51
彼女「スニーカー欲しい」
僕「誕生日プレゼントってことで買ってあげようか?」
彼女「マジ?」
僕「いくら?」
彼女「2万円くらい」
僕「良いよ」
彼女「でも、お前とお揃いで履きたいんだけど」
僕「それはきつい」
彼女「じゃあ、安いのにするから2人が気に入ったのをおそろで履こう!」
53
僕「はぁ…」
彼女「どうしたの?」
僕「別に…」
彼女「明らかに暗いじゃん」
僕「普通だよ…」
彼女「そう」
僕「…」
彼女「私の膝の上空いてるよ」
僕「?」
彼女「私はお前と楽しい毎日を過ごすことに命かけてんの!それを邪魔する奴はたとえお前でも許さない!早くおいで!」
僕「!」
54
僕「大掃除するぞ!」
彼女「嫌です」
僕「大掃除にはどんな意味があるか知ってる?」
彼女「厄払いでしょ?そんなもん私が払ってやるから心配すんな」
僕「それだけじゃない!何と福を呼び込むこともできるんだよ!」
彼女「お前がそばにいてくれるのにこれ以上の福があるの?」
僕「えっ」
55
彼女「布団温まった?」
僕「うん」
彼女「じゃあ、良いこと思い付いたから寝る場所変わって」
僕「はい」
彼女「ぎゅってして」
僕「ぎゅっ」
彼女「うひゃー!破壊力やばい!これはすごい発見だぞ!」
僕「?」
彼女「今ね、お前が温めた布団の温もりとお前の温もりで包まれてる!最強だ!」
56
彼女『もしもし』
僕「何?」
彼女『私いないけど一人で寝れるかなって』
僕「なめんな」
彼女『仕方ないから特別に私のクマのぬいぐるみと一緒に寝て良いよ!』
僕「はいはい」
彼女『あと私のパジャマまだ洗ってないなら着て寝るのもおすすめ!』
僕「着ないって」
両方ともすごい良い!癖になる!
57
彼女「コンビニ行く」
僕「いってらっしゃい」
彼女「付いてきてくれないの?」
僕「面倒」
彼女「これでもし私が事件に巻き込まれたりして帰ってこなかったら、お前すごい後悔するだろうね。何であのとき一緒に行かなかったんだろうって」
僕「…」
彼女「そんな未来のお前を救いたい。来い!」
58
僕「痩せろよデブ」
彼女「はぁ?!うっせーなこの……ブス!!!」
僕「あぁん?!生まれてこの方ブスとか言われたことねーよ!」
彼女「陰で言われてんだよ!」
僕「えっ」
彼女「本物のブスに向かって正面切ってブスって言えるわけねーだろ!残念だったなブス!」
僕「酷すぎて笑う」
60
彼女「雨降ってきた」
僕「うん」
彼女「傘持ってきといて良かった」
僕「入れて」
彼女「うん」
僕「…」
彼女「お前の精神は私が歪めてしまったな」
僕「?」
彼女「傘を持つそぶりすらない!私に傘をさしてもらうのが当たり前と思ってる!私が男らしいばかりにお前どんどん女になってる!」
61
彼女「ちょっと私に向かって可愛いって10回言ってみて!」
僕「何で?」
彼女「いいから!」
僕「可愛い、可愛い、可愛い、可愛い、可愛い、可愛い、可愛い、可愛い、可愛い、可愛い!10回言ったよ」
彼女「私のことどう思う?」
僕「最近また太ってきたよね?」
彼女「オラァ!」(腹パン)
62
彼女「ダイエットする!」
僕「体重いくつだったの?」
彼女「デブってバカにしてくるから教えない!」
僕「ふーん」
彼女「何だよ」
僕「じゃあ、今日からお前は未確認デブだ!」
彼女「オラァ!」(腹パン)
僕「くっ………ミステリアスデブ…!」
彼女「オラァ!オラァ!」(腹パン)
63
彼女「唇見て!」
僕「綺麗な色だね」
彼女「新しい口紅買ったの!良い感じでしょ!」
僕「うん」
彼女「だよね!」
僕「じっ」
彼女「何見てんだよ!人の顔面をジロジロとよー!何なんだよー!」
僕「可愛い」
彼女「ザケんじゃねーよ!バカヤローがよー!嬉しいじゃねーか!もっと見ろー!」
64
彼女「お風呂入ってくるからぎゅってして」
僕「ぎゅっ」
彼女「ドライヤーしてくるからぎゅってして」
僕「ぎゅっ」
彼女「歯磨きしてくるからぎゅってして」
僕「ぎゅっ」
彼女「そろそろ寝るからぎゅってして」
僕「ぎゅっ」
彼女「最近ぎゅっの燃費悪いから10時間くらい連続でぎゅってしてほしい」
65
彼女「仲直りしようよ」
僕「嫌」
彼女「もう怒ってないでしょ?」(ぎゅっ)
僕「やめてください。くっ付かないでください」
彼女「これ喧嘩続行のやつ?」
僕「続行のやつ」
彼女「じゃあ、今からお前が嫌がることする!」(ぎゅっぎゅっぎゅっ)
僕「ふふっ」
彼女「ほらー!怒ってないじゃーん!」
66
彼女と喧嘩したときのこと
僕「…」
彼女「…」
僕「(居心地悪いから家出るか…)」
彼女「出かけるの?」
僕「…」
彼女「…」
僕「…」
彼女「…気を付けてね。帰ったら喧嘩の続きするから。ボコボコにしてやるから事故に巻き込まれて勝手に怪我しないでね」
67
彼女「ねえ!今日の私の服装可愛くない?」
僕「オシャレじゃん」
彼女「可愛いね!」
僕「うん」
彼女「可愛いね!」
僕「うん」
彼女「可愛いね!!」
僕「うんって言ってんじゃん」
彼女「私!可愛いねえ!!」
僕「…」
彼女「私!!!!」
僕「可愛い!」
彼女「そう!可愛いねえ!」
69
初詣に行く途中で彼女が自転車で転けた
僕「大丈夫?!」
彼女「膝擦り剥いた」
僕「血出てるじゃん!」
彼女「子供だったらギャン泣きしてるけど私はいい大人だから我慢できる」
僕「平気?」
彼女「いい大人だから」
僕「うん」
彼女「でも、私も女の子だし今日はお前いるから泣ぐうぇえ…」
70
彼女「忘れてた!」
僕「?」
彼女「今日まだ一回もぎゅってしてないからぎゅってして!」
僕「(…可愛い)」
彼女「可愛いって思ったんなら口に出せよ!気持ち悪い!」
僕「は?思ってねえよ!調子乗んな!」
彼女「じゃあ、何で変質者みたいにニタついてたんだよ!余計気持ち悪ぃわ!」
僕「えっ」
72
僕「スプレーでゴキブリ殺したんだけど触れないから捨てて」
彼女「何で触れないの?」
僕「動いたら怖い」
彼女「死体は動かないよ?」
僕「うるさい早くしろ」
彼女「…お前はバカか?私はこいつをお前の顔面目掛けて放り投げることができるんだぞ?言葉には気を付けろよ」
僕「ごめんなさい」
73
彼女「朝だよ!起きて!」
僕「…あと5分」
彼女「今起きたらぎゅってしてあげるよ!」
僕「…」
彼女「ぎゅってしてあげるって言ってるのに起きてくれない。悲しい。私、今なら3秒で泣けって言われたら10秒で泣く自信ある…」
僕「普通に7秒オーバーしてるじゃんwww」
彼女「起きたー!ぎゅっ!」
74
彼女「何してんの?何してんの?何してんのー?」
僕「見ての通りゲームだよ」
彼女「うん」
僕「何?」
彼女「私は何してると思う?何してると思う?何してると思うー?」
僕「…?さあ?」
彼女「お前に構ってもらおうとしてる!構ってもらおうとしてる!構ってもらおうとしてる!構ってー!」
75
彼女「!」
僕「zzZ」
彼女「はあはあ…」
僕「…?何?」
彼女「お前に浮気されるクソ不愉快な夢見た」
僕「うん」
彼女「手握って」
僕「汗すごいよ。大丈夫?」
彼女「どこの世界に彼氏に浮気されて大丈夫な奴がいるんだよ!謝って!クソみたいな夢に主演してごめんなさいって!早く!」