藤井光/Hikaru Fujii(@fujiihikaru)さんの人気ツイート(いいね順)

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人との接触を避ける“social distancing”が要請されている現在の状況下で、名作小説の有名な出だしもそれに合わせて書き換えてみようというユーモア満載企画。『ダロウェイ夫人』から『ギャツビー』、『地下室の手記』、『白鯨』など。最後を飾る『高慢と偏見』は見事の一言。 lithub.com/the-first-line…
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あの文学作品にインスパイアされて作ったビール、という9銘柄が集結しています。いきなりピンチョン、ファイトクラブ、味が謎なラヴクラフトや悪系シェイクスピアなど斜め上を行く銘柄が揃い、お勧めの食事も紹介されています。脳内企画かと思いきや、どれも実在のようです。 electricliterature.com/10-beers-inspi…
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2018年に発表される予定の、小説からの映画化・テレビシリーズ化企画が一堂に会しています。ピーター・ラビット、華氏451度、シャーリイ・ジャクスン、ディック、若草物語、キング、シェイクスピア、サッカレーと、後半はなんだかお祭り状態。監督と俳優も豪華です。 lithub.com/35-literary-ad…
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35歳のオースター:『孤独の発明』刊行 35歳のアディーチェ:『アメリカーナ』完成 35歳のエリクソン:『ルビコン・ビーチ』完成 35歳のミッチェル:『クラウド・アトラス』刊行 35歳のイシグロ:『日の名残り』刊行 35歳のピンチョン:『重力の虹』完成
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「危険を前にして、自分たちがどれほど弱く脆い存在だと思っていたとしても、私たちの周りには、さらに脆く、私たちの助けが絶対に必要な人々がいる。ウイルスによって、私たちはそのことに気がついたのです。」オルガ・トカルチュク、『ニューヨーカー』への寄稿より。 newyorker.com/books/page-tur…
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コルソン・ホワイトヘッドの傑作小説で再び注目の、奴隷の北部への逃亡経路となった「地下鉄道」。1850年代にフィラデルフィアで数百人の逃亡奴隷をかくまった建物が、150年を経てついに「発見」されたという記事です。市の歴史建造物に指定されて保全されることが決定済。 washingtonpost.com/news/morning-m…
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ジョージ・オーウェルの『1984年』の原稿画像が流れてきました。徹底して推敲を重ねている様子がわかります。
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トールキンの「新作」が2017年に続いて出版されるというニュース。ソンムの戦いの後に入院中に書いた、中つ国を舞台とする「最初の本格的な物語」であるThe Fall of Gondolinが八月に刊行だということです。 theguardian.com/books/2018/apr…
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南極で作られた初めての本がオークションに出たという記事です。1908年にニムロド号で南極に遠征したシャクルトン隊が、外に出られない間の活動として執筆し、挿画を描き、製本したAurora Australisという本で、コウテイペンギンへのインタビューまで入っているそうです。 atlasobscura.com/articles/for-s…
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The Paris Reviewが50年にわたって行ってきたインタビューのアーカイブがフリーアクセス可能になりました。1950年代はカポーティやヘミングウェイ、60年代はボルヘス、ナボコフ、そして2010年代まで、宝の山です。 theparisreview.org/interviews/#li…
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イギリスのホテルチェーンがこのたび、滞在客が部屋に置いていった本の上位リストを発表しています。託された本の数はこれまで7万冊、『IT』やハリー・ポッター、トランプ本、ギリアン・フリンやポーラ・ホーキンズを抑えてトップに立ったのはあのディストピア小説。 travelandleisure.com/culture-design…
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アレクシエーヴィチの版権を手放すことになった群像社からのメッセージ。「小さな出版社の営みにご注目いただけますよう」という言葉を忘れないようにしたいです。何よりも『宇宙飛行士オモン・ラー』は必読書です。 gunzosha.com/20151021messag…
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満月の夜にだけ各タイトルを69部製本し、売れ残りは翌日焼却する謎の出版社がアイスランドにあるという記事です。商売ではないからビジネスモデルはないとか、焼却の際は愛と敬意をこめてコニャックを使うとか、色々吹っ切れた感じが満載です。 theguardian.com/books/booksblo…
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ベイルートで最も幅の狭い建物の写真を見かけました。一番狭いところは1メートルもないようですが、人が住める構造だそうです。1950年代に兄弟の諍いがあり、片方の土地から海の見晴らしなくす目的で建設されたそうです。もう小説になっていてもおかしくない話かと。 twitter.com/Emilydische/st…
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NYTの名物書評家ミチコ・カクタニが同職を離れるというニュースとともに、カクタニが評を寄せた作品・作家が紹介されています。ソーンダーズやフランゼンからモリスン、ピンチョン、デリーロ、政治関係の著作まで、まさに歴史の一部。 nytimes.com/2017/07/27/boo…
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チャック・パラニューク、エージェント事務所の会計士が340万ドルを着服していた事件が発覚して、目下「破産寸前」の状態だそうです(『ファイト・クラブ2』の印税も受け取れず)。ただし、友人や読者たちの助けは「豊富にある」ことに慰められているとのこと。 theguardian.com/books/2018/may…
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ハリウッド名物の一つ、歩道のWalk of Fameにはドナルド・トランプ大統領候補の星もあるのですが、このたび、その星の周囲に、本人念願の国境の壁(鉄条網つき)が設置されたようです。アメリカらしいユーモアある抗議表現です。 imgur.com/gallery/ggrMf
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ガザ地区で初めての英語の図書館を開こうとする若者たちの記事です。ガザから出られなくても、英語の本を通じて世界を旅したいという彼らには、二百冊が届いていて、あと千冊が目標だそうです。「自由とは、心が自由になることから始まる」と。 arabnews.com/node/1060386/o…
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このたび天津市で開館の図書館の記事が出ているのですが、蔵書120万冊に加えてこのSF空間ぶりは強烈です。記事タイトルにあるように「息をのむ」つくり。 boredpanda.com/tianjin-binhai…
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アムステルダムで21世紀に行われた地下鉄工事でアムステル川から出土した品は約70万点。考古学的遺物からクレジットカードまで、すべてがネットで公開されていることを知りました。ヴァーチャルツアーから、「出土品で自分なりに展示を作りましょう」コーナーまであります。 belowthesurface.amsterdam/en
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3月8日の「女性がいない日」に合わせて、オハイオの書店が店内にある男性作家の本を裏返しに置く実験をした記事です。女性作家の背表紙のみが見えるようにすると、特に詩の書棚が白っぽくなるので、男女比のいびつさが際立ちます。映像あり。 avclub.com/article/heres-…
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ドナルド・トランプに“shithole"扱いされた各国から登場した作家たちが特集された記事です。ダンティカのエッセイ、アディーチェ『アメリカーナ』、ブラワヨ『あたらしい名前』、カステジャーノス・モヤ『無分別』など。こうした反応が即座に出るのはいかにもアメリカ。 electricliterature.com/11-incredible-…
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『クリスマス・キャロル』発表後にディケンズが20年以上各地で朗読していた際、元の文章を編集していた書き込み版が、このほどニューヨーク公立図書館で公開されているという記事。箇所によって口調を「謎めいて」「生き生きと」するという自分への指示も入っているそうです。 atlasobscura.com/articles/charl…
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ペルシャの大詩人ハーフェズ(ハーフィズ)の初期の写本が盗難にあい、「美術界のインディ・ジョーンズ」と呼ばれる探偵によって取り返され、このほどオークションにかけられることになったという記事。きらびやかな美しさとドラマチックな展開は紙の本ならでは。 hyperallergic.com/547229/hafez/?…
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本の背表紙で五七五、という昨日の企画について、先に購入すべきであって書店に迷惑がかかるとご指摘いただきました。まったくその通りですので、一日遅れでお詫びがてら、見つけられた限りで当該の本を購入しましたので再掲します。どうもありがとうございました。