辻 真先(@mtsujiji)さんの人気ツイート(新しい順)

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告知ではありません愚痴です。昭和12年につづいて20年の話の資料を集めて困りました。歴史の文献は山積みなのに、庶民の生活データがない。ぼくの見聞も限られており,広辞苑の「壕舎」は自分の体験とズレていて、映画「東京五人男」が最良の記録とは悲しい。この満員電車は米人の撮影らしいです。
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小学館から手塚先生の「ふしぎな少年」カラーを含めた完全版が出た。分厚い! 「バス通り裏」「お笑い三人組」をすでに演出していたが、自前で企画制作脚本演出できたのは、これがはじめて。昭和36年です。「刻々」などの時間テーマ最初のドラマだと思うけど、生放送でやったのは無謀だったかも。
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ラジオ大阪「上坂すみれの文化部は夜歩く」収録。アシスタントは早瀬かなさん。一夜目はテレビの昔話で8日深夜0時半から、翌日午後1時ごろニコ動に配信です。アニメの話題は翌週に。「コンクリート・レボルティオ」だの、あの「ポプティピピック」だの。拙作や同人誌もPRして、お疲れさまでした!
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速水螺旋人さん「男爵にふさわしい銀河旅行」1を読了。この作家らしいおおらかで機智に満ちた連作である。ホラ男爵より純情で生活力のある主役、300年前に保証がきれたロボット嬢、やたら同衾したがる吟遊詩人ちゃんのトリオが、SF幻想魔法宇宙を冒険する、全方位読者向け王道マンガが愉快です。
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告知とお願いです。2月2日「上坂すみれの文化部は夜歩く」に出演します。ついては皆さんからのメーッセージや質問をいただけませんか。 bunkabu@obc1314.com です。全然こなかったらぼく無言だよ。せめて新刊のミステリと、夏コミに出す同人誌の宣伝をやらなくては。
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「ポプテピピック」1・2・3を見る。老い先短い爺に時間の無駄遣いさせやがって。かねてクソアニメとして名高いが、物語偏重のぼくは敬遠していた。東京新聞の取材を受けてイヤイヤ見たぞい。キンドーさんに会えるとはね。外して流すギャグの数々。粋か野暮かと考えるだけ、敵の術中に嵌まった気分。
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アニメ「ゆるキャン」1・2話を見る。学園ものに収斂してゆくにせよ,第一話の掴みはよかった。ひとりキャンプの女の子と,寝坊でベそかきの女の子の対比、テントの組み立てなど細部のリアルさで、凡百の学園ものと違ったスタートを印象づけられた。これからの展開でどうなるか、ゆる観してゆきたい。
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アニメ「宇宙よりも遠い場所」1・2話を見る。おなじみ学園風景に始まって、現実に南極へ向かうドラマの広がりがすばらしい。テレビアニメ。視聴者を納得させながら、宇宙より広大な青春像をどう描くのか? 期待したい。
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「デビルマン」10話まで観了する。9話の盛り上がり10話の構成といったドラマツルギーはどうでもいい,技巧を超えた創り手のセンスに、なにもいう気にならないよ。永井豪ちゃんうらやましい。あなたのデビルマンが平成に息吹いてる,くやしいくらいに!
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「デビルマン」1・2話をまず観る。冒頭からドラマ全開、そうくるかこうきたかと思っていたら、サバトの凶悪な演出にズタズタにされた。こういう スタッフなんですねえ。世界観とストーリーテリングとアニメの鋭利さを、お客さんはどう見るか、なンてこた知らないよ。楽しませてていただきましょう。
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アニメ「少女終末旅行」12話まで観了した。この世界の人間は、私たちふたりだけと告げらはれたのに、ビクともしない。「これからどこへ行く?」ウオー、なんとタフな彼女たちよ。テレビが終わっても、知らん顔で走りつづけているだろう。カラ元気に見えないから凄い。あのオープニング、好きでした。
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山本おさむ「赤狩り」1を読む。言論統制当たり前の国で育ち、戦後民主主義で躾け直されたぼく、呆然としたっけ。アメリカだっておんなじか。マンガアニメの害毒を叫ぶ某県教育委員会に、岩波ホールで「恥ずかしくないのか」と面罵されたぼくなぞ、小さい小さい。でもまたいつか日本が通る道だろうか?
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おざわゆきさん「傘寿まり子」5を読了。85歳の読者(ぼくです)が80歳のヒロインの少女マンガを読んでまず感服したのは、21歳のWEB編集長とのタイマン、そして新たな脇役になりそうな、もと流行作家の造型である。まずキャラありきの王道マンガだ。15歳の読者でも面白く読める、これぞマンガでは?
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手塚ファン大会で、ぼくのツイッターの読者(失名すみません)のご質問に、遅まきながらお答えします。テレビアニメで全話纏めての感想という枠にせばめれば、1番は「電脳コイル」です。構成の緻密さと逞しさ。他に部分的な印象ながら、「ブラクラ」「シゴフミ」「灰羽連盟」「氷菓」などに脱帽です。
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アニメ「宝石の国」今ごろ捜し当てた。取り急ぎ1・2話を見る。率直な感想は「色がある,音がある、なんてすばらしいんだろう」。原作市川春子の詩心に岡田史子の面影を見て、ぼくはついて行きにくかった。でもアニメは、往年の総天然色の冒険「赤い靴」「天国への階段」を想起して素直に感服できた。
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ぼつぼつ次の作の資料を捜している。「焼跡の二十面相 大人のための少年探偵団」だから、昭和20年ごろが舞台。この写真は昔スクラップしておいた「少年マガジン」から。大伴さんの特別大図解は怪獣だけではないのです。和光の時計塔は盤面が破壊され、全焼した銀座三越はがらんどうである。
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アニメ「少女終末旅行」1・2・3を見る。4以降も見よう。可愛く幼い風貌の女の子がダークな世界で奮闘するのが、今のアニメの流れのひとつとなるみたい。それが若いユーザーの見果てぬ夢なのかな。でも千編一律、手が届く舞台の矮小な物語より面白い。石田彰がこの役か。さすが存在感を醸している。
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各社の受賞作「なし」の多い今年、鮎川賞はレベルが高かった。激戦の中から一頭地を抜いたこの作、本格ミステリファンなら度肝を抜かれるだろう。実はぼくもそうでした。なんて選考したヤツがいってはいかんなあ。
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アニメ「ナイツ&マジック」観了。ストーリー、キャラ、世界観、まことに行儀がいい。主婦の友のセンスだろうか。こういう楽に見られるアニメがあっていいが、でもこういうアニメばかりでは詰まらない。といいつつ最後まで見たのだから、文句をいうな。へい。
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アニメ「アビス」13話まで観了。原作は最初から読んでいたが、原作のエスプリそのままに、原作の域を超えた稀な結実だ。設定の基本である垂直の大探検行に、色と音と動きがタフな小島演出、誠実で着実な倉田脚本、いっそう愛らしくなった黄瀬キャラ、すべてが異世界創造に貢献して毎回楽しまされた。
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アニメ「レ・クリエーターズ」20・21話再度観了。感動する。クリエーターの端くれという自分に関係なく、流行りのメタ視点も勘定にいれた上で、スタッフと被造者と視聴者すべてをひっくるめ、おのれを鏡に映す経緯を確認させられました。なんて批評もどうでもいい、ぼくは勝手に酔いました。感謝。
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緊急告知です。明日9月9日(土)夜の文化放送「エジソン」に出演いたします。なにをしゃべるのかよくわかりませんが、お時間のある方どうぞ聞いてやってください。joqr.co.jp/agson/
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文化放送「アニメスクランブル」にコロムビアさんの肝入りで出演した。のび太こと長谷川アナ、声優の日高のり子さんと初対面。「エイトマン」の昔話から、新しいミクの話まで、おしゃべりさせていただきました。しゃべりが本職のおふたりの前で(恥)。「アニスク」1379回は9月13日放送です。
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「Fate Zero」14 完結編を読む。1巻を新宿のアニメイトで手にとってから、なん年たつのだろう。とある男の物語として始まり、何者にもなれなかった男が生涯を閉じたとき、終わる。作画も傑出していたが、高い調子で貫かれた文章にひきずりこまれた。王者問答の一幕、いつまでも忘れ難い。
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コミケでは体調に用心しながら、至近距離の5ブースのみ巡回、あれこれ買う。「宗教アニメと人権アニメから見る京都アニメーション」「ぼくたちの雑破業クロニクル」「エロマンガ先生5話は何を描いたのか?」「映画・アニメ業界のホンネを暴く!」「新用語ラノベハスラー大辞典」「石ノ森ノーツ6」。