627
彼女「はー。テンション下がることあったからぎゅってして」
僕「いいよ」
彼女「ぎゅっ…ありがとう。もう大丈夫」
僕「うん」
彼女「やっぱりまだかも」
僕「うん」
彼女「ちょっと待って」
僕「?」
彼女「これは全力でぎゅってしないと回復しないやつだから準備運動する!」(肩グルグル)
628
彼女「これ全力でぎゅってしないとテンション回復しないやつだからお前も準備運動して!ケガしたら大変だから!」(ストレッチ)
僕「お前もう元気だろ!むしろテンション高いよ!」
彼女「いいからいくよ!」
僕「分かったよ!」
彼女「…」
僕「…」
彼女「はっけよいのこった!」
僕「?!」
629
僕「ゴミはちゃんとゴミ箱に捨てて」
彼女「後でまとめて捨てようと思ってたの」
僕「あとストーブつけたらドアはちゃんと閉めて。俺はお前の親じゃねーぞ」
彼女「お前は私の親じゃねーよ」
僕「そうだよ」
彼女「彼女だぞ」
僕「そうだよ」
彼女「だから親以上にもっと甘やかして!」
僕「」
630
僕「Amazon?何買うの?」
彼女「洗濯機回してたら突然ガンガンすごい音がし出して」
僕「えっ?!冷蔵庫が壊れて買い替えたばかりなのに!」
彼女「中からドライヤーが出てきた」
僕「何だドライヤーか。良かった」
彼女「うん」
僕「…いや、良くねーよ!何でドライヤー洗ってんだよ!」
631
俺「洗濯物干して」
彼女「自分でして」
俺「部屋の掃除してる」
彼女「私もお前がちゃんと掃除してるか監視してるの!だからHey Siri!洗濯物干して!」
僕「するか」
彼女「胃が痛い」
僕「仮病!」
彼女「お前が甘やかしてくれないストレスで胃が痛くなった!甘やかして!」
僕「」
632
彼女「眠れないの?」
僕「うん」
彼女「じゃあ、眠くなるまで私が昔ばなし話してあげる」
僕「うん」
彼女「昔々、ウサギと亀がいました」
僕「うん」
彼女「ウサギは亀を何か小馬鹿にする感じの悪い奴でした」
僕「うん」
彼女「話すの飽きた。この話最後は亀が勝つよ。終わり」
僕「えっ」
633
僕「おはよう」
彼女「聞いて聞いて!すごい夢見た!」
僕「?」
彼女「笑点で座布団105枚取ったの!」
僕「それどうやって積んだんだよ」
彼女「絶景だった!」
僕「うっかり滑り落ちたら死ぬ高さ」
彼女「面白さの頂点を極めるってことはすべったら死ぬってことだからね!」(ドヤァ
634
動物園でのこと
彼女「虎!」
僕「近っ!でかい!」
彼女「これは戦ったら殺されるかも」
僕「確実に死ぬよ」
彼女「こいつら所詮ネコ科だから喉元撫でて気の緩んでるとこを狙えば勝てると思ってたけど、その前に自分の喉かっ切られるね。別の攻略法を考えないと…」
僕「戦う予定でもあるの?」
635
彼女「これは何?」
僕「ピューマ」
彼女「虎ほどじゃないけどカッコイイから飼いたい」
僕「ネコ科だよ」
彼女「じゃあ、アレルギーあるから無理」
僕「問題はそこじゃないけどな」
彼女「こいつなら勝てるし、寝首をかかれないように首に鈴つければ安全に飼えるのに残念」
僕「放し飼い?!」
636
僕「蛇見よう」
彼女「あいつら気持ち悪いからいい」
僕「せっかく動物園に来たんだから全部見ようよ」
彼女「だから嫌だって!」
僕「早く行くぞ!」
彼女「私、蛇だけは無理だから絶対に飼わないって決めてるのに見てもしょうがないでしょ!」
僕「お前は動物園にペット探しに来たのかよ!」
637
彼女「キツネ可愛い!飼いたい!ほら、イヌ科だって!ネコアレルギーでも飼える!」
僕「飼えないよ」
彼女「タヌキも可愛い!じゃあ、タヌキで……ん?」
僕「?」
彼女「ネコ目イヌ科…?は?急になぞなぞみたいなの始まった!猫なの?犬なの?私、飼っても平気なやつなの?」
僕「飼えないよ」
638
彼女「あー!これ!何だっけ!ほら!立つやつ!」
僕「レッサーパンダ」
彼女「それ!可愛い!立て!立つんだ!立つんだ!ジョー!」
僕「立たない」
彼女「あー。なるほどね。分かった。私、天才だから分かっちまったわ!」
僕「何が?」
彼女「立たないからこいつジョーじゃない!」(ドヤァ
639
彼女「これリスザル?」
僕「そうだね。可愛い」
彼女「うん」
僕「飼わないよ」
彼女「飼わないけど」
僕「興味ない?」
彼女「ただの猿との違いは何?目?」
僕「そうじゃないかな。可愛い」
彼女「黒目を大きくするカラコンを着けた人がプリクラ撮ったみたいで私はちょっと…」
僕「…」
640
彼女「らくだのこぶには何が入ってるの?」
僕「脂肪」
彼女「ふーん。私、胸の方に脂肪ついて良かった」
僕「最近こたつでゴロゴロしてるし背中にもついてきてるよ」
彼女「そろそろおやつの時間だし虎に新鮮な生肉食べさせてあげよう」
僕「脂肪じゃ喜ばないよ」
彼女「お前を放り込むんだよ」
641
僕「もうそろそろ閉園の時間じゃん!」
彼女「まだ全部見れてないよ!」
僕「急ごう!」
彼女「この檻は何がいるの?」
僕「ヒョウって書いてあるけどどこ?」
彼女「小屋の扉のとこにいる!」
僕「遠くて全然見えない」
彼女「もう閉園だから定時上がりのスタンバイしてる!賢い!飼いたい!」
642
彼女「これ見たら久々に眼帯して中二病ごっこしたくなったから、使い魔にレッサーパンダ飼って!」 twitter.com/rayrei1414/sta…
643
彼女「夜は外食にしよ!」
僕「寿司だろ?」
彼女「焼肉!」
僕「あれ?」
彼女「マンガ肉食べまくる夢見たから今日は焼肉の気分!」
僕「寿司じゃなくて?」
彼女「焼肉!」
僕「でも、お前、昨日お寿司食べ放題!って寝言言いながら俺のパジャマの裾をモグモグしてたよ?」
彼女「あれ?」
644
僕「起きろ!もう昼だぞ!」
彼女「ちっ」
僕「掃除するぞ!」
彼女「何でいちいち私に宣言するの?」
僕「お前もするんだよ」
彼女「私はただ寝てたいだけなのにいつも邪魔される。理不尽すぎて涙出てきた」
僕「嘘泣きは止めろ」
彼女「あ、お母さんから電話だ。これチクるから」
僕「えっ」
645
彼女「もしもし!お母さん!…寝てたら彼が掃除するっていきなり叩き起こしてくるの!……うん…起きたのはついさっき(昼)……うん…彼が怒るのは当然で私が悪いってこと?……うん…私はただ寝てただけなのに!あー!ダメだ!買収されてやがる!……うん…それはおかしい!世界の方が間違ってる!」
646
彼女「早くベッドにおいでよ!じゃないと私もう寝るよ!」
僕「どうせ俺が行くまで寝ないでしょ」
彼女「あ?なめやがって!本当に寝る!」
僕「おやすみ」
彼女「…」
僕「…」
彼女「…はっ?!やっべ!本当に寝てた!お前が昨日着てたパジャマすごいよく眠れる!今のはこのパジャマが悪い!」
647
彼女の作った芸術性の高いLINEスタンプを僕が描いたら没個性的なのが出来ました。既存のスタンプの複製を理由にリジェクトされたので販売はしません。彼女のと比較してみたので是非ご覧下さい。
line.me/S/sticker/1224…
648
彼女「最近なんかイライラしてるし、何か家でできるストレス発散方法を見つけたら?」
僕「何かある?」
彼女「私はあるよ」
僕「何?ホモ読むこと?」
彼女「鉄骨の柱が埋まってるとこ見つけたからそこ殴ってる。今もイラッときたからお前を殴るかそこを殴るか考えてるとこ」
僕「ごめんなさい」
649
僕「おはよう」
彼女「おはよ。もう朝ご飯できるからお茶碗にご飯盛っといて」
僕「うおおおおおおお!!」
彼女「何っ?!」
僕「床にゴキブリいると思ったら落ちたシイタケの欠片だったぁ!」
彼女「いきなり叫ぶからビックリしたし!お前何なんだよ!ふざけんなよ!朝からお騒がせ太郎かよ!」
650
彼女「うーん。今日は枕いいや。使って良いよ」
僕「枕を高くして寝るね」
彼女「面白くない」
僕「面白いこと言ってないし」
彼女「はい、枕を重ねて二段熟カレー♪」
僕「ふふっ」
彼女「今の何が面白いの?」
僕「分かんないけど何か笑った」
彼女「分かんないのに笑うなんて何か大変だね」