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誰もが人には言えない悲しみや心の痛みを抱えて生きている。それでも大切な人の前では精一杯の笑顔でいようとする。その裏に悲しみや痛みがあるからこそあなたの笑顔はより貴重で魅力的なものになり、大切な人を元気づけることができる。そう考えると人生のどんなこともきっと無駄にはなっていない。
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人生は旅に喩えられる。一人一人の人生には失敗も格好悪いこともあるだろうけれど、皆誰のものでもない自分だけの旅を続けていて、不器用でも歩み続けていれば未来はどうなるかなどわからない。他の人には見えない素晴らしい景色が目の前の道の先に待っているかも。それを信じ次の一歩を踏み出したい。
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華やかなステージに立ってそこで成果を残した人たちは当然賞賛に値する。だがそうではない人たちが値しないということではない。輝かしい目に見える結果を伴わなくても、目の前のことを一生懸命、あるいは誰かのために尽くして一日を終えられたのなら、それは地味だけどあなたの今日残した立派な成果。
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窒息しそうなほど満員の電車に揺られたり、目の前の相手にムカつきながらも深々と頭を下げたり、言うことを聞かない子供に手を焼きつつキッチンに向かったり、誰もが毎日毎日、もの凄い力とエネルギーを費やしながら一日を終えていく。目立たぬ日常の中の自身の地味な奮闘を、最後に讃えて床に就こう。
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大勢が正しいと信じることが絶対に正しいとは限らない。専門家が正しいと主張することだってそう。誰の考えにも偏りはある。だから誰かの「正しさ」に違和感を覚えたっていい。自分の信じる「正しさ」の根拠を追求しつつ他者の異なる意見にも耳を傾けたい。その先にきっと真の「正しさ」が見えてくる。
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自分には何も取り柄がないから人の役に立てないなんて、そんなことはない。自分のことだけでも大変な時代なのに、取り柄を探して人の役に立ちたいと願うことだけでも素晴らしいこと。考え探し続けていれば、いつかあなただからこそできることが見つかり、誰かのための大きな力になれる日が訪れるはず。
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多少の失敗があっても何とか一日過ぎて行くのは、それ以上の成功の蓄積があるから。ただ流れているように見える日常の中にあなたの頑張った成果が眠っている。大人は簡単に人から褒めてもらえない。一日の終わりに小さな成果を拾って自分を褒めよう。失敗を責め続けるよりその方がずっと明日に繋がる。
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あなたの側には何時も変わらずそっと見守ってくれている何かがきっとある。それが何かは人それぞれでよいし、ありふれたとてもちっぽけなものでもよい。でも変わらず見守ってくれるものが確かにあると信じ、何があってもそれを感じ続けられることで、あなたの心は強く揺るぎないものになっていくはず。
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混乱時、不安や気がかりなことは周囲の人に言葉に出して伝えてみるとよいかもしれない。周囲の人も同じような不安を抱えているかもしれないし、思わぬ解決策が導かれるかも。何より言葉に出すことは心の整理に役立つ。整理できないまま闇雲に行動に走るより、次の一歩がより確かなものになるはずだ。
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今夜の地震、今のところ人的被害や大規模停電の情報は入っていないが、まだ寒い冬の夜。
・携帯電話の充電
・飲料水、懐中電灯、携帯ラジオ、そして防寒着やカイロなどを寝床のそばに
・最寄りの避難場所の確認
など今後も「まさか」に警戒をして、その後はできるだけリラックスしてしっかり休息も😴
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緊張や恐怖を感じている方へ。胸とお腹に双方の手を当てお腹に当てた方だけ動くように息を吐いて、吸って、止めてを各3秒かけゆっくり繰り返す。また椅子に腰掛けたり横たわったりして、身体中の各所の力を順々に意識して抜いていく。何もいらずどこでもできるリラックス法で、不安な今を乗り切ろう。
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不安や恐怖に襲われると息は乱れ、さらなる不安を引き起こす。苦しいと感じて速く呼吸しがちだが、かえって苦痛が増し悪循環だ。逆に意識して深くゆっくり、お腹の動きを手で確認しながら呼吸することで、多くの場合不安を軽減することが可能だ。まず呼吸を整え、落ち着いて次に必要な行動に移りたい。
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たくさん傷ついたから誰かの痛みを知ることができ、たくさん泣いたから誰かの涙を受け止めることができる。誰にでもその人にしかできないことが必ずある。あなたが今つらく苦しい状況にあっても、いつかあなた自身も周りも少しずつ変わる。そしてあなたにふさわしい居場所や役割がきっと見つかるはず。
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よかれと思ってしたことが裏目に出たり、親密なはずの誰かと険悪になってしまったり、生きるって案外難しい。でも生きづらい日々の中にも時々キラリと宝石のように輝く、楽しく幸せと思える瞬間がある。そんな貴重な輝く瞬間を無数の石ころの中から見つけ、拾い集めながら歩いていくのが人生なのかも。
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人のために気を遣い、一生懸命に汗をかける人ほど、自分自身にそうすることが苦手だったりする。気づけば心身をすり減らし、疲れ果て、周囲を見回す余裕も失ってしまいがち。疲れたら誰よりも大切な自分のために休むこともお忘れなく。そしてこれも忘れずに。皆そんな心優しいあなたのことが大好きだ。