようで、子供時代の写真や、戦時中にノルマンディーでタイプライターに向かう写真は記事中でも見ることができます。 nypost.com/2019/10/07/nev…
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声認識のアルゴリズムを使ってオオコウモリの鳴き声を解析(翻訳)したところ、声の60%は食べ物をめぐる口論、眠る場所をめぐる言い争い、メスへの言いより、隣のコウモリが近すぎるという文句の四種類だったという記事。相手の個体によって微妙に声音も変えているそうです。 smithsonianmag.com/smart-news/res…
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ペンギンランダムハウス社の書籍物流センターを、メリーランド動物園から本物のペンギンが「インターン」として訪問した、という映像。なかなかシュールな絵ではありますが、背景となっている書籍の大規模物流の様子も伺うことができます。 twitter.com/penguinrandom/…
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詩の読者がもっと増えてほしい、とジョン・グリーンがシカゴの詩財団とタッグを組んで、このほどYouTubeに"Ours Poetica"というチャンネルが登場したという記事。週三回、詩人や俳優が好きな詩を朗読する映像が一年間にわたって更新されていくそうです。 chicagotribune.com/entertainment/…
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ル=グウィンの『ゲド戦記』(Earthsea)がジェニファー・フォックスの製作によってテレビシリーズ化されるそうです。作者の生前に映像化の承諾を得て、A24が引き受けたとのこと。監督や出演者の陣容が決まるのはまだ先になる模様。 deadline.com/2019/09/earths…