Dr.Snowman(@doctorsnowman05)さんの人気ツイート(新しい順)

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呼吸はアスリートが力を発揮するためにも重要とされる。われわれが不安に襲われると呼吸は乱れ、それがさらなる不安を引き起こす。日頃から深くゆっくり腹式呼吸する練習を重ねるだけでも、万一の時不安を軽減できる。あまりに身近な呼吸を軽視せずに、時に難敵ともなり得る不安との戦いに活用したい。
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皆不安でいっぱいなのに帰省や里帰り出産までも躊躇われる今日この頃。遠方の家族に会うことすらままならない状況で、友人や知人ならなおさら。家にこもり、会いたいけれど会えない人を想い案じる週末の長い夜。そんな夜は懐かしい写真や思い出の品など引っ張り出しそれらとともに過ごすのもよいかも。
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困難に陥っている時、歯切れよく共感できそうな情報に飛びつきたくなりがち。だがその情報の発信者の経歴に虚偽があったり発信する内容に嘘や悪意が含まれていることは多い。一見よさげな情報を鵜呑みにせず、その情報や発信者が本当に信頼に値するかどうかもうひと手間かけたいものだ。こんな時こそ。
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春の十勝の夕景(音更町)。 息詰まるような日常。時にはこんな人けのない広々とした場所で、きれいな空気を思い切り深呼吸したくなる。
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混乱の時、大きな声や歯切れのよいフレーズほど心に刺さりがち。だが世間で注目される一言が常に正しいとは限らず、逆に人々をミスリードすることもある。正解のない難題を前にして、できるだけ異なる立場からの様々な声に触れ、人に流されず冷静に考えて自らの立ち位置を定め、その微調整を続けたい。
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帰り道。 まだ咲かぬ桜とスーパームーン🌕 9年前、大震災の少し後にもスーパームーンが節電の街に明るく輝いた。 あの夜も今夜も、一変した地上の景色を明るく照らし、見下ろしている。早く元に戻ることを願うかのように。
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どんなに元気な人の心でも、休まず突っ走り続けていればいつかはガス欠に陥り変調をきたす。ずっと突っ走り続けることを強要する社会にも問題はあるが社会はそう簡単には変わらない。忙しい中のちょっとした息抜き、趣味を楽しむ、休める日は休むなど、できるだけ自分自身のエコドライブを心がけたい。
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在宅勤務や外出自粛と言われても、出勤しないと仕事ができず普段より忙しくなった人もいる。職場内外の強いストレスを感じながら働き続けた末に、心が疲れ外来に現れる人も。今後このような人が確実に増える。個々の使命感と責任感に頼るだけでは続かない。それぞれの事情を理解し、温かく見守りたい。
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絶望は人が生きようとする力を削ぎ、最悪その人を殺す。何かがあって世の中が困難に直面する時、その直接的な影響だけでなく困窮や無用な他者との争いで人は絶望に陥りやすい。彼らに最も必要なのは薬や医者より、「具体的な希望」。僕らもそれに繋がる光のような一言を目の前で苦悩する人に紡ぎたい。
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最近の外来。感染症を直接診るわけでもないわが科は一見普段通りだが、患者の顔には不安や疲労の色が。「コロナが心配」「マスクがない」とこぼす人も。何気ない会話を二言三言かわすと少し安心した顔で席を立つ。世界中のリーダーも右往左往する今、僕らの役割は「変わらずここにいる」ことなのかも。
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自分には何も取り柄がないから人の役に立てないなんて、そんなことはない。自分のことだけでも大変な時代なのに、取り柄を探して人の役に立ちたいと願うことだけでも素晴らしいこと。考え探し続けていれば、いつかあなただからこそできることが見つかり、誰かのための大きな力になれる日が訪れるはず。
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基本嘘はついてはいけない。人を傷つけたり陥れたり不安を煽ったりする嘘は特に。だがクスッと笑える小さな嘘は人間関係を円滑にし、深刻な場面の優しい嘘が苦悩する人を救うこともある。あれもこれもダメと過度にピリピリせず、ユーモア溢れる嘘も時にはうまく使って、緊張の今を皆で乗り切りたい。
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まるで映画の中を生きていたような1ヶ月。目の前を覆っていた眩い光が翳り、その影に隠れていた見たくなかったものを目の当たりにし、強い不安とストレスの中で3月を過ごしたという方も多いだろう。明日から新年度だが、答えのない難題との戦いは続く。皆で地に足をつけ、しっかりした気持ちで臨もう。
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今般の感染症、一部感染者が強く非難される例も目立つ。特に未知の病気では原因究明は大切で、確かにある人の行動は多少問題あったかもしれない。だが過度の処罰感情は結果的に原因究明を妨げ、それは結局自分に跳ね返る。不安な難敵との戦いだが、できるだけ「病気を憎んで人を憎まず」で臨みたい。
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誰かの相談に乗りたいと思っても、気のきいたことが言えず沈黙になるのが心配という方は多いだろう。だが沈黙は決して悪いことではない。無理に聞き出さない姿勢は相手に安心感を与え、ともに考え悩む姿を見せるだけで相手には大きな希望になる。沈黙を過度に恐れず、目の前で悩める人に寄り添いたい。
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意見が対立すると感情的にもなりついどっちが悪いかという議論に終始しがちだが、実際はどっちか一方にのみ非があることは多くないし、それ以前にどっちが悪いか決めなくても前に進められることは多い。不毛な犯人探しを延々と続けるより、もっと大切な最優先でやるべきことを見失わないようにしたい。
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不安が続く日々、気がかりなことは周囲の人に言葉で伝えてみるとよいかもしれない。皆同じような不安を抱えているかもしれないし、思わぬ解決へのヒントが導かれるかも。何より言葉に出すことは心身の変調を予防し心の整理にも役立つ。闇雲に行動に走るより、次の一歩がより確かなものになるはずだ。
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自分自身のことすらままならないほどつらく苦しい時でも、大切な人や世の中に思いを馳せる優しいあなた。たとえ今その思いに十分に行動が伴わなくても、その優しさだけで胸を張って生きていく資格がある。そう考える者が少なくともここに一人いる。だから今何もできないからと自分を責めないでほしい。
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人のために気を遣い、一生懸命に汗をかける人ほど、自分自身にそうすることが苦手だったりする。気づけば心身をすり減らし、疲れ果て、周囲を見回す余裕も失ってしまいがち。疲れたら誰よりも大切な自分のために休むこともお忘れなく。そしてこれも忘れずに。皆そんな心優しいあなたのことが大好きだ。
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どんな時も、大切な人やもののためにずっと変わらずにい続ける一人でありたい。様々な雑音や、人と人との争い事、噂や中傷等、周囲は刻々と変わり続ける。それらに全く影響されないのは難しいことだが、できるだけ巻き込まれず振り回されずに適度な距離を置き、変わらずぶれない自分でいたいものだ。
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輝かしい経歴や肩書に飾られても、それらを脱げば僕らは皆弱くてちっぽけな一人の人間。身に纏うものが眩いほどその背後に伸びる影は暗く、眩さの中で強烈な孤独に怯えているのかもしれない。誰もが弱く無力な存在であることに思いを致し、表の顔だけで他者を簡単にわかった気にならないようにしたい。
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バランスのとれたものの見方、考え方は、誰かのため役立ちたいと願う人にとっては本当に大切。だが「結論ありき」の狭く偏った見方しかできず、それを不特定多数が目にする場でわざわざ披瀝してしまう者も多い。大切な人をミスリードしたり傷つけたりしないよう、何事にも広い視野、俯瞰を心がけたい。
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頑張っても報われないと感じることが多い時代。達成感や満足感がなかなか得られない一方で、負の感情が少しずつ心に蓄積していく。たくさん溜まって心が折れてしまう前に、周囲の誰かに小出しにしたい。誰もが抱える満たされぬ思いを皆で分かち合い、小さな頑張りを認め合って、また明日へ漕ぎ出そう。
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権威や専門家と呼ばれる人が言うことでも常に自分にとって正しいとは限らない。二人の専門家が正反対のことを言うことだってある。混乱の時、誰を信じるかで私たちの未来は大きく変わり得る。たった一人の専門家の大きく歯切れのよい一言に飛びつかず、広い視野でじっくり冷静に吟味し考えていきたい。
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せっかくのよかれと思っての言葉や行動であっても、そこにメッセージが伴っていなければ他者の心には響かない。相手に誤解なく真意が正しく伝わり、信頼と安心感を与えられるように、相手に対して発した一言や起こした行動の中に、ささやかでも明確なメッセージが込められているか、時々振り返りたい。