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彼女とVR ZONEの脱出病棟Ωで遊んできました
彼女「お化けは殺せないんですか?」
従業員「無理です」
彼女「何で一方的に襲われないといけないの…」
僕「そういうものだから」
彼女「(注意書きを読みながら)13歳未満だし、心臓に疾患あるし、
妊娠してるし、全部該当してるからやっぱり無理かも…」
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僕「何で自転車で転けたの?」
彼女「頭打ったせいか記憶にない。でも、MRIで異常なかったし、医者もそのときの記憶は戻らないと思うけど大丈夫って言ってたから心配しないで」
僕「えっ…」
彼女「お前、彼氏。私、彼女。それだけ覚えてれば特に問題なくない?」
僕「かっこいい!抱いて!」
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僕「はぁ…」(溜息)
彼女「ぎゅっ!」(抱き付いてくる)
僕「…」
彼女「…」
僕「はぁ…」
彼女「ぎゅっ!」
僕「…何?」
彼女「さっきから溜息ついて幸せ逃してるから補充してあげてるだけだけど!」
僕「ふふっ」
彼女「笑った!私いい仕事したな?アイス買ってあげちゃう?」
僕「あげちゃう!」
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彼女に「トトロ!あなたトトロっていうのね!」っていきなり馬乗りになられて「ドゥオ、ドゥオ、ヴロオオオ!」って叫ばされる清々しい朝の目覚めでした。おはようございます。
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僕「ただいま」
彼女「おかえり!」
僕「今日クソ寒かった…」
彼女「冬のほっぺになってるじゃん!早くこっちおいで!」
僕「うん(ぎゅってしてくれるのかな?)」
彼女「はい!ストーブの前に座って!」
僕「あ、どうも」
彼女「前面はこいつに任せた!背中側は私に任せとけ!」(ぎゅっ)
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僕「おみくじ大吉だ!」
彼女「見せて!」
僕「はい」
彼女「…は?縁談…多くて困ることがありますって…落ち着いて定める事ですって…お前はもう私で定まってんだろうが!ふざけんなよ!」
僕「文句なら神様に言ってよ!」
彼女「おらー!ざけ…おふざけはお止めになってー!」(空に向かって)
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僕「何この書類?」
祖母「葬式費用の積み立てよ。歳も歳だし契約しようと思って」
僕「…」
彼女「…」
祖母「死ぬのも結構面倒なのよ」
彼女「だったら私お祖母ちゃん好きだし死ぬの止めたら良いと思う!」
僕「良いこと言った!俺もそう思う!」
祖母「じゃあ、死なないように頑張るわ!」
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僕が落ち込みがちになってた時、一日の終わりに彼女がしてくれてたやつ。
彼女「今日はいい一日だった?」
僕「ううん」
彼女「ぎゅっ!はい、いい一日になりました!」
彼女「今日はいい一日だった?」
僕「うん」
彼女「ぎゅっ!はい、もっといい一日になりました!」
終わり良ければ全て良し💯
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僕「ただいま」
彼女「久しぶり!」
僕「は?」
彼女「織姫と彦星ごっこだから年に一度のテンションでね!」
僕「…」
彼女「はい!」
僕「ウェイ!ウェーイ!織姫ちゃんマジ久しぶりー!元気してたー?」
彼女「しばらく会わないうちに変わっちゃったね…もう無理…出て行って!」
僕「えっ」
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試着
彼女「似合う?」
僕「うーん」
彼女「おい!」
僕「?」
彼女「何でずっと顔見てんだよ!」
僕「今日はすごい俺好みの顔だなって」
彼女「ジロジロ見んな!金取るぞ!」
僕「うん。でも、見ちゃうなぁ」
彼女「金取るっつってんだから見るのやめてよ!///」
金払って服プレゼントしてあげた。
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彼女「セールで服買った!」
僕「どれ?」
彼女「まず太いデニム」
僕「うん」
彼女「ニット」
僕「うん」
彼女「ベレー帽」
僕「うん」
彼女「トータルコーディネート考えて選んだんだけどどう?」
僕「可愛い!明日はそれ着てデートしよう!」
彼女「だよね!私そうなると思ってました!」
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彼女「私はお前と付き合って毎日楽しいけどお前はどう?」
僕「まあ、楽しい日もあれば普通の日もあったり…でも、つまらないことはないな」
彼女「えっ?!私と一緒に生活してて普通の日があるの?私がいて良かったね!私がいなかったらその日はきっと自殺する日だったよ?私は命の恩人だな!」
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彼女「お菓子買う!」
僕「良いよ」
彼女「2個買う!」
僕「良いよ」
彼女「…何か今日は優しいな」
僕「普通だよ」
彼女「いや、これは何かある!」
僕「ないけど」
彼女「はっはーん!分かったぞ!」
僕「何が?」
彼女「今世で徳を積んで来世も私と付き合おうって魂胆だな!」
僕「そうだったのか」
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僕「お祖母ちゃんから連絡があって、親族が集まるから俺たちも来れたらおいでって」
彼女「えっ?!嫌!」
僕「何で?」
彼女「だって私まだ他人だし!お前の親族だけの席とか難易度高すぎる!一人で行ってきなよ!」
僕「でも、婚約者だからお前も一緒にって話なんだけど」
彼女「行きましょう!!」
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今年は彼女が実家に一人で帰省することになり、新年から別々に過ごすのが寂しくて「俺、お前が帰る頃には寂しすぎて孤独死してるかもw」とか冗談っぽくアピールしてたんだけど、彼女は「ほんの数日じゃん」って全然平気な様子。でも、別れ際にちょっと泣いてた。可愛い。帰ってきたらお年玉あげよう。
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彼女「試したいことがあるからぎゅってさせて」
僕「うん」
彼女「ぎゅう!」
僕「…」
彼女「ダメか!ぎゅうう!」
僕「…」
彼女「くぅ…力が足りないかも!ぎゅううう!」
僕「…」
彼女「クソッ!諦めない!あと少しのはず!」
僕「さっきから何がしたいの?」
彼女「お前の肋骨折る!」
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彼女「出かける準備できたよ!今日の格好どう?いい感じ?」
僕「いい感じ」
彼女「よし!行こうか!」
僕「うん」
彼女「あっ!まだ準備できてなかった!」
僕「(出る前にぎゅってしてだな)」
彼女「出る前にぎゅってして!」
僕「だと思ったよ」
彼女「だと思われてると思ったよ!」
僕「ふふっ」
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彼女「この帽子買って!」
僕「買わない」
彼女「ちゅーしてあげるから買って!」
僕「買う」
彼女「ちょろ!そういうの良くないよー!直しなー!」
僕「じゃあ、買わない」
彼女「2回ちゅーしてあげるから買って!」
僕「買わない」
彼女「3回!」
僕「絶対に買う」
彼女「そういうとこ好きだわー!」
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彼女「じゃんけんしよ!じゃんけんぽん!」
僕「負けた」
彼女「勝った!」
僕「で?」
彼女「大丈夫!私優しいから罰ゲームとかないよ!安心して!ただちょっとスタバのコーヒー飲みたいなって!じゃんけんの勝敗は関係ないよ!ただ飲みたいだけ!飲みたいなー!飲めるかなー?」
A. 飲めた
100
彼女「鬼は外!」
僕「福は内!」
彼女「撒いた豆拾って」
僕「うん」
彼女「残りは普通に食べよ」
僕「俺いらない」
彼女「歳の数だけ食べるんだよね」
僕「うん」
彼女「この袋の豆全部食べれるようになるまで一緒にいようね」
数えたら153粒ありました。彼女が人間やめるみたいです。