2
人のために気を遣い、一生懸命に汗をかける人ほど、自分自身にそうすることが苦手だったりする。気づけば心身をすり減らし、疲れ果て、周囲を見回す余裕も失ってしまいがち。疲れたら誰よりも大切な自分のために休むこともお忘れなく。そしてこれも忘れずに。皆そんな心優しいあなたのことが大好きだ。
4
たくさん傷ついたから誰かの痛みを知ることができ、たくさん泣いたから誰かの涙を受け止めることができる。誰にでもその人にしかできないことが必ずある。あなたが今つらく苦しい状況にあっても、いつかあなた自身も周りも少しずつ変わる。そしてあなたにふさわしい居場所や役割がきっと見つかるはず。
5
たとえ自室に篭りSNSの誰かの呟きを読むだけの毎日でも、あなたは一人ではない。そこにも人と人の繋がりは成立する。それは細い一本の糸のようなもので、何かを変える力などほとんどない。それでも一人で歩くには過酷な今の時代、細くても誰かとの繋がりを確かに感じともに歩くことはきっと有意義だ。
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よかれと思ってしたことが裏目に出たり、親密なはずの誰かと険悪になってしまったり、生きるって案外難しい。でも生きづらい日々の中にも時々キラリと宝石のように輝く、楽しく幸せと思える瞬間がある。そんな貴重な輝く瞬間を無数の石ころの中から見つけ、拾い集めながら歩いていくのが人生なのかも。
8
誰かがくれた何気ない一言が、凍えるほどの寒さの中のぬくもりとなり、孤独な暗闇の中のほのかな光となって、人に希望と勇気を与える。私たちの発する言葉は時に人を生命の危機から救うことだってある。私たちはこんなに素敵な道具を持って生きている。せっかくの素敵な宝物、大事に優しく使いたい。
9
あることを嫌だ嫌だと思っているうちに、それが頭の中でどんどん大きくなって、結局四六時中頭から離れなくなりがち。嫌なことほど自然に離れ消えてはいかないもの。だからそれを期待するより、頭の中を他のより楽しく有意義なことで埋め、嫌なことからあえて距離をおいて相対的に小さくしてしまおう。
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たくさんの優しい言葉や高価な贈り物よりも、そっと寄り添い続けることの方が人を救うことがある。ただ言葉やプレゼントを捧げるより、長く変わらずその人を想い、寄り添うことの方がしばしば難しい。苦悩する大切な人に対し、忘れず、目をそらさず、焦らずに寄り添い続けられているか考えてみたい。
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誰かの力になりたいと思っても、その人の抱えるものの重さに圧倒され、ただ共に祈ったり沈黙したり手を握るくらいしかできないことがある。だがそれは決して無意味ではない。その人の抱えるほんの僅かでもしばし分かち合うことはきっとその人の何らかの救いになっているし、あなたは力になれている。
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大切な人が苦悩している時、気のきいた助言ができず困ってしまったという方へ。よほどの緊急事態でない限り、必ずしもすぐに答えは必要ない。ともに考え、悩む姿を見せるだけでも相手には大きな救いになる。直ちに一発回答はできなくても、ずっと一緒に迷路の出口を探す強く優しい味方であり続けたい。
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何かに傷つけられずに済む最も確実な方法は、それと戦わないこと。ストレスに打ち勝とうとしたり、正面から立ち向かって解消するのももちろんよいが、可能ならストレスをかわしたり避けたりうまく距離を置く方法も考えたい。まともに受け止める価値もない、しょうもないストレス源は意外に多いものだ。
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今日も何もできなかったと嘆きたくなる夜。だが無事一日を終えられるのは、目立たぬ無数のことがちゃんとできていたから。それは決して当たり前のことではなく、毎日の地道な苦労と努力の賜物。あなたの平凡な日常は小さな奇跡の連続の上にあることを忘れず、一日の終わりに自分を労い明日を迎えたい。
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100点を一度だけとることよりも、長く60点をとり続けることの方がきっと難しい。最初は100点と思う人間関係でも蜜月は続かず、しだいに相手の欠点が目についてくるもの。だが完璧な人間なんていない。せっかくの出会いや縁をずっと大切にするために、互いの60点を受け入れ、認めていきたい。
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やわらかな陽射しが降り注ぎ、黄金色に輝く早春の海。
あの日を忘れず、今なお続く厳しい現実から目を逸らさず、微力でも自分にできる行動を続けていきましょう。
海に祈りを。空に願いを。
#東日本大震災から8年
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誰にも自慢できない身の丈の小さなことを日々続け、これまた実に小さな幸せを追い求め、時にそれすら叶わず、それでも誰に文句も言わず静かに笑ってまた身の丈のことを地道に続ける。そんな多くの目立たぬ人に光が当たり、その地味な苦労がいつかは報われるような国や世の中であってほしいと切に願う。
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たくさんの優しい言葉や高価な贈り物よりも、そっと寄り添い続けることの方が人を救うことがある。ただ言葉やプレゼントを捧げるより、長く変わらずその人を想い、寄り添うことの方がしばしば難しい。大切な人に対して、変わらず、忘れず、ほどよい距離でずっと寄り添い続けられているか考えてみたい。
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何かに傷つけられずに済む最も確実な方法は、それと戦わないこと。
ストレスに打ち勝とうとしたり、正面から立ち向かって解消、発散するのももちろんよいが、可能ならストレスをかわしたり避けたりする方法も考えたい。
まともに受け止める価値もないようなしょうもないストレス源は意外に多いものだ。
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何かに傷つけられずに済む最も確実な方法は、それと戦わないこと。ストレスに打ち勝とうとしたり、正面から立ち向かって解消するのももちろんよいが、可能ならストレスをかわしたり避けたりうまく距離を置く方法も考えたい。まともに受け止める価値もない、しょうもないストレス源は意外に多いものだ。
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よかれと思ってしたことが裏目に出たり、親密なはずの誰かと険悪になってしまったり、生きるって案外難しい。でも生きづらい日々の中にも時々キラリと宝石のように輝く、幸せと思える瞬間がある。そんな貴重な輝く瞬間を無数の平凡な石ころの中から見つけ、拾い集めながら歩いていくのが人生なのかも。