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札幌での会合、終了。
地下鉄降りたら、雪道歩くキツネ🦊
202
無駄なものを買っても少しずつポイントがたまるカードのように、今日あなたが失敗や回り道したことは、未来を生きるために役立つポイントになって蓄積されている。一つ一つの苦い経験でその時得るものは少なく無駄と思われても、それらを重ねるうちいつか何らかの思わぬ形であなたに還元されるはずだ。
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生きることの意味なんて誰にもわからない。だが日々多くの人生の物語を聞かせていただいて感じることは、人生いつ何が起こるかわからないし、苦悩がある日突然思わぬ形で解決されることも案外多いということ。今は先が見えなくても、人生の物語を生き続ける先にきっと、あなただけの答えが待っている。
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この世に生まれる時も去る時もみんな一人。人生の過程で他の誰かと出会い交わり手を取り合っても、結局誰もが孤独な生き物。つらいことも多い人生の一人旅だが、同じく旅を続けながら時々立ち止まってともに苦楽を分かち合い、声をかけ合う仲間が確かにいると感じられれば、苦しい旅もまた違ってくる。
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大切な人が苦悩している時、気のきいた助言ができず困ってしまったという方へ。よほどの緊急事態でない限り、必ずしもすぐに答えは必要ない。ともに考え、悩む姿を見せるだけでも相手には大きな救いになる。直ちに一発回答はできなくても、ずっと一緒に迷路の出口を探す強く優しい味方であり続けたい。
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たとえ自室に篭りSNSの誰かの呟きを読むだけの毎日でも、あなたは一人ではない。そこにも人と人の繋がりは成立する。それは細い一本の糸のようなもので、何かを変える力などほとんどない。それでも一人で歩くには過酷な今の時代、細くても誰かとの繋がりを確かに感じともに歩くことはきっと有意義だ。
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他の人にはとても優しくできるのに、自分にはそれができず今日も疲れてしまったというあなたは本当に素晴らしい。でもあなた自身が元気で、笑顔でいることが、相手の元気の源にもなるはず。優しいあなた自身のことも大切に、明日は相手に尽くすエネルギーのほんの一部でも自分の笑顔のために使いたい。
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人と人との関係は相互作用。一方が相手のためにしたことでも、自ずとその逆も成り立つ。だから誰かと交流し有意義と感じたら、きっとあなたも相手の役に立てている。情けは人の為ならず。自分自身がより成長し、充実した人生を送るためにも、これからも誰かのためにできることを地道に誠実に続けたい。
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人生のどこかで、道を間違えて引き返したり回り道をすることはよくある。一見無駄足をしたように思えるが、その間も移動した分のマイルはしっかりたまっている。今すぐに役立つことはなくても、その経験は今後の人生の中で思わぬ形で生きてくるかもしれない。迷うことを恐れず、明日も歩みを続けたい。
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傷つきつらい時には、藁をもすがる思いで、親切でわかりやすい声につい飛びつきたくなるもの。だが弱みにつけこむ罠は至るところにある。一見優しい、あるいは歯切れのよい言葉を鵜呑みにすることなく、その内容や発信者が本当に信頼に値するかどうか、もうひと手間かけよう。もっと傷つかないために。
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今日誰かと出会えたのも、素晴らしい景色を見られたのも、新しい知識を得られたのも、皆今日まで一生懸命生きてきたから。一日一日生きていく過程にはつらく悲しいこともたくさんあるけれど、新たな積み重ねもある。毎日は同じことの繰り返しではなく、日付を跨ぎ一夜明けたその先は誰にもわからない。
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角度を変えるだけで同じ物事でも全く違って見えることはよくある。人が生涯のうちに自ら経験できることなどごく僅か。だからこそ多様な考えに触れ、異なる立場を理解しようと努めることは大切。あらゆる物事を自分中心の狭い視点でしか考えられない人は、目の前の物事の本当の素晴らしさに気づけない。
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あれこれ頑張ってもうまくいかず、凹んだり嘆いたり。でも僕らはもともとスーパーマンではない。歳を重ねるごとにそんな当たり前のことを知り、無数の失敗の果てに見出した数少ない長所を伸ばそうと努力する。今の試行錯誤は、その後の人生の中で自分を輝かせる何かを見つけるための貴重なプロセスだ。
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自分を変えるためのスタートラインには、いくつになっても立つことができる。昨日までできなかったことに再度挑戦するだけでもよい。もし成功すれば自分自身への評価が上がり、それが次の挑戦へと繋がる。もし失敗したって大丈夫。小さな挑戦権はあなたしだいでいつでも何度でも手にできるのだから。
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不完全で欠点だらけで、何事も計算通りに運べない自分がしばしば嫌になるけれど、誰もが不完全で欠点だらけで、何事も計算通りに運べないからこそ、成功した時の喜びや奇跡に巡り合った時の感動がある。今日もずっこけたり地団駄踏んだり悔し涙を流したりしながら、時々笑い喜びガッツポーズをしたい。
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人生よい出会いも悪い出会いもあるけれど、無駄な出会いなど一つもない。関係がうまくいかなくてもその中で学んだり強くなったり、会えなくなって何年も経ってからふと思い出し、そこから何かに気づいたり。誰かと出会うたびに生きる力がついていく。明日からもたくさんのよい出会いがありますように。
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大きな志を抱き、何度失敗しても挑戦し続けるのもよいけれど、それよりうんと小さい、人に言うのも恥ずかしいような身近な目標に取り組むことも決して無駄ではない。たとえ簡単なステージでもクリアすれば、自信と達成感というアイテムが手に入り、それらはより難しいステージを戦うための武器になる。
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未来のことと思っていたこともいずれは現実になり、過去となる。未来は必ずしも望み通りとならず、苦しい現実、つらい過去に変わってしまうことも多い。そのことに何故どうしてと拘り立ち止まってしまいがちだが、今この時にも未来はある。変えられない過去から一歩を進め、未来への旅をまた始めたい。
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自分に厳しい人は、周囲にもそれを求めがち。人生がうまく回っている時はそれがプラスに作用することが多いが、逆にうまくいかない時は厳しさが自身の手足を縛り、周囲との関係も緊迫化して悪循環に陥りかねない。思うようにできない自分をまず許して受容することが、負の連鎖脱出の第一歩となるかも。
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新しいことを学ぶのに気負ったり構えたりする必要はない。完璧主義にならず、自分の興味のあることから気楽にあせらず少しずつ。頭の中の知識の引き出しを一つでも増やせれば、多少偏っていようとそれは一生の財産になるし、難しく考えすぎていつまでも入り口で立ち止まっているよりずっと有意義だ。
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何かをきっかけに自分を変えようと決意してもなかなか思うようには変われないもの。でも100変えようとして99がダメで1つしか変われなかったとしても、一見どこが変わったかわからなかったとしてもまずはそれでOK。変わることを信じ変わろうと行動し続けることで、目指す自分は少しずつ近づいてくる。
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家族や恋人、親友など、親しい人のことは何でもわかった気になりがち。だからその人の言動や態度が予想外だと、つい裏切られたと感じたり傷ついたりしてしまう。人は一人ひとり違い、人の心は単純ではなくいつも自分の思い通りにはならない。親しき仲こそそんな当たり前のことを忘れないようにしたい。
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心の痛みは時に厄介。誰かと一緒にいても痛む。笑っても痛む。忘れた頃何かの拍子にかさぶたがはがれたようにぶり返す。他の誰かが痛みを肩代わりできるわけでも、完全に癒せるわけでもない。必要な力を借りつつも最後は自分自身で痛みと向き合うことで、いつかまた新たなかさぶたが心を覆う日が来る。