辻 真先(@mtsujiji)さんの人気ツイート(リツイート順)

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行けなかったコミケの続報として、買えなかったあなたへお知らせ。Amazon で通販が開始されました。どうぞよろしくお願いいたします。
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半世紀近い前のぼくの原作で、作画の池上さん少年週刊誌デビュー作です。メモリーバンクの綿引さんのおかげで、世に出ました。立東舎刊 ¥2400+税
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緊急告知です。明日9月9日(土)夜の文化放送「エジソン」に出演いたします。なにをしゃべるのかよくわかりませんが、お時間のある方どうぞ聞いてやってください。joqr.co.jp/agson/
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(承継)卒寿の年を卒業できました。年相応に本年を最後に、賀状をお送りするのも卒業させてください。幸いまだ人生を留年させてもらえるならもう少し書きたいです。『迷犬ルパン異世界に還る』『命みじかし恋せよ乙女 少年明智小五郎』『ブロンドおいね堕胎帳』見果てぬ夢かもね。(以下略します)
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アニメ「呪術廻戦」16話まで見る。颯爽、といっていい。パンダの形相、メカ丸のペーソス、そしてアクション。他人の借り着で、ギコチなさが目につく「進撃の巨人」に比べて、自分の歌を歌っている観のMAPPA。動きとそれを捉える視点が斬新で、見ていて生理的快感。原作に並行して楽しんでます。
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アニメ「ナイツ&マジック」観了。ストーリー、キャラ、世界観、まことに行儀がいい。主婦の友のセンスだろうか。こういう楽に見られるアニメがあっていいが、でもこういうアニメばかりでは詰まらない。といいつつ最後まで見たのだから、文句をいうな。へい。
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「黒井戸殺し」、みなさんの評判を聞いてFODの配信を見る。オクターブの高い周囲と大泉の演技設計。細かく視聴者の誤認をみちびくミステリならではの脚本。対決場面のひそかなカメラワーク。原作の衝撃が正攻法で融解されたことに感服した。内田ケンジ流のケレンを予想していたら、軽く外れました。
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「君は淫らな僕の女王」は原作のみ岡本倫。そこを狙って不見転の買い。当たった。設定といい話の発展といい、作画の初々しさも効果的で一気読み。70年前のぼくだったら堪らなかったろう。「ナナとカオル」と「奈々子さん」の間に介在する、こんなマンガを読める若い読者を、羨みつつも同情した。
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「東離剣遊記」1を見る。高飛車で歯切れのいいナレーションがすでに虚淵節全開で、激しいアクションと、要所を締めるキメの芝居と台詞。主要人物のポジションが安定しており、客も腰を据えて見られる。…と1話だけに、期待を満たす当然の出来といえたが、さてこれからですね展開の妙は。楽しみだ。
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終活で書類を整理していたら、ソノラマ時代の「代筆・進学殺人事件」だの、永井豪原作・辻真先脚本・雨宮慶太監督の「忍法ハルマゲドン」等々のプロットが出てきた。どういう経緯でポシャッたか記憶にないけど、一読者として目を通してみよう。大掃除で畳の下から出た古新聞を読む気分です。
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ゆうべ素面で「進撃の巨人」を見直しはじめた。自分の感想が自分で納得できない。某老害会長どうよう頭の固くなった自覚があるし、耳が遠くなり台詞の味を捉えきれなかった不安が湧いて出た。すでに触れたツイッターも訂正、再起動します。とはいえ一度口にすれば駟も及ばず。SNSは大事に扱わねば。
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アニメ「かげきしょうじょ」6話まで見る。キモオタの話良かった。 遅く生まれていたらキモオタの素質大いにあるぼく、身につまされた。一過儀礼ではすまず生涯かかえこんだだろう。黒板の「スタニスラフスキー」の文字も懐かしい。学生演劇で覚えた理論が、テレビディレクター時代に役に立ちました。
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3日名古屋の講演会で、しばらくぶりにお目にかかった大地監督と、短い時間でも意見が一致したのは「『ぼくヤバ』の原作、おもしろいネ」ってことであった。いまコツコツ読んでいるのだが、戦争で失われたはずの中学時代を回想すると、意外に思い当たる節があって驚く。爆音の下でぼくも青春していた!
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コミケの前日、コロムビアで9月6日リリースのミクCDの鼎談に参加した。彼女と生身の人間の対談、感情加工?を試行して歌唱し会話するミクの、ささやかな冒険。ファンの夢を壊すことなく、理系と文系の幸福なコラボになったら素晴らしい。アトムの父天馬博士の心理の、万分の一を実感できて幸いだ。
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「メモリーバンク・綿引勝美の仕事」と題して、SFマンカの魅力展が25日(日)まで、江東区の森下文化センターで開催中。名編集者が、手塚・横山・藤子・松本・吾妻・高橋(ごめんなさい敬称略)たち巨匠と新鋭(そのころの)を通して見たSFマンガ資料群。ぼくもずいぶんとお世話になりました。
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「ブラック・ラグーン」12巻が出た。やれやれ。いつもながらの切れ味、高い目線からの剃刀会話、コマの枠線を取っ外したアクションシーン。ロックとレヴィが連携した裏切らせ術、切り返されるネームの積み重ね。堪能できた。ダッチの後ろ姿、ぼんの窪。説得力がありますね。「341戦闘団」も期待。
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石井さんのマンガについて注釈しておきます。あのころ原作路線に熱心だった講談社に対し、小学館はやや腰が引けていた。『くたばれ!!』は最初NHK児童番組の脚本家若林さんが書いて中途退場、ぼくにお鉢が回り、最後は佐々木守さんだったが、ぼくらは二人とも名前を出さずじまいだった。裏話です。
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津堅さん『日本アニメ史』を読む。この新書一冊の中に、下川凹天正岡憲三から片淵須直ネトフリまで詰まっている! アニメ100年の流れをドローンで空撮したみたいに明快だ。なお津堅さんがあとがきに付された宮脇さんとは、テツとしておつきあい戴いたけど、アニメの話をする機会がなかった、残念。
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「ゴジラS.P」11話まで見る。といってもかいなでだからいずれ見直したいが、怪獣のつぎつぎの出演、膨大なライブラリー、大深度に存する特異点、そそりますねえ。ゴジラが出るたびに、伊福部昭を思い出させる旋律と咆哮。昭和29年以来のゴジラパンフ、死ぬ前にと進呈したけど今ごろ惜しくなった。
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アニメ『サマータイムレンダ』観了する。脚本演出キャラデ作画美術音楽等々制作スタッフに敬意を表したい。錯綜する物語を捌いて雪崩こんだクライマックス、憑依未来視常夜と怒濤のギミックを圧伏する潮の「大復活じゃあっ」も凄いが、一巻を使いつくした閉幕の見事さ。全き安堵と一抹の寂寥を覚えた。
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武田一義さん『ペリリュー 楽園のゲルニカ』11巻(最終巻)をバビルさんから頂戴,読了する。ああ,このラスト、いいなあ。ホントにいい。主舞台の話を終えてから、一冊まるまる使ったエピローグが、テーマをしっかり現在につなぎ止めている。戦争とは、わたしが人を殺すことですね。肝に銘じます。
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水上悟志「惑星のさみだれ」10巻まで読了、感服。合併領域「荒唐無稽・構造計算」。無手勝流と思わせて、構成もコマ運びも緻密なまでに計算高い。テキトーに並べたかといいたいほど、人物も動物も入り乱れているのに、読後の気持ちいい統一感に参った。ウェルメイドに留まらぬ活気に満ちたエンタメ。
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つるまいかだ『メダリスト』3まで読む。いや連載誌「アフタヌーン」は昔から購読していたが、本作の良さ力強さを認識したのは、実は今年になってから。いそぎ遡って読み直した。アイススケートの師弟の話だが、確実に進化したスポーツマンガ。先生と生徒が競って成長する新鮮な感動は近年の大収穫だ。
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アニメ『リコリス・リコイル』6話まで観る。ウーン、まだ見ているぼくの腰が定まらない。大嘘をシャーシャーとしてつく『スパイ×ファミリー』に比べ、現実からどう距離を置いた設定なのか目配りが曖昧で、美少女戦闘軍団でとりあえず纏めてみました、ではノリにくいぼくって贅沢な視聴者でしょうか。
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四半世紀前に書いた作の文庫化。宮沢賢治の文体模写で遊んだ「序」を手始めに、日本旅のペンクラブ代表を務めていたころで、取材のための旅か旅のための取材かわからん思い出が。盛岡は旅ベン総会の会場で、先輩会員永六輔さんが駆けつけてくれた。安曇野も山梨もみんな懐かしい。去年の雪いまいずこ。