辻 真先(@mtsujiji)さんの人気ツイート(新しい順)

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「メモリーバンク・綿引勝美の仕事」と題して、SFマンカの魅力展が25日(日)まで、江東区の森下文化センターで開催中。名編集者が、手塚・横山・藤子・松本・吾妻・高橋(ごめんなさい敬称略)たち巨匠と新鋭(そのころの)を通して見たSFマンガ資料群。ぼくもずいぶんとお世話になりました。
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「この世界の片隅に」残念だがアニメを見るのは、当分先になる。前立腺肥大の排尿切迫感は処置なしなのだ。原作の三冊を読了して脳内の私的脚色放映で、当座を我慢する。「珍奇」な少女の「普通」っぷり。戦時の苦労なら腐るほど体験ずみだが、そうか、片隅をこう描いたのか。脱帽します、ありがとう。
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米澤穂信さん「さよなら妖精」新装版を拝受する。おお、マーヤに再会できる書き下ろし短編が入っているではないか。老若男女問わず読みたい本を捜している方に、どうぞと差し出したい一冊である。次からつぎへ読み次からつぎへ処分する、決して愛書家とはいえないぼくが、愛蔵するであろう一冊である。
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「コンクリート・レボルティオ 超人幻想」の文芸打あげが、銀座のステーキハウスにて。老耄のぼくのために集まってくだすったようなものだ。脚本の會川昇さん、中島かずきさんに、Uさんも駆けつけてくれた(特に名を秘す)。監督の水島さん考証の佐古さん文芸の森江さん、ありがとうございます!
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中学の同期会で名古屋へ行き、小説の舞台予定の、名古屋が会場になった汎太平洋平和博覧会の資料を漁る。昭和15年の万博が中止され、戦前日本では唯一の国際博。シンボルの平和の塔、平和橋が作られたが、閉会後たった二月で日中戦争となり太平洋戦争に突入する。なんて戦争は簡単に始まるんだろう。
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今年度の鮎川賞受賞作「ジェリーフィッシュは凍らない」が東京創元社から送られてきた。選考委員のひとりなので発言を控えていたが、もういいだろう。ミステリやマンガなどを選考してきた乏しい体験の中からだが、これは最上級に属する作品であった。PRではなく、ぼく個人の呟きでしかないけれど。
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竹宮さんから頂戴する。お互いに遥けくも遠くへきましたね。連載の打合せでお会いしたとき、あなたは大学生だった。竹宮原作「夏への扉」はぼくの劇場アニメで一番と自負しています。最近では同人誌の装画を、学長先生のあなたにお願いしたばかり。「私を月まで連れてって」アニメ化頓挫が心残りです。
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PRです。アニマックスから「フューチャー」特番の知らせが送られてきました。9月24日(土)の深夜0時から4時40分まで。勝間田監督とぼくの顔出し、「フューチャー」は8話まで、ぼくの脚本を通しで放映だそうです。どうぞよろしく。
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エドモンド・ハミルトン原作の「キャプテン フューチャー1」のブルーレイが発売。ぼくのシナリオで1話から8話までと、特番「華麗なる太陽系レース」とが入っている。スペオペのアニメをNHKが大晦日に放映するなんてと、喜んだっけなあ。
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中島かずきさんのツィートの二番煎じですが,ぼくも喜んで呟きます。庵野監督作品と新海監督作品が、轡をならべて大ヒットを飛ばすなんて。それを自分の目で確かめるときがきたなんて。長生きしててよかった。
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「名探偵コナン」の脚本打合せ。ライター最年少の方にお目にかかる。孫がいないが24歳なら孫としても若いほうだろう。ぼくはむろん最年長だが、(涙)こんな若いスタッフが創っているんだから、皆さんアニメを見てください。たった3000歩歩いただけで昨夜は足がつった。ウー、最年長の貫祿だ。
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一日遅れのツィートです。昨日は71年前の敗戦の日。名古屋は暑かった。中学まるごと兵器工場で、負けたはずの午後に操業したかどうか後に問題化したけれど、そもそも「終戦」なんて言葉は存在しなかった(同年7月の明解国語辞典では)。「敗戦」とは口が裂けてもいえなかったのだ。きっと、今でも。
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「シン・ゴジラ」再度見る。前立腺肥大と折り合いをつけ、第三形態鎌倉上陸はキャッチしたが、ラストとタイトルロールを見られず、糞っ。脳内の黄変には抵抗できん。膨大な情報量に押し潰されつつ、カット割カメラワークに特化して見入ったのは、もと演出家のサガか。会議と破壊の演出編集に降参した。
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コミケに出品します、どうぞよろしく。3日目ポ08bアンド・ナウの会にて。「天使の殺人」につづく推理劇「人形の殺人」(未刊)も収録しました。表紙はごらんの通り竹宮恵子さん。ぼつぼつアニメの話になるのかな。
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「シン・ゴジラ」ようやく見る。体調の都合で鎌倉上陸あたりを見損じ、残念だ。ゴジラ覚醒の画面効果など凄まじいが、核となる人と国のドラマが強固で、なぜ、いま、ゴジラかの問いに真っ向から答えている。大嘘を貫くためのリアリティをここまで充実させるとは。裏に漲る士気の高さを想像して、感動。
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40年前の実写の魔法ものがDVD化された。半分以上ぼくが書いたが、シリーズ構成のないころで、ライターごとに傾向が散る。改題された拙作も多いが、「八十秒間世界一周」「貸本屋最後の日」「くたばれ魔法組」なんてのはいかにもぼくですね。
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「リライフ」を大学職員氏にすすめられ二本見た。推奨の理由はわかるけれど、27歳の青年が高校生をやり直す設定が、84歳の老人に理解できたつもりなら、それはぼくが見栄を張ってるだけだ。時代感覚以上に世代感覚は追随できない。トシをとるとはそういうことと覚悟しながら、マンガアニメを見る。
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「東離剣遊記」2の感想。日本や中国などに伝承される説話芸を連想した。張扇と共に謳いあげる装飾的な美文調、かつての講談や浪曲の、卑俗ながら華々しいエンタメ性を再現して,ロングやモブシーンに見る人形劇の弱点克服に成功している。「ダンガンロンパ」の第3部も面白く見たが、字数が尽きた。
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テレビ草創時代の人たちが退場してゆく。ぼくも書ける内に書きたいものをと、徳間文庫「義経号、北溟を疾る」につづいて、東京音頭の頃の銀座・燕号・広小路を舞台のミステリ「昭和ゆめうつつ」、明智探偵が復員する直前に小林少年と共闘して浮世絵流出を防ぐ「焼跡の二十面相」の脱稿を志している。
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「赤旗」さんの取材をうける。平和がいかに壊れやすいものか、身に沁みて知る世代の生き残りです、ぼく。
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「東離剣遊記」1を見る。高飛車で歯切れのいいナレーションがすでに虚淵節全開で、激しいアクションと、要所を締めるキメの芝居と台詞。主要人物のポジションが安定しており、客も腰を据えて見られる。…と1話だけに、期待を満たす当然の出来といえたが、さてこれからですね展開の妙は。楽しみだ。
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「うしおととら」観了した。サンデーを読んだのが昔なのでアニメと照応できないけれど、アニメはアニメとして独立に見ればいいのだから、あのクライマックスの分厚さに感服した。絵も声もいい。白面の声なんて想像もできなかった。物語のパワーと技巧に押しまくられる快感は、観る者の特権である。
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さよなら富田勲さん。フランキー堺さんにすすめられてテレビミュージカルを依頼したら、NHKへサイドカーで駆けつけた時はブッ飛んだ。ジャングル大帝のミュージカルアニメ打合せで、鳥居坂のマンションへ虫プロの連中と大挙してお邪魔したっけ。ぼくの知る限り手塚先生と並ぶ凝り性の作家であった。
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「コンレボ 超人幻想」第二期、ぼくの脚本の第17話「デビラとデビロ」は5月1日夜、放映。ブレーキ無視の法螺話です、よろしく。
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被災者に「がんばって」の声がけは自己満足だとスルーしたし、3・11で危険な現場へ駆けつけたもと首相と、現地に行くのをやめた現首相を比べるのもスルーしたが、井戸に毒をいれた云々のデマには逆上した。阪神震災のときは民族を超えて助け合ったのに、あれからこの国はなんと荒れ果てたのだろう?