辻 真先(@mtsujiji)さんの人気ツイート(いいね順)

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「コンクリート・レボルティオ 超人幻想」の文芸打あげが、銀座のステーキハウスにて。老耄のぼくのために集まってくだすったようなものだ。脚本の會川昇さん、中島かずきさんに、Uさんも駆けつけてくれた(特に名を秘す)。監督の水島さん考証の佐古さん文芸の森江さん、ありがとうございます!
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小梅けいと『戦争は女の顔をしていない』4が出た。バビルさんに恵送いただき読んでいるが、これはぼくがツイッターでチマチマひとりごとを漏らすより、新聞のコラムで取り上げたいから、改めて熟読するつもりでいる。監修・速水螺旋人さんの名にも目を止めたい。戦争に笑いで歯向かう強靱な作家です。
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「コンレボ 超人幻想」第二期、ぼくの脚本の第17話「デビラとデビロ」は5月1日夜、放映。ブレーキ無視の法螺話です、よろしく。
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「黒井戸殺し」、みなさんの評判を聞いてFODの配信を見る。オクターブの高い周囲と大泉の演技設計。細かく視聴者の誤認をみちびくミステリならではの脚本。対決場面のひそかなカメラワーク。原作の衝撃が正攻法で融解されたことに感服した。内田ケンジ流のケレンを予想していたら、軽く外れました。
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アニメ「このすば」2を4回まで見る。ヘンに力まずのほほんとした異世界もので、第一期も気楽に見られた。野心作問題作ばかりでは疲れるし、ジャンルを聞いて即中身の見当がつくのでは、時間を返せといいたくなるが、上江洲脚本はラクに流してくれて安心だ。エンタメとして肩の力を抜いて見ています。
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アニメで初見の「ゴブリンスレイヤー」、ようやく原作に接した。異世界冒険ものとはいえ、小鬼狩りをこんな角度から描いたのか。手垢がついた題材でも作者の目によって、新鮮に衣替えできるのだ。名脚本家おふたりに世界観展開の斬新なアニメ技を期待しよう。「ラディアン」1は品切れらしく、残念だ。
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(承前)定型の謎解きをわざと壊したのも面白い。「無限の住人」の原作はリアルタイムで読了しているが、圧縮した内容はさすがツボに嵌まっている。木村万次と市川永空の対決は、不死のテーマに即するだけに重みがあった。槙絵も凶も出番は少ないが原作を彷彿とさせる。やっぱりコヤで見る映画は格別!
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大学で担当している「アニメ史」のレポート採点が終わった。年々海外からの留学生の比率が高くなる。カメラレスアニメどころか、セルアニメが珍しがられる時代になった。わずかな時の腐食にも耐えられぬ中で、意外に評価が高かったのは、剣も魔法も出ないファンタジー「灰羽連盟」だったから驚いた。
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アニメ「グランブルーファンタジー」第2期10回まで見た。第1期からなぜか視聴しているのは、分かりやすい・客を裏切らない・安心して見ていられる ためなのかも。夢見心地な異世界活劇としては、あっていい一本だろう。どっちを向いても、意欲的芸術的客を選ぶ作ばかりでは、やはり息苦しいから。
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「赤旗」さんの取材をうける。平和がいかに壊れやすいものか、身に沁みて知る世代の生き残りです、ぼく。
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アニメ化された「からくりサーカス」1を見る。「うしとら」の終盤ではキャラクター総動員の盛り上がりで見せた、藤田和日郎さん原作と井上敏樹さの構成力は圧巻だった。この原作も連載をリアルタイムで読んでいたが、面白かった印象は確かなのに細部の記憶は滅失したせいで、第一回を素直に楽しんだ。
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定石破りのアニメに感服したので、作者水上悟志の「惑星のさみだれ」1から3までを読む。よし、当たった。というか今まで知らなかったことを後悔する。地味に華々しく、弱げな騎士がズラズラ並んで、ヒロイン究極の願いは、敵から守った地球を自分がぶち壊すこと。書いてみたら実に訳わからん話だね。
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脚本アーカイブズ石橋さんの取材を受けたら、カメラの香川さんがアニメ好きで、「ポプテピピック」の話が盛り上がる。コナンと土曜ワイド(?)のパロデイで笑ったが、けなせば褒めたことになると意見一致。Fateが階梯を上がってシャフトっぽくなり、「ハクミコ」「ゆるキャン」安定して見続けてます。
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速水螺旋人さん「男爵にふさわしい銀河旅行」1を読了。この作家らしいおおらかで機智に満ちた連作である。ホラ男爵より純情で生活力のある主役、300年前に保証がきれたロボット嬢、やたら同衾したがる吟遊詩人ちゃんのトリオが、SF幻想魔法宇宙を冒険する、全方位読者向け王道マンガが愉快です。
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自分の原稿が進まないので、しきりとアニメに逃げ込む。「宇宙より遠い場所」11回の「ドラム缶でぶっ飛ばせ!」、痛快だった。「いじめた奴は忘れるがいじめられた者は忘れない」とは拙作の中の台詞だが、南極へ着いても生きてきた現実を根っこに持つ四人に乾杯! ああ、逃げてちゃいかんのですね。
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水上悟志「惑星のさみだれ」10巻まで読了、感服。合併領域「荒唐無稽・構造計算」。無手勝流と思わせて、構成もコマ運びも緻密なまでに計算高い。テキトーに並べたかといいたいほど、人物も動物も入り乱れているのに、読後の気持ちいい統一感に参った。ウェルメイドに留まらぬ活気に満ちたエンタメ。
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小学館から手塚先生の「ふしぎな少年」カラーを含めた完全版が出た。分厚い! 「バス通り裏」「お笑い三人組」をすでに演出していたが、自前で企画制作脚本演出できたのは、これがはじめて。昭和36年です。「刻々」などの時間テーマ最初のドラマだと思うけど、生放送でやったのは無謀だったかも。
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「うしおととら」観了した。サンデーを読んだのが昔なのでアニメと照応できないけれど、アニメはアニメとして独立に見ればいいのだから、あのクライマックスの分厚さに感服した。絵も声もいい。白面の声なんて想像もできなかった。物語のパワーと技巧に押しまくられる快感は、観る者の特権である。
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行けなかったコミケの続報として、買えなかったあなたへお知らせ。Amazon で通販が開始されました。どうぞよろしくお願いいたします。
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アニメ「SSSSグリッドマン」1を見る。円谷プロのアニメ界殴り込みかと思ったが、ツカミもキャラの配置も、想定内ですらすらと見られたけれど、作品世界のルールがまだのみこめないせいか、独自の闘気や稚気がもの足りなかった。とはいえまだ第一回である。しばらくは黙って画面に接してゆきたい。
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告知ではありません愚痴です。昭和12年につづいて20年の話の資料を集めて困りました。歴史の文献は山積みなのに、庶民の生活データがない。ぼくの見聞も限られており,広辞苑の「壕舎」は自分の体験とズレていて、映画「東京五人男」が最良の記録とは悲しい。この満員電車は米人の撮影らしいです。
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半世紀近い前のぼくの原作で、作画の池上さん少年週刊誌デビュー作です。メモリーバンクの綿引さんのおかげで、世に出ました。立東舎刊 ¥2400+税
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コミケ当選。ぼくのインタビュー誌はこちらに出展されます。どうぞご贔屓に おねがいいたします。辻真先 拝 twitter.com/andnownokai/st…
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渡辺多恵子「風光る」42巻を読了した。新撰組の歴史とフィクションの狭間を辿ってドラマが高まる。悲しくも読ませる長編だ。石川賢と最初に組んだマンガが「沖田総司」だったが、今や賢ちゃんはいない。大地監督の企画で新撰組のテレビアニメを書いたが実らなかった。仕事の上の思い出も色々だ。
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今期のアニメ、二番煎じと思わせて土俵際で視聴者を押し返す作品が、目について嬉しかった。裏返しのヤッターマンがそうなら、新味のあるアクションでグイグイ見せるファフナーもそうだ。「寄生獣」も原作に負けない力のこもった展開だし、「マリア」も楽しく見ているし、アニメはやはり面白いです。