辻 真先(@mtsujiji)さんの人気ツイート(リツイート順)

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「コンクリート・レボルティオ 超人幻想」の文芸打あげが、銀座のステーキハウスにて。老耄のぼくのために集まってくだすったようなものだ。脚本の會川昇さん、中島かずきさんに、Uさんも駆けつけてくれた(特に名を秘す)。監督の水島さん考証の佐古さん文芸の森江さん、ありがとうございます!
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「ソードアート・オンライン」第一期観了、第二期を4回まで見る。なるほどなあ。リアルとゲーム世界を往還する話の典型を見た気分、スラスラと面白い。シノンの両世界への登場が,新旧ユーザーにアッピールする手際を、どこかで見たと思ったら昭和初期の大衆文学だった。エンタメのコツは同じなんだ。
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『リコリコ』、教えてくだすったみなさんに感謝。おかげで最終話、再視聴しました。(字幕機能なんてのもあるんですね)つまりはぼく、この番組を舐めていたようです。もう少し感性が若ければ、はじめの二三回で見当をつけたはずなのに、ちよっと悔しい。反省を自分の仕事に反映する時間不足も、残念。
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ハルヒ、つい調子に乗ってすべて再読(あと二冊残ってるが)しようとしたせいか、夢に出てきた。部屋代徴収のおっさんが「長門さん留守中なんで立て替えてくださいよ」ときた。情報統合思念体に請求すべきだと思ったが、試しに「いくら」と聞いたら6004円で4円は消費税らしい。どういう計算だろ?
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『反逆コメンテーターエンドウさん』洋介犬は初見の作家です。年老いてアニメもマンガも咀嚼機能が落ち、誤嚥でお陀仏なりそうな危機感があって、この噛みつきそうなマンガを買った。案外に理解できて一息ついたのだが、そんなこといわれた作者としては、褒められたかけなされかスッキリしないかもね。
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『アニメック』編集長としておつきあいしてもらった小牧さんだが、青春どっぷり黎明期のおタクであったと再認識。弔辞を寄せられた井上伸一郎さん、氷川竜介さん、鈴木克伸さん、大徳哲雄さん、富野由悠季さん、さくまあきらさん。旧知の方々の寄稿を読み、しばしテレビアニメ勃興期の空気にひたった。
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いとうのいぢさんから、冬コミ出展のキャラシートほかを、アンド・ナウの会経由で頂く。「コンレボ」の星野輝子ちゃんたちに大いに萌える。同会の高倉さんには、来年の夏コミに出れば、たぶん最高齢参加の記録だろうと唆され?たが、年明けたばかりでそんな話をされては、鬼が笑い死ぬでしょう。
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アニメ『竜とそばかすの姫』劇場に行けぬ身ゆえ、配信で見る。仮想空間は壮観だが、竜がどんな脅威かわからずドラマが絞りきれてない。DVの現場にすずが乗り込む山場も道具立て不足か。切符売り場と横断歩道の少年少女の演出が印象的なのはちと皮肉だ。『サマータイム』を越えるのは至難な業らしい。
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日本ミステリー文学大賞受賞に際し、大勢の方々からお祝いの言葉を頂戴しました。ありがとうございます。受賞したぼくは、ただ長生きするだけでなく、少しでもマシなミステリーを書かねばなりません(と、いうだけなら簡単なのですが)。次の長編を謎解き場面まで書きました。更に心して書き続けます。
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アニメ「さらざんまい」8話まで見た。珍しく1話ずつアルコール抜き(原則夜中に呑んで、アニメの配信を見る人です)。話の縦筋が朧に見えると、アングル、演技、声技、音楽、音響などのガッチリ加減もほの見える。制作者の恣意が支配できる世界だから、ぼくはアニメにのめり込んだのだ。当たり前か。
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徳間書店から新作を上梓しました。あめりか渡来の西部劇調鉄道が舞台です。北海道初のお召し列車、電灯がないのに夜行運転。妨害を企むもと八丁堀の同心五人組、対決するのはもと新撰組三番隊長齋藤一と次郎長一家の法印大五郎。作者はミステリを書いたつもりですけどね。文庫判800円プラス税です。
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早川書房から『文庫JA総解説1500』を頂戴する。73年の『果しなき流れの果に』をトップに並ぶSF第一世代。SFアニメの脚本を書くのがぼくひとりなので全員にお目にかかった。誘ってくれた平井さん、小説を教えてくれた半村さん、作家として遇してくれた豊田さん筒井さん。懐かしく感謝です。
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冬コミに出す「僕らを育てたシナリオとミステリーのすごい人」2が送られてきた。持病で売り場に立てないが、テレビ生放送のあの時代をご存じない方には珍しいだろう。北海道出身の安彦さんが、架空の得富線のディーゼルをアルに描いてくれました。
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アニメ「ゴジラSP」第一話を見る。これまたまるっきり予備知識ナシで見たから、驚いたし面白かったが、当然呑んで見ていたので、無責任な独り言でしかない。円城塔シリーズ構成・脚本・SF考証のクレジットで、漸くメガネを拭いたが遅かった。ラドン?の口腔内の歯列に感心してる場合ではなかったよ。
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ぼくがシナリオを書いた長編アニメでは、一番好きな作品なのに、申し訳ないほど楽に書けてろくなダメ出しもなかった。歯切れよく、ときに愁いにみちた情感の演出は、「少年マガジン」の連載マンガで受賞している真崎守の演出。ぼくは「ジャングル大帝」でいっしょでした。丸さん、その節はありがとう。 twitter.com/trapro2017/sta…
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アニメ『ハコヅメ』1を見る。原作をを知らないぼくだが、アニメを通して面白さがうすうす伝わってくる。いかにも素直な出来だが、もしや逐語訳ではないだろうな。海外文学の邦訳と違いマンガとアニメとメディアが異なる以上、原作自分の世界に引きずりこみ、こねて叩いて塩胡椒で味を整えてほしいが。
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アニメで初見の「ゴブリンスレイヤー」、ようやく原作に接した。異世界冒険ものとはいえ、小鬼狩りをこんな角度から描いたのか。手垢がついた題材でも作者の目によって、新鮮に衣替えできるのだ。名脚本家おふたりに世界観展開の斬新なアニメ技を期待しよう。「ラディアン」1は品切れらしく、残念だ。
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山本おさむ「赤狩り」1を読む。言論統制当たり前の国で育ち、戦後民主主義で躾け直されたぼく、呆然としたっけ。アメリカだっておんなじか。マンガアニメの害毒を叫ぶ某県教育委員会に、岩波ホールで「恥ずかしくないのか」と面罵されたぼくなぞ、小さい小さい。でもまたいつか日本が通る道だろうか?
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『その着せ替え人形は恋をする』観了。いい出来に纏まったものだ。ラブホでは激ヤバな沈黙のカットの積み重ね、ふたりの他は満天に咲く花火だけ、添い寝しているような画面分割のラスト、原作脚本の味を生かす演出の小粋さであった。優等生的物足りなさを越えて、名残惜しい味わいを醸しつつ終わった。
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今ごろシリーズになるのかな「天気の子」配信でやっと見た。筋金入りの幻想談。この作家のアニメはほぼリアルタイムで見ているが、現実に異議を申し立てるのが幻想なら、おのずと一脈通じる狂気を帯びて当然だろう。躍動するダイナミックなファンタジーに、新海監督の前進の姿勢を見た。帆高かんばれ。
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今ごろシリーズで「ドグラ・マグラ」読了。読者を発狂させる伝説の奇書だ。唐王朝の画家が描いた美女の死相図が話の核だが、父の知人伊藤晴雨の「美人乱舞」がわが家にあり、緊縛の裸女はむろん、絶世の美女小野小町が腐れ朽ちてゆくリアルな絵が十歳のぼくには衝撃で、それ以来ずっと狂っております。
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「二十面相」の続編を書いています。前作は乱歩先生寄りでしたが、長く書くとボロが出るので、今回はぼくの好みが露出してごめんなさい。小林くんの初恋?が彩りです。デートの舞台は昭和21年のGINZA。さすが小林くんで、ぼくを無視して行動してくれるので、書くのが楽というか、困るというか。
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アニメ「宝石の国」今ごろ捜し当てた。取り急ぎ1・2話を見る。率直な感想は「色がある,音がある、なんてすばらしいんだろう」。原作市川春子の詩心に岡田史子の面影を見て、ぼくはついて行きにくかった。でもアニメは、往年の総天然色の冒険「赤い靴」「天国への階段」を想起して素直に感服できた。
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28日のぼくのツィートは、明らかに失態です。京アニの正式な発表を待たずに記したことを、関係の方々にお詫びいたします。たとえ悪意でなくても、報道の勇み足に加担した結果に変わりありません。以後はアニメ好きのひとりとして、胸中でのみ悼みつづけることをお許しください。
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「タイバニ」を見る。時間をかけただけに作画はていねい。だが犯人の正体がわかると、また敵討ちかヨと白けさせる。せっかくのコンビ再起動も、演出の盛り上がりにも水をさす。なんとか謎の深まりにひと工夫ほしかった。「男は度キョウ女は愛キョウ、ゲイは最キョウ」のセリフは受けた。