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彼女「胎児に音楽を聴かせると良いらしいから、私が妊娠したら常にスピーカーを抱えてB’zとかマリリン・マンソンとかロックを聴かせる!そしたらロックな子が産まれると思うんだよね!産声はマザーファッカー!みたいな!」
僕「あの…俺としては母子ともに健康が望ましいんだけど…」
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僕「ゴミはちゃんとゴミ箱に捨てて」
彼女「後でまとめて捨てようと思ってたの」
僕「あとストーブつけたらドアはちゃんと閉めて。俺はお前の親じゃねーぞ」
彼女「お前は私の親じゃねーよ」
僕「そうだよ」
彼女「彼女だぞ」
僕「そうだよ」
彼女「だから親以上にもっと甘やかして!」
僕「」
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僕「教会行ってみる?」
彼女「何で?サプライズで結婚式してくれるの?」
僕「いや、クリスマスだから行ってみようかなって」
彼女「ううん」
僕「前は行きたがってじゃん」
彼女「だって私が行ったら騒つくもん」
僕「何で?どういうこと?」
彼女「聖母マリアが再誕したって!」
僕「は?」
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僕「おやすみ」
彼女「お前どっち向いて寝てんだよ!背中ががら空きだぞ!殴ってほしいのか?コラー!」
僕「ごめんごめん」(向き直す)
彼女「何で丸くなって寝るの!足曲げたらその分だけスペースができてくっ付けなくなるだろうがバカタレがー!」
僕「ただ寝るだけのことが難しいなオイ!」
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僕「ただいま」
彼女「お邪魔します」
祖父「すごい髪の色。外国人か。前に来た彼女はどうした?」
僕「同じ人」
祖父「別人だろ」
母「何言ってるの」
彼女「髪染める?!それとも外国人のふりする?!どっち?!助けて!」
僕「冗談に決まってるだろ」
彼女「アウェーのノリ分かんない!」
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彼女「すごい!適当にお米の水入れたら丁度!」
僕「…すごい!」
彼女「付き合い長いから分かる。すごいと思ってない」
僕「あ?」
彼女「キレてません」
僕「ふふっ」
彼女「笑ってる」
僕「分かってるね!」
彼女「ちなみに私はお米の水が丁度とかすごいと思ってなかったけど分かった?」
分からん
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飴を舐めてたら彼女が「私にも(頂戴)」って手のひらを差し出してきたので、「お手じゃねーよw」みたいなツッコミを期待しておふざけで手を乗せたら、「え?こういうこと?」って引き寄せられて甲にキスされた。イケメンってこういうこと。
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僕「ただいま」
彼女「おかえり!すっきりしたね!その髪型すごい良い!似合ってる!美容院の予約取れて良かったね!」
僕「好評みたいで良かった」
彼女「一緒に写真撮ろう!」
僕「うん」
彼女「この写真良いね!イケメン!私も盛れてる!遺影はこれにしよう!」
僕「遺影がツーショットかよ」
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彼女「…zzZ」
僕「昼だぞ!起きろ!!」
彼女「眉間にしわ寄せて大きな声やめて!よしよしって優しくしてくれたら私普通に起きるから!」
僕「絶対起きろよ」
彼女「起きる!」
僕「…よしよし」
彼女「…zzZ」
僕「寝るな!」
彼女「続けてたら完璧に起きるから!」
僕「…よしよし」
彼女「…zzZ」
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彼女「何か喉痛い!これ風邪ひいたやつ!」
僕「熱は?」
彼女「ない!」
僕「それなら大丈夫だろ」
彼女「宣言する!私、今夜絶対にしんどくなって夜泣きする!いいな!ちゃんと慰めろよ!生半可な気持ちじゃあやせないからな!」
僕「えっ」
彼女「今から覚悟決めとけよ!」
僕「お、おう…」
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僕「足太くなったね」
彼女「えっ?足太いって聞こえた!」
僕「足太いって言ったよ」
彼女「オラァ!」(腹パン)
僕「ぐっ」
彼女「腹殴ったよ」
僕「腹殴ったって聞こえたよ」
彼女「腹殴ったって言ったよ」
僕「足太いんだから次からはせめて殴る前に言って」
彼女「殴るよー!」
僕「よし来い!」
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彼女と映画館でバイオハザードを観てきました。シリーズで一番怖かったです。彼女なんか面白かったとか、また観たいとか、何か強がりみたいなことを言ってましたが、上映中は何回か悲鳴を上げたり(僕が)、目を手で覆って見えないようにしたり(僕が)、腕にしがみ付いたりしてましたからね(僕が)。
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彼女「…虫?窓開けっ放し!電気に集まってる!」
僕「閉め忘れてた」
彼女「何とかして!」
僕「虫はちょっと…」
彼女「追い出すから電気消して!」
僕「うん」
彼女「出てけ!」
僕「…」
彼女「出てけ!」
僕「出て行かないね」
彼女「もういいや…。腹立つからお前出てけ」
僕「えっ」
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彼女「前来たときにも不思議に思ったんだけど、何でお祖母ちゃんは他にも包丁あるのにあの柄が歪んだのしか使わないの?危なくない?」
僕「何か結婚してからずっと修理して使ってるやつらしいよ」
彼女「はぇー!すごい!私もずっと使うから新しい包丁買って!長年使ってたら柄が歪むやつが良い!」
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彼女「向こうから鏡取ってきて」
僕「自分で取れ」
彼女「お願い!取ってきて!お願い!お・ね・が・い☆ね?」
僕「はぁ…ほらよ」
彼女「ありがとう!よくできましたねー!すごいねー!偉いねー!」
僕「いや、そこまで///」
彼女「今のはおねだり上手の私のことを褒めたんだけど」
僕「クッソwww」
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彼女「ぎゅっ」
僕「ちっ」
彼女「えっ…ごめん」
僕「いや、今の舌打ちはお前にじゃなくて」
彼女「ごめん」
僕「ゲームに対してだから」
彼女「ごめん」
僕「だから、本当にタイミングが合っちゃっただけで」
彼女「ごめん」
僕「なんかごめん」
彼女「ごめん…」
僕「ごめん…」
469
僕「…」
彼女「難しい顔してうつむいてどうしたの?」
僕「ちょっと考え事」
彼女「落ち込んでるのかと思った」
僕「ううん」
彼女「じゃあ、はい!」(手のひらを差し出す)
僕「何?お手すれば良いの?」
彼女「顎乗せて!うつむいてたら暗い考えしか浮かばないから上向きに支えてあげる!」
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彼女「前髪作る」
僕「嫌いになるよ!」
彼女「嫌いになるの?!」
僕「ならない!」
彼女「じゃあ、切る」
僕「今の方が良いよ!」
彼女「まだ切ってないのに何でそんなこと分かるの」
僕「だって今の髪型が一番可愛いもん!」
彼女「…長さ整えるくらいにしようかな」
僕「ありがとうございます!」
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彼女「うわぁ!」
僕「何?!」
彼女「黒いゴミかと思ったらゴキブリだった!」
僕「何とかして!」
彼女「最初からゴキブリって認識してれば悲鳴なんか上げなかったのに悔しい!」
僕「逃げてる!」
彼女「くそっ!こんなんじゃ立派なファイターになれない!」
僕「いいから早く何とかして!」
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僕「腰痛いから揉んで」
彼女「どの辺?」
僕「そこ…」
彼女「痛い?」
僕「イタタ…」
彼女「ぐすっ…。うえぇーん!かわいそうだよぉ!」
僕「www」
彼女「ここか?ここが痛いのか?うえぇーん!」
僕「www」
彼女「おかわりいる?」
僕「いるw」
彼女「痛いの痛いの飛んでうえぇーん!」
僕「www」
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彼女「…zzZ」
僕「1000数えた。起きろ」
彼女「…喉乾いた…水…」
僕「はい。こたつで寝るからだよ。ベッドで寝るぞ」
彼女「…一緒にこたつで寝よ…はい…これ譲ってあげるから…」
彼女が頭に敷いてたクッションをポンポン叩いてこたつで寝ようってあざとい勧誘してくる。負けそう。
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彼女母「スイカ切ったけど食べる?」
彼女「うーん!うまい!スイカうんまい!うんまいぞー!チョッギップルリィィィィイ!」
僕「久々にトゲピー聞いた」
彼女「はぁ…。スイカ食べたし、今年の夏はもう完全に満喫したから終わって良いよ。セミとかうっさいから早く全滅しろ」
僕「落差すごいな」
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彼女とサイクリングしてた時のこと
彼女「ここは野良猫が沢山いるからゆっくり走って!」
僕「うん」
彼女「ストップ!」
僕「何?」
彼女「白猫ちゃん!初めて見る!」
僕「どこ?」
彼女「そこ!尻尾振ってる!可愛い!」
僕「?」
彼女「あれ?」
僕「…」
彼女「コンビニの袋だった…」