352
僕「ポッキーの日のこと忘れてた!」
彼女「忘れてたってことはその程度だったってことでしょ」
僕「ポッキーの買い置きないの?」
彼女「都合良くあるわけないでしょ」
僕「だよね」
彼女「かりんとうならあるよ?やる?」
僕「何を?」
彼女「猫のうんちゲーム!」
僕「クソゲーじゃん!」
353
彼女「ねー」
僕「うん」
彼女「ねーってばー!」
僕「うん」
彼女「…ウマママママ!」
僕「?!何してんだよ!」
彼女「ゲームして相手してくれないからお前の腕食べてた!」
僕「よだれ!臭い!」
彼女「やっとまともな反応来た!スキンシップしたいー!コミュニケーション取りたいよー!」
354
彼女「今日もいつもの猫さんいるかな?」
僕「いるね」
彼女「よっしゃ!今日こそ写真撮る!」
僕「うん」
彼女「何もしないよ…平気だよ……あっ!」
僕「逃げちゃったね」
彼女「…」
僕「残念」
彼女「それで良い…」
僕「?」
彼女「人間なんか簡単に信じちゃダメだぞ…強く生きろ…」
355
家に帰ると
彼女「鬼は外ー!」
僕「うおっ!」
彼女「豆拾って返して」
夕飯を食べてると
彼女「鬼は外ー!」
僕「うおっ!」
彼女「豆拾って返して」
お風呂に入ってると
彼女「鬼は外ー!」
以下省略
トイレに入ってると
彼女「鬼は外ー!」
以下省略
彼女に豆売ったやつ誰だ
356
僕「寝る」
彼女「私が先に寝るから待って!一人だけ取り残すのやめて!」
僕「おやすみ」
彼女「だから寝るなって!」
僕「パンツ引っぱんな!バリッていった!」
彼女「今の私はパンツブレイカーだから!」
僕「ふっ」
彼女「おパンツブレイカーだから!」
僕「ふふっ」
今日も寝不足です
358
僕「起きろ!こたつで寝るなって言ってるだろ」
彼女「だって眠すぎて…」
僕「ベッドで寝ろ」
彼女「でも、お前まだ全然寝る気配ないし、隣にいてくれないと寝付けないし…うっ…」(涙)
僕「何?!強く言いすぎた?!ごめん…」
彼女「大丈夫。眠すぎてぐずってるだけ」
僕「赤ちゃんかよ!」
359
初詣での出来事
僕「鳥居をくぐる前に一礼ね」
彼女「玄関みたいなものだからね」
僕「うん」
彼女「いらっしゃい」
僕「参道の真ん中は歩いたらダメ」
彼女「神様の通り道」
僕「よく知ってるね」
彼女「ここ私の家みたいなもんだし」
僕「神様だったの?!」
彼女「初詣を兼ねて帰省なう」
360
彼女「きゃっ!」
僕「?」
彼女「クソ!蛇かと思ったら縄跳びかよ!思わず女の子みたいな可愛い悲鳴上げちまった!」
僕「お前女の子じゃん」
彼女「私も咄嗟にうおおお!って格好良く叫べるようになりたい」
僕「俺みたいにな」
彼女「虫にうおおお!って叫ぶのは違う!」
僕「放っとけよ!」
361
僕「あっ…くしゃみ出そう」
彼女「…」
僕「…」
彼女「…」
僕「くしゅん」
彼女「すごいブスだった!」
僕「誰だってそうだろ」
彼女「出る瞬間だけじゃなくて出そうなときからずっとブスだった!謝って!ブスでごめんなさいって!」
僕「ブスでごめんなさい」
彼女「許さない!」
僕「」
362
僕「俺、女の人の筋肉好きじゃん?」
彼女「うん」
僕「ちょっと腹筋6パックになってよ!」
彼女「お、おう…」
僕「そしたら腹筋の見えるウエディングドレスを特注で作ってもらって式挙げよう!」
彼女「お、お、おう…」
僕「結婚が見えてきたな!」
彼女「お、お、お、おう…」
363
僕「もう夜は半袖だと寒いな」
彼女「なのにスーパーの中はもっと寒い!狂ってる!」
僕「ヤバイ寒さだ」
彼女「腕ぎゅってするから脇締めないで!緩めて!」
僕「嫌。寒い」
彼女「早く!じゃないと私もう時間との勝負みたいになってるから!」
僕「ふふっ」
彼女「緩んだ!ぎゅっ貰ったー!」
364
彼女「トイレにケータイ落としそうになった」
僕「危ない」
彼女「ひやってした。手から滑り落ちた瞬間に世界がゆっくりになったもん」
僕「分かる分かる」
彼女「でも、体は動かせないじゃん?」
僕「そうだね」
彼女「じゃあ、何のために私の世界はゆっくりになったの?これ無駄な機能すぎない?」
365
彼女「上脱いでこのキャミソール着て」
僕「?」
彼女「いいから」
僕「…はい」
彼女「ブラジャーかぶって」
僕「…はい」
彼女「すごい!まるで変質者みたい!」
僕「変質者そのものだよ!」
彼女「ズボンも脱いでみて」
僕「…はい」
彼女「こいつはやばいぜ!すごい破壊力だ!」
僕「」
366
彼女「眠い!」
僕「寝なよ」
彼女「私、もう眠い!」
僕「寝なって」
彼女「眠いよ!可愛いよ!」
僕「?」
彼女「眠そうな私、可愛いよ!」
僕「?」
彼女「眠いなー!可愛いなー!ほらー!」
僕「?」
彼女「お前さっきから何なんだよ!こんだけ可愛いっつってんだからぎゅってしろよ!」
367
彼女「ウケんだけど!今日の私の運勢最悪だって!」
僕「いや、別にウケないだろ」
彼女「だって私の運命は私が全部決めるのに!」
僕「占い信じてないんだから見る必要ないだろ」
彼女「あえてね!」
僕「?」
彼女「実際に私が運命を切り開いてくとこをお前に見てもらおうと思って!」
僕「ウケる」
369
彼女「髪染めたんだけどどう?」
僕「染めた?」
彼女「この部分とかよく分かる」
僕「?」
彼女「マジか…。まあ、いいや。こういうの自己満なとこあるし」
僕「そうだね」
彼女「そうだねじゃなくて可愛いとか何か適当に褒めてよ!そしたら救われるの!お前しか私のこと救えないの!救えよ!」
370
彼女「このお菓子買っても良い?」
僕「うん」
彼女「やった!これも良い?」
僕「うん」
彼女「今日は優しいね!あとこれも良い?」
僕「うん」
彼女「はい、おかしい!今のでおかしいことが確定した!いくら何でも優しすぎ……はっ!」
僕「?」
彼女「もしかして私…今日死ぬの?」
僕「何で?!」
371
僕「ぬいぐるみにすごい話しかけるよね」
彼女「そうすると自我を持つんだって!喋ってほしい!」
僕「ただのホラーじゃん」
彼女「日本人形だったら怖いけどこの子たちは可愛いから平気!」
僕「テッドみたいに下品なことばかり喋るやつだったらどうすんの?」
彼女「その時は私が性教育する!」
372
僕「ゲームの音うるさいよ」
彼女「だよね」
僕「何でさっきまでヘッドホンしてたのに外してんだよ」
彼女「だってヘッドホンしてたら会話減るじゃん」
僕「えっ」
彼女「良い音でオタ活しなって買ってくれたのに申し訳ないんだけど、私的にヘッドホンの使用は1日30分までにすることにした!」
373
帰省日の朝の彼女
彼女「早くそのパジャマ脱いで」
僕「何で?」
彼女「持って帰って寝る時に着る」
僕「何で??」
彼女「お前の匂いのついたパジャマを着て寝れば一人ぼっちの寂しい夜も乗り越えれるって作戦よ!」
僕「なるほど!」
帰省日の夜の彼女
彼女「何か余計寂しくなったから脱いだよ…」
374
彼女「ははっひほほへっほっは?」
僕「は?」
彼女「ははっひほほへっほっは?」
僕「は?」
彼女「ははっひほほへっほっは?」
僕「は?全然伝わらないんだけど。歯磨き終えてから喋って」
彼女「ぺっ」
僕「何?」
彼女「ははっひほほへっほっはって言ってたの!」
僕「高度な遊びだな」