藤井光/Hikaru Fujii(@fujiihikaru)さんの人気ツイート(リツイート順)

声認識のアルゴリズムを使ってオオコウモリの鳴き声を解析(翻訳)したところ、声の60%は食べ物をめぐる口論、眠る場所をめぐる言い争い、メスへの言いより、隣のコウモリが近すぎるという文句の四種類だったという記事。相手の個体によって微妙に声音も変えているそうです。 smithsonianmag.com/smart-news/res…
17世紀のペストの流行を受け、イタリアのフィレンツェを中心にワインの安全な販売用に造られた「ワイン窓」が、今年になって復活しているという記事。400年近い歴史をもつワイン窓は、フィレンツェの歴史地区だけでも150ほど点在しているとのことです。 insider.com/photos-wine-wi…
『新潮45』とその後の新潮社の声明に抗議して、新潮クレスト・ブックスで進めている翻訳の仕事について、いったん降りるという決断をしました。言葉がふるった暴力について、誠意ある対応がなされ、素晴らしい編集者と読者の輪に戻れるようになることを望みます。
ニューヨークで月に一度だけ営業する書店。作家が自分の蔵書25,000冊を最終日曜日にだけ自宅で売っているそうで、建物はかつての裁縫工場、本人が真夜中に泳ぐためのプールもついているという不思議空間。書店が開いているかどうかは紙切れ一枚だけが目印だそうです。 nytimes.com/2018/04/04/nyr…
アメリカの奴隷所有者が黒人奴隷向けに19世紀初頭に使っていた聖書、いわゆる“Slave Bible.”の実物写真です。黒人たちに従順さや服従を教えるため、出エジプト記など「自由」が主題となる箇所はすべてカットされています。 twitter.com/museumofBible/…
教師が学生のコピペレポートを発見するためのソフトを使って、シェイクスピアが劇作にあたって参考にした草稿を新たに発見した研究者のニュースです。16世紀の未刊行の原稿を探し出し、それがシェイクスピアの11の作品に活用されていると突き止めてみせたという...。 nytimes.com/2018/02/07/boo…
「ドナルド・トランプって、1980年代の映画に出てくる悪役みたいだなって思ったことあるかな。それはね、80年代の映画の悪役ってのは、けっこうな数がドナルド・トランプをモデルにしていたからだよ」キース・コルダー(映画プロデューサー) twitter.com/keithcalder/st…
ドイツのケルンで発掘されている紀元二世紀ごろの遺跡から、二万巻におよぶ書物を所蔵できたと思われるドイツ最古の図書館の遺構が見つかったという記事です。町の中心部の市場か広場にあることから、公共図書館だったと思われるとのこと。 theguardian.com/books/2018/jul…
スウェーデンにある9世紀のルーン石碑が、息子への追悼碑であると同時に、6世紀に同地域を襲った寒冷化の再来への怖れを表していたという解釈が紹介されています。百年を超える「光と闇、暖と寒、生と死の戦い」という文言を文献学・考古学・宗教史学などで検証したとのこと。 theguardian.com/world/2020/jan…
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ソ連時代のレニングラードの街角や人々を大量に撮影するも、誰にも見せることなく世を去った女性の大量のネガやフィルム30,000枚が、2017年に屋根裏から発見され、彼女の娘によって現像・公開が進められているそうです。記事の下部でその一部を見ることができます。 atlasobscura.com/articles/secre…
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FBで知った過去記事。アフガン女性が作る伝統的な絨毯のなかに、1979年のソ連侵攻以降は戦争のモチーフを織り込んだ「戦争絨毯」が出てきているそうです。タリバンの台頭、アメリカ軍の侵攻、という数十年のなかで世代を超えて作られる、暗いユーモアと日常への屈折した視線。 artsy.net/article/artsy-…
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南カリフォルニア大学の古代学の教師が、ホメロスの『イーリアス』全編をラップにするプロジェクトを進行中という記事。日常や苦労、暴力や愛を口承で伝える伝統が現代のヒップホップと似ていることから着想したそうで、アプリで自作の伴奏でラップ講義をしているそうです。 news.usc.edu/161423/brandon…
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これまで200人をKKKから脱退させたという黒人ミュージシャンの記事が。KKKの信念などについて丁寧に勉強し、「五分でもいいから」敬意ある会話を交わせば、思い込みと違う現実を知った相手は自発的にローブを捨てたそうです。 npr.org/2017/08/20/544…
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ガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』がNetflixによって映像化されるそうです。スペイン語のシリーズとして、主にコロンビアで撮影し、製作陣にはマルケスの息子二人が参加するという体制で、同書の初の映像化を見届ける予定とのこと。 deadline.com/2019/03/netfli…
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英語のアルファベットに生き残れなかった12文字。thやwに取って代わられたり、発音が変わって不要になったりと事情は様々ですが、面白いのは”&”が19世紀まで27番目のアルファベットに入ることがあったという話。この12文字が今でも英語の本に出てきたら楽しそうなんですが。 mentalfloss.com/article/31904/…
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重慶という巨大都市で、限られた空間を活用してのインフラ整備から生み出されたSF的一幕「建物のど真ん中に消えていく列車」を初めて見ました。高層アパートの6階に徒歩0分の駅があり、設備によって皿洗い機程度に騒音は軽減されているそうです。 telegraph.co.uk/news/2017/03/2…
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イギリスでは2018年に詩集の売り上げが過去最高を記録したという記事。総計130万部が売れ、購買層の2/3は34歳未満、41%は13歳から22歳という統計も出ています。政治的な不確かさの時代に、簡潔な言葉によって世界の見方を変えてくれる詩の力が見直されているとのこと。 theguardian.com/books/2019/jan…
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北京市が書店にかける予算を二年前から三倍近くに増加させる予定という記事。賃料や改修の補助をするだけでなく、2020年まで大型書店は16軒、小型書店は200軒の増加を目指すそうです。優れたデザインの空間に外国の翻訳も雑誌もある書店が重要と結ばれています。 qz.com/1336159/beijin…
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ソ連の軍部が密かに作成し、ソ連崩壊後に破棄されたはずの世界各地の詳細な地図がラトビアで見つかり、The Red Atlasという本になって刊行されたという記事。古い調査データに頼った箇所や、偵察飛行やスパイなどの情報源の存在が見えてくるなど、地図好きにはたまりません。 citylab.com/life/2017/11/r…
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惑星の衛星は“moon”(月)と呼ばれますが、その月にも衛星があった場合には何と呼ばれるべきか。目下提案されている有力候補が“moonmoon”(「月月」でしょうか)だそうで、その微妙さに作家ダニエル・エヴァンズが「名称つけたくてずっと待ってる詩人が17人はいるんだけど」と。 twitter.com/daniellevalore…
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タキトゥスの『年代記』を英語に翻訳した16世紀末の原稿が、エリザベス一世の手によるものと判明したという記事。書記による清書に修正や追加を指示する独特の悪筆が、キケロやカルヴァンの翻訳を楽しんでいたことも知られる女王の筆跡と一致したそうです。 theguardian.com/books/2019/nov…
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「本を集めるというのは強迫観念であり、気晴らしであり、病気であり、中毒であり、魅惑であり、愚行であり、運命である。それは趣味ではない。本を集める人は、そうせざるを得ないのだ」 ---ジャネット・ウィンターソン twitter.com/PenguinUKBooks…
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2020年に溜まりに溜まったストレスを発散させるひとつの方法として、オンラインで自分の叫び声を録音すれば、アイスランド各地の大自然に実際に置かれたスピーカーからそれを流してくれるという企画が登場。7つの土地から自分向きの場所を選べるようです。 lookslikeyouneediceland.com
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キアヌ・リーブスが出版社を始めたというニュースです。いわゆるアーティスト・ブックを世に出していくべく、X Artists’ Booksを知人と立ち上げたのこと。リーブスいわく「本を読んで考え、想像し、旅に出る喜びのため」だそうです。 latimes.com/books/la-ca-jc…
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1年前の記事ですが、ダーウィンが『種の起源』の原稿を自分の子供たちの落書き用の紙にしていた、という微笑ましい(研究者には恐ろしい)話です。600枚のうち、現存する45枚のほとんどはお絵描き用とのこと。子供たちの絵は味わいがあります。 kinja.amnh.org/darwins-kids-d…